「新編 山小屋主人の炉端話」がすごく面白かった
タイトルに書いてますが、すごく面白かったです!
山好きの人には是非、読んでほしい本です。
本の内容は色々な山小屋の主人に聞いた、印象に残っている出来事をまとめたものです。
収録されているお話の数は30個以上。
語られる内容は人であったり景色であったり、山小屋の歴史であったり色々です。
僕が印象に残っているお話を少し上げると、
- 義足で塔ノ岳を登ってくるカップルの話
- 底抜けに明るい目の見えない盲学校の生徒たちが登山をする話
- 真っ白なスーツに白の靴を履いたそっち系の人が泊まりにきた話
- 飼い猫が山に住む狐と仲良くなって、狐のように鳴く話
他にも魅力的な話がいっぱいあります。
元気をもらえる話、感動して泣ける話、自然のすごさに感銘を受ける話、などなど。
本当におすすめです!
あと、この本を読んで山小屋について少し詳しくなりました。
山小屋って、国とか県とかに申請して、許可をもらって建てることが多いんですね。
それから、家族で何代にも渡って経営しているところもあったり。
僕は山で泊まる時は専らテント泊で山小屋に泊まったことがないのですが、この本を読んだ後は山小屋に泊まってみたいなあと思いました。