パタゴニアのレトロX・ジャケットをレビュー【サイズ感・防寒性】

    クラシック・レトロX・ジャケットと言えば、パタゴニアで昔から売られているフリースジャケットで、タウンユースとして人気です。

    古着屋でも割と高い値段で、昔のデザインのものが取り扱われていたりもします。

    この記事では、クラシック・レトロX・ジャケットのサイズ感、着心地、デザインや防寒性などをレビューします。

     

    目次

    • サイズ感は日本サイズよりも1つ下でOK
    • 着心地はゆったり目
    • 特徴的なデザインについて
    • 防寒性・着る季節について
    • アウトドア用途としての評価
    • メンズとレディースの違い
    • レトロX・ジャケットのデメリット

     

    サイズ感は日本サイズよりも1つ下でOK

    僕の身長は170センチ、体重61キロ、このレトロX・ジャケットの「Sサイズ」を着ています。

    ちょうどいい大きさです。

     

    日本のブランドサイズ、例えばユニクロではMサイズを着用していますので、日本のブランドのサイズ規格よりも1つサイズを落としています。

    僕は他にもパタゴニアの衣類を持っていますが、9割9分Sサイズを着ています。

     

    サイズ感に不安がある人は次の記事を参考にしてみてください。

    パタゴニアのサイズ感は「私のサイズは?」機能で調べよう >>

     

    着心地はゆったり目

     

    着心地はゆったり目。

    特に腕周りはかなり余裕があり、腕が2本入るぐらいです。

     

     

    サイズがゆったりしている理由の1つは、このジャケットの中にスウェット等の厚手の上着を着こむためだと思います。

    さらにワンサイズ落としてXSサイズを着ることもできるのですが、そうすると中に厚手の上着を着ると体を動かしづらくなってしまいます。

     

    防寒性について後ほど触れますが、このレトロX・ジャケットは防風性ジャケットに近い性能を持っています。

     

    特徴的なデザインについて

     

    色使い

    クラシック・レトロX・ジャケットは、各ポイントの色使いが素敵です。

    派手なカラーリングではないので、どのような服とも合わせやすいです。

     

    袖口と裾は生地と違う色でパイピングされています。

    パイピング部分はゴムで伸縮性があり、風が浸入しにくいようになっています。

     

     

    首元とジッパーの内側部分の生地は2色使い。

    ジッパーを開けてコーディネートすると、また違った雰囲気になります。

     

    ポケット

    ポケットは胸元に1つ、サイドに2つあります。

    僕は胸元のポケットにスマホをよく入れています。

    上記写真はiPhone8ですが、すっぽりと入ります。

    iPhone8よりも1周り大きいスマホ(iPhone 11 Pro 6.1インチディスプレイと同等サイズ)でも、余裕の大きさ。

    スマホカバーが特大でなければ、大半のスマホは問題なく収まるでしょう。

     

    サイドポケットは手の平が入る大きさです。

    内側はメッシュ生地となっていて、体温で手を温めることができます。

     

     

    シルエット・もこもこ感

    シルエットはゆったりとしています。

    パタゴニアのテクニカルウェアのように細身なデザインではありません。

     

    このゆったりデザインが、どこかレトロで昔ながらの古き良きデザインを感じさせます

    アウトドアな雰囲気を醸し出しながらも、スポーツ的になり過ぎず、よりカジュアルです。

     

    そのカジュアル感を引き出しているのが、生地表面の「もこもこ」感。

    この「もこもこ」感のおかげでジャケットを着ると、柔らかい雰囲気になります(笑)

     

    着る季節・防寒性について

    夏以外の季節に活躍します。

    春・秋なら中に長袖Tシャツ1枚とこのジャケットで快適に過ごせます。

     

    関東の冬であれば、ジャケットの中に厚手のスウェットやセーターを着ればOKです。

    寒がりの人は、中にユニクロのライトダウンを着るといいです。

     

    防寒性はダウンジャケットと比べると劣りますが、一般的なカジュアルコートと比べると暖かいです。

    その理由は防風性。

     

    防風性生地がラミネート加工されていて、服の中への風の侵入を防ぎます。

    そのおかげで冷たい風をシャットダウンし、体温が下がることを防いでくれます。

    余談ですがこの防風性生地は最初は硬く、着るとゴワゴワするのですが、数回着ると柔らかくなります。

     

    また、首元は襟が立っているので、マフラーなしで過ごせます。

     

    メンズとレディースの違い

    クラシック・レトロX・ジャケットは、メンズだけでなくレディースも販売されています。

    カラーや色使いに若干の違いがありますが、おおよその作りは同じです。

    一番大きな違いはシルエットです。

     


    レディース(左)とメンズ(右)

     

    上記写真の通り、背中部分を見ると分かりやすいのですが、レディースは肩と背中に沿って縫製がされいます。

    この工夫により、体のラインが綺麗にでるようになっています。

    腕周りもメンズに比べて細いです。

     

    アウトドア用途としての評価

    防風性の加工がされているため風の侵入は防ぎますが、汗を発散する性能はありません。

    そのため、スポーツ用途としては不向きです。

    スキーやトレッキングなどのアウトドアアクティビティでは、ジャケットの中が汗でビショビショになってしまいます。

     

    肌寒い中でのキャンプ、雪景色の広がる観光地での散歩などのアクティビティで活躍するジャケットです。

     

    レトロX・ジャケットのデメリット

    1つ目のデメリットは値段。

    物はいいのですが、約3万円するので安くはありません。

     

    2つ目は、着続けると表面のもこもこに毛玉ができてくること。

    毛玉ができるとジャケットはレトロ感が増しますが、人によっては嫌と感じるかもしれません。

     

    3つ目は、かさ張ること。

    このジャケットは普通のコートと考えて下さい。

    小さくまとまって、リュックにしまうことはできないです。

     

    最後にデメリットを並べましたが、商品としてとても良いものです。

    デザインも飽きがこず、品質もしっかりしているので長く使えるはずです。

    僕がお話ししたパタゴニアの店員さんは、「この商品を10年使っているが、へたれない」と言っていました。

    僕も長く愛着を持って使いたいと思います。

     

    パタゴニア公式サイト メンズ・クラシック・レトロx・ジャケット

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    パタゴニア公式サイト ウィメンズ・クラシック・レトロx・ジャケット

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