登山テント泊の装備・グッズの総費用は10万円なり
テント泊の登山。
魅力的満載ですが、結構お金がかかります…
節約してお金を貯める、奥さんと交渉する、などなどしなければいけません。
後者は人によっては槍ヶ岳、いや剣岳に勝るとも劣らない険しい道のりになるかもしれません(笑)
この記事では、登山テント泊の装備・グッズの費用についてどれぐらいかかるのか?書いていきます。
目次
テント泊の基本装備の費用は?
いきなりですが、テント泊をするために最低限必要な道具は次のものです。
- 山岳テント
- シュラフ(寝袋)
- 登山マット
- テント泊用ザック
値段も割りと良心的で、質も安心できるモンベルで計算してみると、
¥82,492(税込み)となりました!
高い!(笑)
amazon価格で調べています。
- 山岳テント(ステラリッジ テント 1型 ¥39,400)
- シュラフ・寝袋(ダウンハガー650 #3 ¥18,900)
- 登山マット(フォームパッド 180 ¥5,292)
- テント泊用ザック(アルパインパック60 ¥18,900)
ちなみに、僕の場合はもう少しかかって10万円ぐらいでした。
続いて、テント泊に必要な小道具を見てみます。
人によってはこの装備を揃えなければいけません。
◆関連記事
・テント泊に使うザックの選び方
・山岳テントの選び方
・登山マットの選び方
・登山用シュラフ(寝袋)の選び方
テント泊に必要な小道具たち
必須の道具に料理道具があります。
これは日帰り登山してる人でも持っている人はいるでしょう。
- クッカー(PRIMUSイージークック・ソロセット ¥1,846)
- バーナー(PRIMUS P-153 ウルトラバーナー ¥8,748)
- ガスカートリッジ燃料(ハイパワーガス(小) IP-250T ¥490)
料理道具一式で、¥11,084(税込み)です。
その他、水を入れるウォーターキャリー、テント内の灯りランタンを入れてみます。
- ウォーターキャリー(エバニューウォーターキャリー2L ¥801)
- ランタン(UCO クラルス LEDランタン ¥2,592)
ランタンは最悪、なくてもヘッドライトで応用が利きます。
こう考えると、費用10万円が一つの目安になりますね。
紹介したもの以外に細かいものを上げると、予備の電池、ダウンジャケット(インサレーションウェア)、エマージェンシーキットなどなど。色々あります…
このような装備を持っていない人は、購入する必要になります。
下記の記事も参考にしてください。
2泊3日テント泊登山の装備・持ち物一覧を紹介 – 春・夏・秋季(無積雪期)
◆関連記事
・無積雪期・積雪期テント泊登山の服装 – 防寒着と寝間着の必要性について
・登山用バーナーのベストな選び方 – ポイントは火力にあり
・おススメのクッカー、登山用食器、カトラリーを紹介する
・登山用のウォーターキャリーと水筒について考える
テント泊で継続的にお金がかかるもの
テント泊は装備を揃えても、継続的にお金がかかるものがあります。
まずは、食料。テント泊の度に出費となります。
例えば、一泊二日のテント泊を考えると、
- 当日2食:昼、夜 ¥1,000×2 = ¥2,000
- 翌日2食:朝、昼 ¥1,000×2 = ¥2,000
- 予備3食:¥1,000×3 = ¥3,000
- 行動食 :¥1,500
合計:¥8,500
となります。結構かかりますね。
◆関連記事
僕がおすすめする山ごはん・行動食について(フリーズドライ・レトルト・缶詰で究める山飯)
そして、バカにならないのが交通費!
これは場所によりますが、例えば新宿から北アルプスの上高地に行く場合、直行のバスを使っても往復2万円弱かかります。
◆参考サイト
さわやか信州号(直行バス)
電車とか乗り継いでいくと、さらにお金がかかります。
登山口へのアクセスが悪い場合、タクシーを使うこともあるので4~5万円かかることも…
小屋泊との比較
「まずはテント泊でなくても、泊まりの登山をしたみたい!」
「とりあえず、北アルプスの高山に登ってみたい」
そんな方は、小屋泊で始めるのもいいと思います。
テント泊と比べると自由度が下がりますが(知らない人が隣で寝る・消灯時間がある・食事の時間が決まっている・夜中に外に出づらいなど)、初期投資は少なく済みます。
だいたい、一泊二食付きで1万円ぐらいです。
テントなどの荷物も背負う必要はないので、通常の日帰りリュック(30-35リットル程度)で行けます。
日帰り登山の持物以外に必要なのは、予備の衣類など微々たるものです。
それでも僕がテント泊をおススメする理由
この記事では、登山テント泊の装備・グッズの費用について書いていきました。
最初は山小屋泊から始めるにしろ、テント泊は是非、挑戦してほしいです!
「自分でテントを持ち上げて、設営して、疲れ切った中で食べるうまいご飯」
「夜中に吹く風の音・森が揺れる音・早朝に鳥が鳴く声が、布一枚通してダイレクトに伝わる」
「寒い夜に、暖かいシュラフに潜り込む至福の瞬間」
「夜中にふと目を覚まして、テントのジッパーを開けると満点の星空」
こういうのは、テント泊じゃないと経験できないですから。
◆関連記事
・登山テント泊 – 初心者からの本格入門
・テント泊に使うザックのベストな選び方
・登山マットの選び方
・テント泊でやってしまった失敗談を紹介する