【丹沢】鍋割山のおすすめコース&アクセス情報、服装について

    鍋割山は丹沢山塊では、大山や塔ノ岳と並ぶ人気の山です。

    自然豊かな森が広がり、沢沿い歩きができ、山頂では目の前に大きな富士山が広がります。

     

    この山が人気な理由の一つに鍋割山荘が出している「鍋焼きうどん」

    苦労して登った山頂で食べるうどんは最高においしく、そこから見る富士山は一生の思い出になりますよ。

    この記事では、鍋割山を初めて登る方に向けて、登山コースやその魅力、おすすめの服装について紹介します!

    鍋割山の山頂から見る富士山
    鍋割山の山頂から見る富士山

    目次

     

    鍋割山登山コースマップ・コースタイム

    鍋割山コースマップ

    鍋割山コースマップを拡大表示する >>

    参考タイム)
    登り(3時間5分)
    大倉バス停(7:30)~二俣(8:40)~後沢乗越(9:35)~鍋割山荘(10:35)

    下り(2時間30分)

    鍋割山荘(11:30)~後沢乗越(12:20)~二俣(13:00)~大倉バス停(14:00)

     

    鍋割山(標高1,272m)は登山初心者から家族連れなど様々な方が登っています。

    峻険な場所も少ないため安心して登れ、往復のコースタイムは5時間半ほど。

    春・夏・秋の季節は人も多く、標識をきちんと確認すれば道に迷うようなこともないでしょう。

     

    ただし、登山口からの標高差は1,000メートル弱あるため、相応の体力が必要になります。

    丹沢の大山と違い、ケーブルカーがないために自分の力で登り下りしなければいけません。

     

    普段運動をしない人、子ども連れの場合、早朝に出発して余裕を持ったコースタイムを設定しましょう。

    また、事前に長時間歩くなどして登山のために体力をつけておくだけでも、当日の辛さは大分違うはずです。

     

    鍋割山のコースポイント

    鍋割山のポイント

    (1) スタート地点の大倉バス停。トイレがある。

    (2) 住宅地を歩いていき、「二俣・鍋割山」の標識から登山道となる。

    (3) 序盤は舗装された平坦な西山林道を歩く。

    (4) 二俣手前で尾関広氏の像がある。ベンチがあるので一息つこう。

    鍋割山のポイント

    (5) 二俣を過ぎると沢を木橋で渡るポイントがいくつかあり、変化があって楽しい。

    (6) 後沢乗越への登りの前に鍋割山荘への水揚げ用のボトルがある。体力に余裕がある人は運んでみよう。

    (7) 後沢乗越への登りは急登となる。

    (8) 乗越から鍋割山へも序盤は急登となる。しばらくすると西方面の眺めが良くなる

    鍋割山のポイント

    (9) 鍋割山の山頂には鍋割山荘があり、トイレもある。

    (10) 鍋割山荘の鍋焼きうどんは具沢山。疲れた体を癒してくれる。

    (11) 山頂の西方面は芝生が広がり、富士山の眺めが良い

     

    鍋割山へのアクセス(電車・バス・車)

    登山口までのアクセス:

    小田急『渋沢駅』から登山口の『大倉』までバスで約25分。

    渋沢駅から大倉までのバスは、土日には朝の7時台~8時台まで1時間に4本と頻繁に出ています。

    9時以降は1時間に2本になります。

     

    大倉バス停近くの大倉駐車場(普通車150台)、水無川駐車場(普通車75台)は朝の8時から利用できます。

    駐車料金は2時間~10時間まで520円、10時間以上で1,040円となります。

    大変混み合うため、朝の8時過ぎに満車になることもしばしば。

    連休時は公共交通機関を使いましょう。

    駐車場について詳しくはこちらの公式ページをご覧ください。

     

    ◆小田急『渋沢駅』までのアクセス
    <東京発>
    東京:JR中央線快速
    |– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – 14分
    新宿:小田急小田原線快速急行
    |– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – 63分
    渋沢
    >>東京発のアクセス情報をヤフー乗換案内で見る

     

    <新宿発>
    新宿:
    小田急小田原線快速急行
    |– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – 63分
    渋沢
    >>新宿発のアクセス情報をヤフー乗換案内で見る

     

    <横浜発>
    横浜
    :相鉄本線特急
    |– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – 24分
    海老名(相鉄・小田急):小田急小田原線快速急行
    |– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – 23分
    渋沢
    >>横浜発のアクセス情報をヤフー乗換案内で見る

     

    ◆【バス】小田急『伊勢原駅』~登山口『大山ケーブル』までのアクセス
    渋沢駅北口
    バスのりば:
    2番のりば
    行先:
    大倉行
    系統番号:
    渋02系統
    下車駅:
    終点「大倉」

    小田急『渋沢駅』から登山口の『大倉』までバスで約25分
    神奈川中央交通で『大倉行』の時刻表を確認する >>

     

    鍋割山の魅力

    鍋割山は首都圏からのアクセスが良く、沢沿い歩きや山頂から富士山を目の前に見れるなど、神奈川県の丹沢山塊の中でも人気のある山の一つです。

    コース序盤は平坦な道が続き、沢を橋で渡る楽しいコースとなります。

     

    鍋割山のおすすめのコース
    鍋割山のおすすめのコース 鍋割山のおすすめのコース

     

    丹沢の大山と比べると、階段が少ない自然豊かな登山道が続きます。

    春から夏にかけては緑輝くブナの森が魅力的。

    鍋割山のおすすめのコース

     

    徐々に空が開けてきて、西方に富士山が見えるようになると頂上はすぐそこ。

    山頂は東からは相模湾が大きく見渡せ、西は富士山が大きく見えます。

    鍋割山名物の「鍋焼きうどん」を西側の芝生の上で、富士山を見ながら食べるのがおすすめ。

    鍋割山のおすすめのコース鍋割山のおすすめのコース
    東方面の景色
    鍋割山の山頂から見る富士山
    西方面の景色
    鍋割山のおすすめのコース
    鍋割山荘名物の鍋焼きうどん。山荘ではビールも売っている。

     

    鍋割山の登山の服装・装備

    鍋割山山頂から下山

    ■春・夏・秋の場合

    できれば登山用のウェア・装備を揃えた方がいいです。

    汗抜けの良い化学繊維のベースレイヤー、パンツがあると快適に登山ができるでしょう。

    沢沿いの登山道がありますので、防水性能のある登山靴を履くことをおすすめします。

    雨の翌日には沢の水量も多くなります。

     

    登山用ウェア・装備がない場合は、化繊のランニングシャツ、ジャージなどのスポーツ素材のものを着て、普段使っているリュック、底が厚めの運動靴を準備しましょう。

    初春・晩秋などの寒い季節の場合は、ダウンジャケットをリュックに入れておくと安心です。

    鍋割山の山頂は平地よりも7度ほど気温が低いため、平地の気温が15度の場合は、山頂では10度以下ととても寒くなります。

     

    鍋割山登山の道具でおすすめの一つがトレッキングポールです。

    序盤は平坦な道が続きますが、後半からは急登が続きます。

    特に復路の下りの時は活躍するでしょう。

     

    レキ(LEKI) 登山 トレッキング ポール 三段折りたたみ式 マカルーライト

    ◆関連記事
    トレッキングポールの選び方 – グリップの形状に注目!レキのポールを交えて説明する

     

    登山の服装について基本を知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
    ・(夏・春・秋)登山・トレッキングの服装・レイヤリングの基本
    ・僕の日帰り登山の「持ち物・装備」を詳しく写真で紹介する

     

    また、より楽しく・安全に登山を楽しみたい方は、こちらの記事も参照してみてください。
    ・登山初心者が知っておきたい10のこと

    ◆関連記事
    ・登山用ウォーターキャリーと水筒の選び方
    ・僕がおすすめする山ごはん

     

    ■冬の場合

    冬の鍋割山は雪が積もることがあります。

    そうなると、アイゼンなどの雪山の道具が必要になりますので、登山初心者には難しい山になります。

    登る場合は、事前に天気予報をチェックしましょう。

     

    鍋割山登山の写真付き記事

    鍋割山の登山レポートを紹介します。

    写真もいっぱい載せていますので、これから鍋割山に登ってみたい方はコースの雰囲気が分かると思いますのでご覧ください。

    丹沢の「鍋割山」で富士山を見てきた >>
    鍋割山で眼鏡を失くしたけど、水運びをして鍋割山荘の鍋焼きうどんが美味しかった >>

     

    山と高原地図 丹沢 (山と高原地図
    山と高原地図 丹沢 (山と高原地図 29)

     

    ◆関連記事
    ・神奈川県丹沢のおすすめ山8選 – 登山のレベル別に紹介する
    ・登山の歩き方のコツ – 疲れにくい歩き方
    ・僕の日帰り登山の「持ち物チェックリスト」必需品・便利グッズを書いていく

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    ニックネーム:TA-DA
    日帰りからテント泊、雪山を愛する山男

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