登山用ウォーターキャリーと水筒の選び方 – おすすめはナルゲンと&水筒はサーモス一択!

    登山では水の確保、摂取はとても重要になります。

    特に春・夏・秋の季節は汗を大量にかくので、なおさら重要です。

    この記事では、登山用ウォーターキャリーと水筒の必要性や使い方を紹介します。

    ウォーターキャリー・水筒

    目次

     

    ウォーターキャリーの必要性は?

    ウォーターキャリーは水を確保しておく道具です。

    水筒、もしくはペットボトルなどの飲み物がなくなった場合や、水を沸かして食べ物を作る時にウォーターキャリーの水を使います。

    登山中に水がなくなること見越して、もしくは水がなくなった場合の保険としてウォーターキャリーをザックに入れておきましょう。

     

    ペットボトルに水を入れておくことで問題ないのでは?

    と思われる人もいると思います。

     

    基本的にその考えは間違っていません。

    水を確保するという意味では、ペットボトルでもウォーターキャリーでも同じです。

    違いは何かと言うと、その機能性です。

    ウォーターキャリー
    写真はウォーターバッグ。使った分だけ折りたためてザックのスペースを有効活用できる。

    ウォーターキャリーの機能性、特徴

    ウォータキャリーの中で、ウォーターバッグは携帯性に優れています。

    柔らかい素材でできていて、水がなくなった分だけコンパクトになり、ザック内のスペースを確保できます

     

    ウォーターバッグで気を付けておきたい点は掃除のしにくさです

    そのため、僕は水以外は入れません。

    そうすることで長く使用できると思います。

    味をついた飲み物を入れると、そのにおいがウォーターキャリーに残ることがあります。

    ウォーターキャリー

    ナルゲンのウォーターボトルは硬いプラスチックでできていて、柔らかいウォーターバッグとは対照的。

    その特徴は耐熱耐冷温度が-20℃~100℃というところ。

    飲み物を入れて凍らせたり、暖かい飲み物を入れることができます。

     

    冬場のテント泊では湯たんぽ替わりとして重宝します。

    最近ではこのナルゲンのボトルばかり使っていますね。

    掃除も簡単、少々荒く扱っても大丈夫(笑) すごく便利です。

    ナルゲンのウォーターボトル
    登山に持って行く水の量は?

    nalgene(ナルゲン) カラーボトル 広口1.0L トライタンボトル グレー 91311
    nalgene(ナルゲン) カラーボトル 広口1.0L トライタンボトル グレー 91311

    ウォーターキャリーの容量について

    ウォーターキャリーには容量がいくつか用意されています。

    確保する水の量は人(体重や体質)によっても、山行内容によって違います。

    自分に適切なものを考えて選びましょう。

     

    必要な水の量は季節により違いますし(夏は多く、冬は少ない)、自炊するか(水を使って料理をするか)どうかでも違ってきます。

    また、これから行こうとしている山に水場があるかどうかによっても確保しておく水の量の考え方は変わります。

    テント泊が続き、水の確保が難しいと想定される山行の場合は、遭難のリスク回避のために水を余分にもっていくことになります。

    ◆関連記事
    登山に必要な水の量
    登山の水分補給 – どれぐらいの量を持って行き、確保したらいいのか

    おすすめのウォーターバッグ

    人気があるのはPlatypus(プラティパス)です。僕も使ったことがありますが、信頼できる商品です。

    Platypus(プラティパス) プラティパス 2 25601
    Platypus(プラティパス) プラティパス 2 25601

    僕が今使っているのは、モンベル(mont-bell) フレックスウオーターパック1.5Lです。

    なぜ、プラティパスじゃないかというと、ただ単にプラティパスには1.5リットルの商品がないからです(笑)

    僕にはちょうど1.5リットルの容量が合っています。

     

    登山で使用する水筒について

    登山用におすすめの水筒については、THERMOS(サーモス)一択ですね

    普段使いをされている方も多い人気の水筒です。

    ちなみに、登山界ではサーモスではなく、テルモスと呼ぶ人も多いです。

     

    > ヤッケって何? テルモスとサーモス。登山用語について調べてみる

    サーモスの水筒は、保温・保冷力が優れていて、結露せず、漏れることがありません。

    僕が持っている3タイプの水筒を紹介します。

    サーモス
    左がフタを回すタイプ、右がワンタッチオープンタイプ。
    一つ目はワンタッチオープンタイプで、これは登山中に歩きながら飲むときに使います。

    片手で操作ができるので重宝します。

     

    二つ目はフタを回して開けるタイプのものです。

    これは普通に飲み物を入れる場合もありますが、飲み口が大きいため寒い時期にコーンスープなどを入れたりする時に便利です。

    サーモス 水筒 真空断熱ケータイマグ 【ワンタッチオープンタイプ】 500ml オールブラック JNL-502 ALB
    サーモス 水筒 真空断熱ケータイマグ 【ワンタッチオープンタイプ】 500ml オールブラック JNL-502 ALB

    サーモス 水筒 真空断熱ケータイマグ 500ml エスプレッソ JNO-501 ESP
    サーモス 水筒 真空断熱ケータイマグ 500ml エスプレッソ JNO-501 ESP

    三つ目は、山専用ボトルとして人気のFFX-900です。

    このボトルは厳冬期などの寒い時期の登山にもおすすめです。

     

    通常のサーモスと違うところはその保温性能が高いことです。

    寒い季節だと、6~7時間経つと普通のサーモスでは液体が常温近くに戻りますがこのサーモスでは温かさを持続します。

    テルモス 登山水筒

    最初使った時はその保温持続性に感動しました!

    長い時間が経っても湯気が出ます。

     

    夏には登山前に氷を詰めて飲み物を入れておけば、長い間冷たい飲み物が飲めます。

    また、冬場や初春、晩秋などの寒い季節には温かい飲み物を入れておけば冷えた体を癒せます。

    登山用のバーナー(ストーブ)がなくてもこの水筒に朝お湯を入れておけば、山頂ではカップラーメンを食べることができましょ。

    THERMOS(サーモス) 山専用ステンレスボトル900ml


    ◆関連記事
    THERMOS(サーモス) 山専用ステンレスボトル レビュー
     

    ウォーターキャリーや水筒の特徴を動画で分かりやすく説明しましたので、是非ご覧ください。

     

    袋タイプのポカリスウェットのすすめ

    記事の最後に袋タイプのポカリスウェットをおすすめしたいと思います。

    先にも書きましたが、僕はウォーターキャリーには味が付いた飲み物を入れないようにしており、味が付いた飲み物は水筒がペットボトルで持ち歩くようにしています。

    水筒やペットボトルの飲み物がなくなった場合は、ウォーターキャリーから水を補給するのですが、その際は袋タイプのポカリスウェットを入れています。

    必要な分だけ粉を入れられて味の濃さも調節できます。

     

    大塚製薬 ポカリスエット 74g×5袋
    大塚製薬 ポカリスエット 74g×5袋

    ◆関連記事
    ・登山用バーナーの選び方【動画あり】
    ・僕がおすすめするクッカー、登山用食器、カトラリー【動画あり】
    ・登山リュック(ザック)のベストな選び方(1) – 容量の決め方・見るべきポイント
    僕がおすすめする山ごはん・行動食について(フリーズドライ・レトルト・缶詰で究める山飯)

    Pocket

    ニックネーム:TA-DA
    日帰りからテント泊、雪山を愛する山男

    スポンサーリンク


    本日の人気記事

    コメントはお気軽にどうぞ

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

    内容に問題なければ、下記の「コメントを送信する」ボタンを押してください。