【丹沢】大山のおすすめ登山コース&アクセス情報、服装について

    僕は丹沢の大山を愛していて(笑)、かれこれ20回ほど登っています。

    というのも、僕は神奈川県に住んでいて、大山を含めた丹沢の山々は僕にとってはホームグラウンド。

     

    大山は奥多摩の「高尾山」や「御岳山」を登った登山初心者が、その次に登るのに最適なレベルの山です。

    全くの初心者でも、事前に情報を収集し、天気が晴れの日を選べば問題ないでしょう。

     

    この記事では、大山を初めて登る方向けに大山の登山コースやその魅力、服装について詳しく紹介します!

    また、最後に大山の遭難のポイントを説明します。

    目次

     

    丹沢大山の山頂からの景色
    大山の山頂からの景色

     

    【丹沢】大山登山口までのアクセス・登山コース概要

    登山口までのアクセス:
    小田急『伊勢原駅』から登山口の『大山ケーブル』までバスで約25分
    バスの詳細についてはこちら

    大山ケーブルカーバス停
    伊勢原駅から大山ケーブルまでのバスは、朝の7時台~18時台まで1時間に3~4台と頻繁に出ている

     

    山頂の標高:1,252m

    大山ケーブルバス停から山頂までの標高差:942m

    参考コースタイム:
    4時間(登り2時間20分 / 下り1時間40分)

    ※登り下りケーブルカー利用時(阿夫利神社駅起点):
    2時間40分(登り1時間30分 / 下り1時間10分)

     

    大山登山コースマップ

    神奈川県 丹沢大山登山コースマップ

     

    大山コースマップを拡大表示する >>

     

    大山登山コース詳細(参考タイム)

    登り(2時間15分)
    大山ケーブルバス停(8:45)~大山寺(9:10)~阿夫利神社下社(9:35)~夫婦杉(10:00)~富士見台(10:35)~大山山頂(11:00)

    下り(2時間)

    大山ケーブルバス停(11:40)~見晴台(12:35)~阿夫利神社下社下の売店(13:00)~阿夫利神社駅【ケーブルカー】(13:20)~大山ケーブル駅(13:27)~大山ケーブルバス停(13:40)

     

    大山は登山初心者、お年寄り、家族連れなど様々な方が登る山です。

    危険度も少なく安心して登れます。

    また、春・夏・秋の季節は人も多く、道に迷うようなこともないでしょう。

     

    ただし、標高差は900メートルを超えるため、登り応えのある山です。

    決して、軽登山やハイキング程度の山ではありません。

    普段運動をしない人、子ども連れの場合、余裕を持ったコースタイムを設定しましょう。

    また、ケーブルカーを利用することを検討しましょう(後述)。

     

    大山 登りのポイント

    大山登りのポイント

    (1) こま参道は大山の名物、とうふ料理、猪料理のおみやげ、飲食店が並びます。

    (2) ケーブルカーを使うと見ることができない大山寺。紅葉の時期には、寺周辺のもみじが赤く染まります。

    (3) 阿夫利神社は観光客も含めて大山で最も賑わう場所。湘南方面の景色もいいです。

    (4) 大山で富士山を見ることができる数少ないポイントの富士見台。秋冬は富士の見れる確率が高いです。

     

    大山 下りのポイント

    【丹沢】大山下りのポイント

    (5) 雷ノ峰尾根は気持ちのいい森の道が続きます。ブナの原生林が生える貴重な場所。

    (6) 下山ルートで休憩ポイントとなっている見晴台は東側が開けていて眺めがいいです。

    (7) 大山で数少ない滝のスポット二重滝

     

    大山へのアクセス(電車・バス)

    登山口までのアクセス:
    小田急『伊勢原駅』から登山口の『大山ケーブル』までバスで約25分。

    伊勢原駅から大山ケーブルまでのバスは、朝の7時台~18時台まで1時間に3~4台と頻繁に出ています。

    駐車場は込み合うため、公共交通機関を使いましょう。

     

    ◆小田急『伊勢原駅』までのアクセス

    <東京発>
    東京:JR中央線快速
    – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – 14分
    新宿:小田急小田原線快速急行
    – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – 49分
    伊勢原

    >>東京発のアクセス情報をヤフー乗換案内で見る

     

    <新宿発>
    新宿:小田急小田原線快速急行
    – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – 49分
    伊勢原

    >>新宿発のアクセス情報をヤフー乗換案内で見る

     

    <横浜発>
    横浜:相鉄本線特急

    – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – 24分
    海老名(相鉄・小田急):小田急小田原線快速急行
    – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – 9分
    伊勢原

    >>横浜発のアクセス情報をヤフー乗換案内で見る

     

    ◆【バス】小田急『伊勢原駅』~登山口『大山ケーブル』までのアクセス

    伊勢原駅北口
    バスのりば:4番のりば
    行先:大山ケーブル行
    系統番号:伊10系統、伊11系統
    下車駅:終点「大山ケーブル」

    神奈川中央交通で『大山ケーブル行』の時刻表を確認する【平日、土曜、休日】

     

    大山が人気の理由

    大山は神奈川県で多くの人が訪れる山の一つです。

    人気の理由は、首都圏からのアクセスが良く、それでいて豊かな自然を体感でき、山頂からの眺めが良いためです。

     

    また、ケーブルカーがあるので、体力のない方でも山の中腹まで行くことができます。

    ケーブルカーを降りた場所からでも眺めが良く、また出店も並んでいるため、観光スポット・デートスポットとしても人気となっています。

     


    運が良ければ野生の鹿に遭遇することも


    紅葉のシーズンは多くの人でにぎわう


    ケーブルカーを降りてすぐの場所には出店が並び人でにぎわう


    ケーブルカーで行ける阿夫利神社下社からの景色も良い


    大山寺本堂への階段
    大山寺などの歴史ある場所も魅力の一つ

     

    大山 富士見台
    天気が良ければ富士見台から富士山が見える

    大山 雷ノ峰尾根
    春から夏にかけては緑輝く森が広がる

    大山山頂 公衆トイレ前から見る景色
    冬の晴天の大山山頂からの見る絶景

     

    大山の紅葉の季節

    大山は11月上旬から葉っぱが色づき始め、11月中旬から下旬にかけて紅葉の最盛期を迎えます。

    人気のスポットは、「大山寺」や「阿夫利神社下社」付近のモミジがある場所です。

    最盛期には真っ赤に色づきます。

     

    紅葉の大山
    阿夫利神社下社付近のモミジ

    大山の紅葉

    紅葉の大山
    大山寺周辺のモミジ

     

    11月に入ると紅葉狩り人で大山は一層活気づきます。

    この季節は夜もケーブルカーが走っており、ライトアップされた紅葉を見ることできます。

     

    また、この季節限定で阿夫利神社下社前では「モミジ汁」という豚汁が100円程度で販売されます。

    肌寒い季節に食べる温かい豚汁は最高ですよ。

     


    紅葉のシーズン限定で販売されるモミジ汁

     

    登山初心者、体力に自信がない、子ども連れの方が登る場合

    大山ケーブルカーを使う

    大山ケーブル駅 → 阿夫利神社駅(所要時間6分)

    登山初心者、体力に自信がない方、小さな子ども連れの方は、大山ケーブルカーを使って山の中腹まで一気に標高を上げましょう。

    大山ケーブルカーを使えば、標高差400メートルをわずか6分で駆け上がります。

     

    大山ケーブル駅は「大山ケーブル」バス停から歩いて10分程度の場所にあります。

    登山道右手に見え、いつも人が並んでいるのですぐに場所は分かるでしょう。

    終点の阿夫利神社駅は標高が678メートルのため、山頂までは残り574メートルの標高差となり、かなり体力を温存できます。

     

    大山ケーブルカーを使う
    窓が大きい大山ケーブルカー

    大山阿夫利神社駅 ケーブルカー
    帰りにもケーブルカーを使えば筋肉痛も抑えられるでしょう

     

    ケーブルカーの料金は大人が往復で1,100円、子どもは550円。

    ゴールデンウィークや秋の紅葉の季節は、料金が100円ほど料金が上がります。

     

    山頂の売店を活用する

    登山で荷物が重くなり体力が奪われます。

    そして、荷物が重くなる原因の一つは水などの飲料です。

     

    登山では大量に汗をかくため、1リットル、2リットルと飲み物が必要となります。

    2リットルとなれば、2キロの重量です。

     

    大山山頂には売店があるため、登りの飲み物は持参して、帰り飲みものは売店で購入すると体力を温存できます。

    缶ビールや食べ物も売っていますが、山頂価格で割高となっています。

     

    大山山頂の売店
    大山山頂の売店。水やスポーツドリンクなどは300円~400円、缶ビールは500円。

     

    大山登山の服装

    春・夏・秋の場合

    登山の服装は、晴れの日で風が強くない場合は、登山専用の服や道具を揃える必要はありません。

    ただし、服装は素材が綿のものは避けましょう。

    ジーパンもNGです。

     

    登山の服装

     

    素材が綿の場合、汗で服が肌にまとわりついて動きづらいだけでなく、服が汗で濡れることで体温が下がり、体調不良の原因にもなります。

    化繊などのランニングシャツ、ジャージなどのスポーツ素材のものを着ましょう。

    道具は普段使っているリュック、底が厚めの運動靴(コンバースなどは不可)、帽子などでいいでしょう。

     

    初春・晩秋などの寒い季節の場合は、ダウンジャケットをリュックに入れておくと安心です。

    大山の山頂は平地よりも7度ほど気温が低いため、平地の気温が15度の場合は、山頂では10度以下ととても寒くなります。

     

    登山の服装について基本を知りたい方は、下記の記事を読んでください。

    登山の服装

    (夏・春・秋)登山・トレッキングの服装・レイヤリングの基本 >>

     

    また、より楽しく・安全に登山を楽しみたい方は、こちらの記事も参照してみてください。

    登山の歩き方のコツ - 疲れにくい歩き方

    登山初心者が知っておきたい10のこと >>

     

    人が多い大山ですが、予め地図や登山本を購入して読んでおくと、いざという時のリスクを軽減できます。

    低山でも山は山。

     

    山では度々遭難が起こっていることは皆さんもご存じだと思います。

    大山でも過去に遭難が起きています。

    地図を購入して読み込み、またインターネットで情報収集することで自分の身を守りましょう。

     

    山と高原地図 丹沢 (山と高原地図 29)
    山と高原地図 丹沢 (山と高原地図 29)

     

    冬の場合

    丹沢大山の雪
    雪の積もった大山

     

    冬の大山はとても寒く、雪が積もることもあります。

    雪が降ると、チェーンスパイクやアイゼンなど登山専用の道具が必要になり、また凍った地面で滑落しない歩き方などを知っていなければなりません。

     

    こうなると普段から登山をしていることが望ましい山になります。

    登山初心者で初めて大山に登る場合は遭難のリスクを避けるために、春・夏・秋の季節に登りましょう。

     

    冬の大山は晴天率が高く、空気の透明度も高いために眺めが良くなります。

    富士山や丹沢の山々、遠く江の島や横浜の街並みを見ることができます。

     

    大山 イタツミ尾根から富士山を見る
    冬の大山山頂から見た富士山、塔ノ岳

     

    大山の遭難のポイント

    歩きやすい大山ですが、それでも毎年のように遭難が起きています。

    特に多いのが転倒・滑落、その次が道迷いとなっています。

     

    転倒・滑落は下山時が9割以上

    大山での転倒・滑落は9割以上が下山中に起きています。

    特に多いのが、下山の中盤~後半です。

     

    阿夫利神社下社から大山寺への道、男坂の下山中の転倒・滑落が目立ちます。

    どちらも傾斜のきつい石段です。

     

    この辺りでは、登山を普段しない方は脚の疲労もピークなっていて、バランスを崩して転倒していると思われます。

    阿夫利神社下社まで下りてきて、疲労を感じる場合はケーブルカーを利用しましょう。

    特に男坂の石段は数十段の高さがある場所もあり、転倒した場合は大怪我になる可能性があるので避けましょう。

     

    丹沢大山の遭難
    大山寺から下社への石段。登りでは何ともなかった道も、脚に疲労がたまると転倒・滑落につながります
    丹沢大山の遭難
    疲労が濃い場合は男坂ではなく女坂を、もしくはケーブルカーを利用しましょう

     

    道迷いは「十六丁目追分の碑」の蓑毛分岐で発生

    冒頭に紹介した「大山コースマップ」の登り道を見てみると、「阿夫利神社下社」→「夫婦杉」→「蓑毛分岐」と記載しています。

    道迷いのポイントはこの「蓑毛分岐」です。

     

    蓑毛分岐には「十六丁目追分の碑」という大きな石柱が立っています。

    阿夫利神社下社へ下山中、この分岐を間違えて右に行くと、全く違う南の方角へ下りていくことになります。

    阿夫利神社下社へは、この分岐を左に行くのが正解です。

     

    丹沢大山の遭難
    「十六丁目追分の碑」のある蓑毛分岐
    丹沢大山の遭難
    登山道が分かれているが、阿夫利神社下社へは左に行くのが正解

     

    ここから蓑毛への道は人も少なく分岐も多いため、地図を持っていない人は自分がどこに向かっているか分からなくなるかもしれません。

    「道に迷ったな、思っていたのと違う道を歩いているな」

    と思ったら、すぐに引き返しましょう。

    迷ったと思ったら、すぐに引き返すのが道迷いから脱出する鉄則です。

     

    「前の人がそこに歩いていったから付いて行った」

    「何となく、ここを登ってきたような気がする」

    というような甘い判断が道迷いにつながります。

     

    この場所にも道標があるので、必ず確認しましょう。

    また、道が合ってるか自信が持てない場合は、周りの人に尋ねましょう。

     

    大山登山の写真付き記事

    最後に大山の登山レポートの記事を紹介します。

    写真もいっぱい載せていますので、これから大山に登る方、登ってみたい方はコースの雰囲気や、大山の魅力についてより深く分かると思います。

     

    夏の丹沢の大山に登る >>

    雪の残る冬の丹沢大山を登る >>

     

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    ・僕の日帰り登山の「持ち物・装備」を詳しく写真で紹介する
    ・日帰り登山「装備・持ち物リスト」(積雪期・無積雪期)エクセル・PDF
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