登山の靴下のベストな選び方 – おすすめの靴下はフィッツとスマートウール


    登山靴下の選び方

    登山はザックを背負いながら長時間歩き、足裏に継続的に負荷がかかります。

    加えて、足先はとても汗をかきます。

    靴下が汗で濡れた状態が続くと、皮膚が柔らかくなりマメ・靴擦れの原因になります。

    そのため、これらに対処する登山の靴下は、足の負担を減らす重要なアイテムです

     

    僕が思う良い登山の靴下の条件は、

    • クッション性があり、足裏の負荷を軽減
    • 汗を素早く吸収して、足先を快適な状態に保つ
    • 長時間の負荷の歩行でも性能が落ちない丈夫さ

    この3点にあります。

     

    目次

     

    良い靴下は足裏の負担を軽減する

    登山靴下の選び方

    僕は重いザックを背負っている時、足の指にマメができたり、足裏に疲労がたまって歩行が辛くなることがありました。

    最初は靴が足に合っていないものだと思っていましたが、靴を変えても駄目で、特に長距離を歩いている時がひどい状態でした。

     

    「歩き方が悪いのかな」

    と思っていた時期もあったのですが、ある時から足裏の疲れが軽減されました。

    それは靴下を新しく変えてから。

     

    足裏の疲労が軽減され、マメができにくくなった思われる要因は次のことです。

    • 靴下のクッション性
    • 靴下に湿気を溜めない

     

    クッション性については、ある程度の厚みがあると足裏への衝撃が減ります。

    そして、これは登山を始めてしばらく経って知ったことですが、マメや靴擦れは汗・湿気により皮膚が柔らかくなるとできやすくなります。

    足から水分を吸収して適度に放出するメリノウール素材は、マメ・靴擦れ対策としてもいいことが分かりました。

     

    ◆関連記事
    登山の靴擦れ・マメができる原因と対策

     

    おススメの登山の靴下

    靴下にはお金をかけていなかったのですが、靴下の重要性に気づいてからはいくつか買っては試しました。

    良かったもの悪かったものも色々ありました。

    僕が最終的に落ち着いたのは、「フィッツ」と「スマートウール」、それから国内ブランドの「ファインテック」という3つの靴下です。

     

    フィッツ(FITS)

    靴下 フィッツ(FITS)

    靴下 フィッツ(FITS)の裏側

     

    フィッツは肌触りが最高です。履いていて気持ちいい、僕のメインの靴下。

    靴下専門のメーカーだけあって、足を靴下に通した瞬間に上質であることが分かります。

     

    フィッツの靴下の特徴は、靴下の部位によって生地の圧縮率が違うところ。

    足先はやや軽めの生地で汗抜けが良くて指が動かしやすく、かかとや足の甲はより強い生地で頑丈になっています。

    また、足首より上にかけては生地の締め付けがなく、ぴたっと軽やかフィットします。

     

    フィッツの靴下は生地の厚さ・クッション性によって3タイプに分かれています。

    夏場の日帰り登山ならライト、荷物が重く縦走をする人、テント泊をする人はミディアムをおススメします。

     

    ◆ライト
    夏場の暑い時期は快適
    ・足への負担が小さい日帰り登山

    FITS(フィッツ) ライトハイカークルー
    FITS(フィッツ) ライトハイカークルー

     

    ◆ミディアム
    オールシーズン用(雪山除く)
    ・日帰り登山~縦走登山

    FITSミディアムハイカークルー
    FITS(フィッツ) ミディアムハイカークルー ネイビー M 66867

     

    ヘビー
    雪山、厳冬期用
    ・日帰り登山~縦走登山

    FITSヘビーラグドブーツ
    FITS(フィッツ) ヘビーラグドブーツ

     

    少し価格が高いですが、その価値はありますよ。

    登山ショップなどの専門店で取り扱われていることがあります。

     

    スマートウール(smartwool)

     

    靴下 スマートウール(SmartWool)の裏側

    冬の雪山はスマートウールを履いてる人が多いです。

    冬山・雪山のスタンダード靴下。マイナス20度の厳冬期でも暖かい。

     

    僕はこの靴下を履いた時にあまりの温かさ(地上では暑いぐらい)にびっくりしました。

    まるで足に布団をかぶっているような、そんな温かさです(笑)

     

    フィッツ、スマートウールに共通しているのは、素材に「メリノウール」を使っているところ。

    メリノウールは保温効果が高く伸縮性があり、湿気をよく吸収して適度に放出します。

     

    また、メリノウールの大きな特徴として「防臭性」があります。

    メリノウールはその構造上、臭いの原因となるバクテリアの増殖を抑えるそうです。

    本当にビックリしますが、登山で汗びっしょりでもメリノウールの場合は臭いがほとんどしません。

     

    smartwool(スマートウール) マウンテニアリング チャコールヘザー
    smartwool(スマートウール) マウンテニアリング チャコールヘザー

     

    靴下の厚さは季節とザックの重さで使い分ける

    フィッツを見てもらうと分かりますが、靴下によって厚みが違います。

    これは、

    • 山の季節(気温)
    • ザックの重量

    によって、使い分けます。

     

    ザックが重くなればなるほと、足の裏への負担が大きくなります。

    そのため、テント泊など荷物の重量が10キロを超えるような場合は、厚みのある靴下を履くことをおすすめします。

     

    この工夫をするだけで、足裏の負担が全然違います。

    足の裏や指にマメができたり、靴擦れすることが多い人は靴下を変えてみるといいかもしれません。

    もちろん、靴下が原因でなく、単に靴が足に合っていないという可能性もありますが。

     

    足先に汗をかきやすい人は靴下のレイヤリングソックスがおすすめ

    登山靴下の選び方

    僕は足に汗を良くかき、長時間歩くと皮膚が痛くなったり、冬季登山で足先が冷たくなることがあります。

    そうならないために重要なのが、できるだけ靴下をサラサラに保って肌を濡らさないこと。

    対策として有効なのが、靴下のレイヤリング・2重に履くことです。

     

    ただし、単に靴下を2枚履けばいいということではありません。

    「肌に触れる靴下は汗を素早く吸収し、その上の靴下に汗を逃がす」

    理想はこれです。

    これの考えは、登山服のレイヤリングと同じ考えです。

     

    僕が使っているのは、ファイントラックのレイヤリングソックス。

    これを履くと足の蒸れが軽減され、足をドライに保ちます。

    特に冬季登山では足先が汗で冷えやすいため、このレイヤリングソックスが威力を発揮してくれます。

     


    黒い靴下がファイントラックのレイヤリングソックス

    登山靴下の選び方
    メッシュ素材になっている

     

    この靴下は、肌がやや透けるメッシュ素材になっています。

    また、薄いので2重に履いても足が窮屈になることがありません。

    「足の蒸れがひどい」、「靴擦れに悩んでいる」、「足先が冷える」、「臭いが気になる」人は一度試してみてください。

     

    finetrack(ファイントラック) スキンメッシュソックスレギュラー
    finetrack(ファイントラック) スキンメッシュソックスレギュラー FSU0211 BK M

     

    履いてはいけない靴下

    靴下選びが難しいのは、試し履きがしづらい点です…

    ただし次のような場合、今履いている靴下が自分の足に合っていないでしょう。

    • 靴下がきつく感じる
    • 靴下がゆるく感じる

     

    靴下がきついと血行が悪くなりますし、締め付けにより足が疲れてしまいます。

    ピチピチの小さすぎるTシャツを着ているところを想像してみてください。

    腕が回らない、上半身が思うように動かない。疲れちゃいます。

     

    靴下もTシャツも同じです。

    足の指が動かすことができ、履いた時に違和感がないものが最適な靴下です。

     

    Tシャツであればゆるくてもいいかもしれませんが、靴下は駄目です。

    ゆるい靴下は靴の中で靴下と肌との摩擦を生み、靴擦れの原因になります。

    また、汗の吸収性も下がってしまいます。

     

    自分の足にフィットしていない靴下を履いている方は、新しい靴下を試してみてください。

    そして、アウターやザックだけでなく、靴下にもちょっとお金をかけてみてください。

    もしかしたら、山歩きが格段に快適になるかもしれません。


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