山岳テントの補修方法について(防水性を維持する)
前回のテント泊でテントの隅から水が入ってきていることに気づきました。
使っていたのはモンベルの一人用のテントで、購入してから8年ぐらいが経ったものです。
今回、キャプテンスタッグのシームグリップを使って補修を行いました。
シームグリップは、テントやレインウェア等の傷や穴を有機溶剤によって膜を張り補修するようです。
説明書を読むと、大きな穴でもセロハンテープを使って修復可能と書いていました。
作業を行うにあたり、家でテントを組み立てて溶剤を塗りやすい状態にし、窓を全開にしました。
修復は上記写真の通りテント内の隅っこで、合計四か所を補修。
そこには、補強用のシートが張られています。
溶剤は一般的なボンドよりも滑らかで、塗りやすかったです。
手に着くとベトベトしましたが、早めにお湯で洗うと取れましたよ。
補強用のテープとテント生地の境界に、付属のブラシで溶剤を塗っていきます。
とても塗りやすいです。
化学物質の臭いがするので、やはり窓は全開にしてフライシートは被せずに風通しを良くしておくといいです。
「10~12時間加工した部分が他のものと接着しない状態で、十分に乾燥させてください」
と説明書に書いてあります。
その通りにして、塗った部分を触ってみると乾いていました。
ゴムのような膜になっていて、防水効果が期待できそうです。
この効果を実際に体感できるのは、次の雨の日のテント泊となるわけですが(笑)
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) アウトドア用品 シームグリップ M-9193 テント&レインウェア補修・防水 ブラシ付き [色指定不可]
ついてでにフライシートも確認しましたが、縫い目に張られている防水テープに問題ありませんでした。
これで補修できちゃえば、モンベルのテントは15年は使えるかもしれません(笑)
ちなみに、以前テント泊中にポールを穴に通していたところ、穴が裂けてパニックになったことがありますが、こちらはSOLのダクトテープで緊急補修しました。
その後も問題なく使えているので、そのままにしています。
このテントは春・夏・秋などの無積雪期だけでなく、厳冬期などの雪の中でも使っていますが補修すれば長く使えそうです。
うーん、できれば新しい一人用テントも試してみたいのですがね…(笑)
SOL(ソル) ダクトテープ 12080