テント泊でサンダルを履いて過ごすということ
テント泊は本当に疲れる。でも止められません。
なぜ、楽しいんだろう。
まあ、あの疲労感、たまりません(笑)
重い荷物を背負って山に登り、ホッと息つく瞬間はテント場が見えてきた時。
「やっと着いた! 長かったなー」
なんて思いながら、受付で代金を払い、テントを張る場所を探します。
ここからがもう一苦労。
テントを張らなきゃいけない(泣)
本当はすぐにでも寝っ転がりたい。ビールも飲みたい。
疲れた体に鞭打って、テントを立てる。
ザックと荷物をテントに押し込む。
そして、登山靴を脱ぐ。
「あ~~」と、言う声が出ちゃうぐらいの安堵感。
僕が本当に落ち着くのは、この登山靴を脱いだ時。
テント場に着いた時じゃなくて、この靴を脱いだ瞬間です。
締め付けられた足が、重い登山靴から解放されたその瞬間に「最高に」リラックスできます。
靴下を脱げば、天にも昇る気持ち。
戦場から戻ってきた騎士が重い鎧を脱いだ時、こんな感じの気持ちになったに違いない(笑)
テントを張ったらテントの中で少し寝転んで、気持ちが落ち着いたら散策に出かけます。
「もう、登山靴を履きたくない!」
そう、今はリラックスタイム。そんな散策のお共はサンダルです。
サンダルを履いて、歩くのが気持ちいい。
裸足になった足先に、草や地面を感じるのが僕はすごく好きです。
僕が使っているサンダルは、モンベルのソックオンサンダル。
その名の通り、靴下のままでもはけるサンダル(寒いときはそれもいいね)。
夕方前にはこのサンダルを履いて、水場に水汲みに。
足先を石や岩にぶつけないように注意しながら歩いていく。
クロックスみたいに足先が守られていないけど、嵩張らないし、ものすごく軽い。
お気に入りのサンダルです。
でも、クロックスにも興味あるなー。
はき心地は間違いなさそうだし、今度買って山に持って行ってみようかな。
水を汲んでテントまで戻ったら、クッカーとバーナーを取り出して夕ごはんの準備。
天気が良ければ、サンダルを履いてテント脇でね。
山で食べるごはんは最高!
山ごはんはすぐには食べられない。
アルファ米はちょっと時間がかかる。お湯を入れて15分くらい待つ。
その待ち時間にビールをちょびちょびと飲み始める。
「これだよ! テント泊が最高なのは!」
そして、ふと思う。
僕は何で辛い思いをしてまで、テント泊をしているんだろうか?
その答えの一つは、このごはんとビールであることは間違いない(笑)
mont-bell(モンベル) ソックオン サンダル
[クロックス] サンダル クロックバンド クロッグ
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