登山靴のソールを張り替えに好日山荘に行ってきたお話
雨の日に岩の上を歩くと、登山靴のソールが擦り減っているために滑ることがあったので、横浜の好日山荘にソールの張り替えに行ってきました。
登山靴や道具類が置かれている好日山荘の2階に上がり、レジに並んでソールの張り替えのお願いをしました。
「大体1か月半ぐらいかかるけれどいいですか? 今業者が休みなのでゴールデンウィーク明けに商品を発送します。」とのこと。
今はゴールデンウィーク10連休の真っただ中。
商品の到着は6月末ぐらいになるようでした。
まあ、夏休みまでに間に合えばいいかなと思っていましたので、問題ないとの返事をしました。
「ソールを張り替える時に中の防水シートがうまく付かず、ソール張り替え後に水が靴の中に浸入する可能性がありますがご了承ください。」と、店員さんが一言。
登山靴の細かい仕組み、張り替え時の作業工程は分かりませんが、そのようなことがあり得るらしい。
「この靴だと料金は1万8千円ぐらいになりますがいいでしょうか」
「うーむ、結構いい値段するねー」と、心の中でつぶやいて了解の旨を伝えました。
この登山靴はラ・スポルティバのトランゴ キューブ GTXというもので、元の値段は約5万円。
新しいものを購入するよりは、修理費は安い。
6年ぐらい履いているので、年間3千円の維持費という分けです。
ソールの張り替えから商品返送までの期間、その料金の説明を終えると、「中敷きと靴紐は外しますねー」と、言ってそれらを外し始めました。
靴紐の取り外しには苦戦している様子。
というのもこの靴紐は純正のものではなく、以前自分で新しく替えた物で僕自身も靴紐を通すのに苦労したのでした。
「申し訳ない…」と思いつつも、手伝えるわけでもないので只見ていました。
「ちょっとフロントのラバーが浮いていますが、業者が『修理が必要』と言ってきたら修理しますか?」
さらなる出費の可能性がありましたが、ここで修理しておけばさらに6年は使えそうなのでこれも承諾。
これについては、どのぐらいの料金になりそうか分かりませんでした。
ここで不意に、ソールの張り替えになぜ1か月半かかるのか知りたくなりました。
「ラ・スポルティバの靴がイタリア製だから、イタリア本国に送って修理するのですか?」
と聞いたところ、
「いえ、日本にあるリペアセンターで修理するのですが、ソールの在庫がない場合はイタリアから取り寄せるために最大1か月半かかります。」
と、いうことでした。
なるほど。それで修理期間も修理費用も高い分けです。
「日本製の登山靴だともっと安いのかもしれないな。」と想像しつつ、商品が戻ってきた時の連絡先と名前を用紙に記入しました。
「この靴は結構ソールを張り替える人が多いので、もしかしたら純正のソールがないかもしれないです。その場合、今のソールの色とは違ったものになるかもしれません。」
「商品が到着したら、ご連絡いたします。」
などなど、説明を受けつつ手続きが終了。
6月の商品到着が今から楽しみで仕方ありません(笑)