僕がGoProを買った理由&購入3ヶ月経ったのでレビューする【動画あり】
タイトル通りですが、GoProを購入してから3ヶ月が経ちました。
今では撮影をバリバリしていて、登山の時に撮った動画はGoPro Studioと言う無料ソフトで編集してYoutubeにアップロードしています。
例えば下記の動画は、上高地のキャンプの様子をGoProで撮影してGoPro Studioで編集したものです。
この記事でのレビューですが、僕は他のビデオカメラを使っていないので他の製品と比較はしていません(できません)。
僕が実際にGoProカメラを使ってみて良かった点、悪かった点(長所短所)を書いていきます。みなさんのビデオカメラの選び方の参考になればと思います。
目次
僕がビデオカメラに期待していたこと
まずは、僕がなぜウェアラブル(アクション)ビデオカメラが欲しいと思った理由となぜGoProを選んだのかについて簡単に説明したいと思います。
僕がビデオカメラを欲しいと思った理由は、過去の体験を追体験したいと思ったからです。動画であれば、「あの時こうだったなー」、「こんな会話していたなー」というようなことを写真よりもより鮮明な形で追体験ができます。
また、僕は登山をしていて、追体験を自分だけではなく他の人にもしてほしいという勝手な思いもありました(笑)
初めて行く山などは事前に山の情報があると助かるんですよね。特に動画の場合は、山の雰囲気やコースの状況が分かりやすいので、僕もそういう動画を作って見てもらいという気持ちがありました。
そんなこんなでビデオカメラ選びが始まりました。
僕がカメラに求めていたのは、特徴・機能は下記のようなことでした。
- .軽くて持ち運びが楽
- 画質がきれい
- 操作が簡単
- 防塵・防水機能
1については、カメラが重かったり大きかったりすると、持ち出すのが億劫になりそうなので条件に加えました。
2はHD(ハイディフィニション)撮影できて、最近の液晶で見ても綺麗に映ればいいと考えていました。
3の操作性については、とにかく簡単で初心者にも扱いやすいものが良かったです。僕は写真撮影もするので、動画撮影時は手間がかからないことが条件でした。
4は登山をするので、悪天候でも撮影できる、ある程度は乱雑に扱っても壊れないものを望んでいました。
amazonなどで調べていると、ビデオカメラのカテゴリーは、どうもウェアラブルカメラ・アクションカムが良さそうだなと思い始めました。この種のカメラはとても小さくて持ち運びが楽そうといのがその理由です。
色々なメーカー(ソニー、パナソニック、コダックなど)から出ていましたが、その中にGoProがありました。GoProについては以前に知人から「いいカメラで人気があるらしい」ということを聞いて気になっていました。
僕がGoProを選んだ理由
ウェアラブルカメラについては、まだ一度も実物を見たことがないし、パソコンで見ても軽さや大きさについてはよくわかりませんでした。ですので近所のYAMADA電機に見に行くことにしました。
そこにはウェアラブルカメラのコーナーが設けられてあって、すぐにGoProやその他カメラが見つけられました。
僕は20分も経たない内に、GoProを買うことに決めました(笑)
GoProを実際に触ってみた印象は、
・めちゃめちゃ軽い、小さい
→体につけてもその存在を感じさせません。縦4.1cm×横5.9cm×奥行2.1cm(カバーをつけると3.0cm)
・画質がきれい
→ウルトラHD(4K)映像が撮れます
・操作が簡単
→ボタン2つでやりたいことができます。1分ぐらいで操作を理解できました。
・防塵・防水
→40m防水・防塵・耐衝撃。追加アクセサリーを買うことなく、デフォルトで防塵・防水カバーがついてきます。
僕が求めていた条件を、どれも期待値以上に満たしていました。
さらには、マウントアクセサリー(体や自転車などカメラをくっつける際に必要なアクセサリー)が豊富で、登山に使えそうなものもいくつかあったこともポイントになりました。
僕が買ったのは、液晶がついているGoPro HERO4 (ゴープロ ヒーロー4)シルバーです。
上にあげた特徴の他にも、
- 静止画(写真撮影)もまあまあ使えそう
- Wi-FiとGoPro APPで無線接続で撮影
- ナイトフォト+ナイトラプス:夜景・星空撮影可能。
- タイムラプス:シャッターを押してから、一定時間(0.5,1,2,5,10, 30,60秒/枚)ごとに質静止画を記録できる
- SuperView:超広角レンズで登山撮影に向いていそう
などがありました。
特に広角レンズなので画角が広く登山の撮影に合っていたのと、ナイトラプス機能がついているので『天体撮影ができる』ということが僕にとって魅力的でした。
下記、燕山荘のキャンプ場でナイトラプス機能を使って星空を撮った動画です。
難しい設定も必要なくこんな動画が撮影できます。
そんなこんなで、GoProを選んだのでした。
ところで、最新のGoProはHERO5が出ています。買うなら最新のものがおすすめです。HERO4とは違って防塵・防水用のカバーが必要なく、高画質撮影でのフレームレート(1秒当たりの撮影数)が高いので、様々な条件でも綺麗な動画が撮影・編集できます。
【国内正規品】GoPro アクションカメラ HERO6 Black CHDHX-601-FW
実際に使ってからの感想
それでは実際に使ってみて感じた、長所と短所を上げてみたいと思います。
まずは長所。下記ついては僕の期待通りでした。
- 軽くて持ち運びが楽
- 画質がきれい
- 操作が簡単
- 防塵・防水
登山用にマウントアクセサリーを買ったこともあり、ザックにカメラを取りつけています。とても軽いので重さは全く気になりません。当然ながら、撮影したいと思った時にすぐに撮影できます。
画質は数パターン選べます。フルHD(1080p)で撮ることが多いですが、十分にきれいです。4Kで撮影するのは編集時に動画を切り抜く必要がある時に限られます。
操作性は、主な操作であれば1分で覚えられます。細かい操作も15分程度あれば分かるでしょう。とてもUIが優れています。また、GoProはザックにつけたまま操作することも多いので、正しく操作されているか目で確認しにくいのですが、ボタンの音で何の操作をしているのかが直観的に分かります(ボタンの音はオフにすることもできます)。
防塵・防水機能については言うことなしです。今のところ何も問題ありません。
その他、良かったなと思うのを上げると、
- GoPro STUDIOという無料の動画編集ソフトが使いやすい
- 雨の日の写真撮影に使える(デジカメは防水機能がないため)
- マウントアクセサリーが豊富
- 携帯電話と連動して遠隔操作・撮影ができる(スマホアプリ使用)
などでしょうか。
GoPro STUDIO(動画編集ソフト)は学習に時間がかからず、また、GoProサイトで無料の音楽が提供されているので編集がはかどります。
雨の日は、デジカメだと防水機能がついていないし、スマホは電池を消耗したくないのでGoProは役立ちます。画質もそこそこきれいです。
GoPro Studioは、Quikというデスクトップアプリに付属しています。GoProウェブサイトからダウンロードできます。
GoProで撮影した燕山荘から燕岳方面を撮影した写真。
次に短所を上げたいと思います。
- ズームができない
- 動画が揺れる
- 言語設定が英語と中国語だけ
ズームができないことについては、ウェアラブルカメラの特性上必要とされないのかもしれません。が、僕はカメラをマウントから外して撮影することも多いのであると便利だろうな、と思うことがあります。
ズームが必要とされるような撮影では4Kで撮影して、編集時にズームをしています。
揺れについては、登山の時は歩きながら撮影すると揺れます(笑) 揺れを解消するには、ジンバルとかスタビライザーとか呼ばれている機器を買う必要があります。
これを使うと、揺れのないヌルヌルとした滑らかな動画撮影が可能になります。GoProからもKarma Gripというスタビライザーでるようなので、買うかどうか検討中です。
言語については、日本語設定がないのが不便ですね。日本語の解説書がついていて、捜査も難しくないので、特に問題はありませんが。
GoProの基本セット
僕が買ったGoProには下記の付属品がついていました。ハウジング用のドアは3種類です。
- スタンダードハウジングドア (水深40m防水 タッチ操作不可)
- タッチバックドア(水深3m防水 タッチ操作可)
- スケルトンバックドア(防水なし タッチ操作可)
→ハウジングドアの防水性能が高いほど、録音した音が聞こえづらくなります。
その他に
- リチウムイオンバッテリー
- クイックリリースバックル
- クイックリリースバックル(Jフック)
- 3ウェイピボットアーム
- USBケーブル
- ロッキングプラグ
- ベースマウント(曲面)
- ベースマウント(平面)
GoPro Hero4 シルバーのチュートリアル(機能概要)について動画を作成しましたので、見てみてください。
僕が買ったGoProアクセサリー
ピークデザインのPOVキット CPOV-1。ザックに取り付けて登山時の撮影をしています。
僕が買ったGoProアクセサリー、マウントアクセサリーを紹介します。
Peak Design キャプチャーwith POVキット CPOV-1
マウントしたまま撮影することもできますが、取り外しが簡単なので手で撮影する場合にも重宝します。
ストラップへの取り付けや装着が簡単で、また、ロック機能もしっかりしているのでカメラが落ちる心配もありません(この商品のレビュー記事はこちら)。
登山時にはザックのショルダーストラップや、ウェストストラップに付けることが多いです。
この製品は台座にカメラをロックする仕組みになっています。台座には4方向からカメラを差し込める仕組みになっているのでとても便利です。下記の動画で使い方の説明をしています。
【国内正規品】PeakDesign ピークデザイン キャプチャーwithPOVキット CPOV-1
JOBY フレキシブルミニ三脚 ゴリラポッドマグネティックN ブラック/レッド
小さくて持ち運びに便利なものを探していて見つけました。アームも自由気ままに変形、固定できるので撮影時に活躍しています。
ゴリラポッドはナイトラプスなどの夜間の撮影時も使用しています。小さくて、くねくねと脚が曲がるので場所を選ばず撮影できます。
JOBY ミニ三脚 ゴリラポッド オリジナル ブラック/チャコール 014100【国内正規品】
Smatree 1290 mAhの交換用バッテリー(3パック)+3チャンネルの充電器+USBケーブル GoPro Hero4カメラ用
テント泊で山に滞在することもあるので、バッテリーは複数用意しています。
このバッテリーは公式の性能と何ら変わりを感じません。1つのバッテリーで連続2時間程度は撮影できると思います(使い方にもよりますが)。
3つセットなので、付属の電池と合わせて4つ持っています。それだけあれば、長時間の録画ができます。
Smatree GoPro Hero4カメラ用バッテリー(3パック)+充電器
Amazonベーシック GoPro用 三脚マウント
三脚マウントがGoProには付属していません。公式の三脚マウントは高いのでこの商品を使っています。値段は安いですが問題は何もありません。
Amazonベーシック GoPro用 三脚マウント
以上、GoProのレビューでした。
『小さくて軽くて、操作がシンプル! &動画編集が簡単』
これが僕が3ヶ月たった今でも、GoProを楽しく使い続けられている理由ですね。
◆関連記事
僕が登山で使っているビデオカメラ(GoPRO、ハンディカム)&動画撮影に便利道具を紹介する
はじめまして。
GOPRO初心者です。
Peak Design キャプチャーwith POVキット CPOV-1 の記事を拝見させていただき、購入を検討しています。
1点お伺いしたいのですが、Peak Design キャプチャーwith POVキット CPOV-1 はショルダーバック等につけた場合、GOPROを回転させることはできるのでしょうか?
多くの皆さんが使っている REC-MOUNTS の クリップマウント は回転ができるようなのですが、
バックに取り付けた時に落ちてしまうのではないかと思い、心配です。
Peak Design キャプチャーwith POVキットなら落ちる心配はないと思うのですが、
回転ができるかどうか確認してから購入したく考えております。
お忙しいところ申し訳ありませんが、お教えください。
よろしくお願いします。
こんにちは!
コメントありがとうございます。
→残念ながら回転させることはできません。一度、付けるとそのポジションで固定となります。
→僕も同じく、REC-MOUNTS の クリップマウントはたまに外れることがあるようなので購入を止めました(amazonのレビューにも書かれています)。
僕の場合、登山中に撮影を行うのでカメラが外れて落ちてしまうと、回収不能はもちろん、他人をケガさせる可能性がありますので。
製品強度の点で言うと、Peak Designは値段が高い分、かなりしっかりしています。カメラが外れたことは一度もありません。
宜しくお願いいたします。