僕がテント泊をおすすめする理由
「日帰り登山にも慣れてきたし、次はテント泊かなー」
「でも、自分なんかにできるだろうか。周りに仲間もいないし…」
心配ご無用!(笑)
僕は単独でテント泊を初めて、今では極寒の雪山でもテント泊をしています。
登山をやっているなら、テント泊をしないなんてもったいないです!
テント泊の魅力?おすすめする理由は山ほどありますよ!!
目次
- 夜空に輝く星空を見れる
- 素晴らしい日の出、美しい夕焼けを見られる
- 真っ暗な、静かな夜を感じられる
- 山でおいしい夜ごはんを食べられる
- ひたすら続く縦走路が気持ちいい
- テント泊の道具選びが楽しい
夜空に輝く星空を見れる
夜の山で出会える光景、その一つが夜空に輝く星空です。
まばゆいばかりに輝く星空は、街から遠く離れた山ではいっそう輝きます。
東京でも奥多摩の雲取山に行っちゃえば、満点の星空と流れ星を見ることができます!
雲取山の星空。実物は写真では伝えられない圧倒的な光景。
素晴らしい日の出、美しい夕焼けを見られる
僕がテント泊でテンションが上がるのが日の出です!
一番好きな景色は、日が昇る直前のトワイライト(薄明)の時間帯。
赤・黄・青のグラデーションが空に広がりとても美しいです。
『すごーい!』、『きれーい!』、『おー!』 という声が周りから聞こえます(笑)
そんな普段の生活では見れない景色がそこに広がります。
雲取山から見たトワイライト
北アルプスの燕山荘のテント場から見た朝日。雲海から上る太陽は最高でした。
雲ノ平のテント場で見た夕日に照らされる黒部五郎岳
真っ暗な、静かな夜を感じられる
光がない闇、車の音もTVの音も聞こえない完全な静寂。
周りのテントから聞こえてくるヒソヒソ声。
地上では感じられない、完全な闇を体験できるのもテント泊の醍醐味。
最初はその状況が少し不安ですが、慣れると心地よくなってきます。
ただ、人の多いテント場だといびきが聞こえることもありますが(笑)
山でおいしい夜ごはんを食べられる
山で食べるご飯は格別ですよねー
重い荷物を背負って、疲れた体でテントを張って、そしてビール片手に食べるご飯はさらに格別です。
日帰り登山のように帰り道を気にする必要もないので、ゆっくりと景色を見ながらご飯を食べられるのがテント泊の魅力。
気温が下がった夕方頃にテントから足だけ出して、夕日に染まった山を見ながら、「寒いなー」なんて言いながら食べるご飯もまた美味しいのです。
ひたすら続く縦走路が気持ちいい
北アルプスなどの広大な山域となると、縦走路もそれは壮大になります。
時には雲を眼下に見ながら、そう、まるで雲の上を歩いているような山行を経験できます。
そして、ひたすら山、山、山。
風の音、鳥の声を聴きながら、ひたすら続く縦走路を歩くのは気持ちがいいです。
黒部五郎岳へ向かう縦走路。一方向にいくつもの百名山が並ぶ。
テント泊の道具選びが楽しい
お金を使うのって楽しいですよね(笑)
テント泊にはたくさんの山道具が必要になります。
テント選び、シュラフ選び、マット選び、まだまだこんなもんじゃありません。
こちらの記事で僕のテント泊道具を紹介していますが、揃えるものはいっぱーいあります。
お金はその分なくなりますが、それ以上の価値ある体験ができ、一生忘れられない素敵な思い出もいっぱいできます。
テント泊をすれば、山道具にも、山にも詳しくなって今まで以上に登山が楽しくなりますよ。
テント泊は楽しいのですが、時には風が強かったり、雨が降ったりすることもあります。
そんな時はテントが激しく揺れ、雨がテントにバチバチと音を立てて当たり、なかなか寝付けないこともあります。
でも、そんな非日常・自然のすごさを経験できるのもテント泊の魅力です。
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