僕がテント泊に使っているグレゴリーバルトロをレビューする
僕はテント泊用のザックとしてグレゴリーのバルトロを使っています。サイズは65リットル。
夏のテント泊縦走、厳冬期テント泊の時もこのザックを使っています。
テント泊を始めてしばらく経って、理想のこのザックに出会えました。
この記事では僕のお気に入りのザック、バルトロをレビューします。
春の燕岳で使用。
春の甲武信ヶ岳で使用。
目次
背負い心地について
グレゴリーのバルトロは僕が持っているテント泊用ザックの3つ目にあたります。
それまでのザックは歩き始めは問題ないのですが、長いこと背負っていると肩や腰が痛くなってきました。
バルトロに出会ってからは、そのようなこともほとんどなくなりました。
グレゴリーのザックはフィット感がいいことで有名ですが、バルトロはその中でも最上級の背負い心地です。
フィット感を高める工夫が随所に見られます。
まず目につくのが、ヒップベルト・背面パッドの作り込み。
かなりがっしりしています。
幅、厚みのあるヒップベルトが腰をがっちりホールドします。
背面パッドは適度なクッション性があり、ハードシェルなどのツルツルとした素材も滑りにくような素材が張られています。
このザックは腰でザックを背負います。肩ではありません。
重さが負荷分散されて、本当に荷物が軽く感じます。
続いてショルダーベルト。
こちらもヒップベルトと同じく厚みがあり、重い荷物を背負っても肩への負担をやわらげます。
また、ショルダーベルトの付け口が2つあり、自分の背面サイズによりフィットするように調整できます。
歩行中のフィット感を高めるレスポンス・サスペンション
ザックの位置は歩行中に常に水平ではありません。
山を登ったり下りたりすると、体が傾くとともに重たいザックも重心が傾きいて歩行が不安定になります。
そのため、余計な筋力を使い疲れるんですね。
バルトロにはレスポンス・サスペンションという機能があります。
これは、体の傾きに合わせてヒップベルト、ショルダーベルトが動き歩行のバランスを取ることを助けます。
体の傾きに合わせてヒップベルトが上下に動いて体のバランスを助けます
ショルダーベルトは左右に動きザックが体にフィットするように自動調節します。
その他特徴
背面は上から下まで大きく開き、必要なアイテムをすぐに取り出せるようになっています。
下部はテントやシュラフを収納することが多いですが、この部分の荷物も取り出し可能になっていてテント設営時に役立ちます。
シンプルな作りながら、気の利くところにコンプレッションストラップ、紐通しの穴があります。
そのため、冬場の荷物が増えるようなテント泊山行でも効率的にパッキングができます。
雪の権現岳で使用
厳冬期の北横岳で使用
バルトロの短所
短所という短所がないザックですが、値段が高いです。
4万円を超えます(泣)
が、作りもしっかりしていて長く使えるので満足度は高いです。
使い始めて4年が経ちましたが、何の問題ものなく活躍中です。
2017年のバルトロモデル
僕が買ったのは4年ぐらい前だと思います。
今のバルトロはもっと進化していて、レインカバー、アタックザックも付属しているようですね。
いやー欲しいですが、このザック、かなり頑丈でしばらくは買い替えがなさそうです(笑)
グレゴリー バルトロ65 BALTORO 65 シャドーブラック M
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