星野秀樹さん著「雪山放浪記」を読んだら雪山に行きたくて ウズウズする
この本を読んだら雪山に行きたくて ウズウズすることを保証します(笑)
本当にいい本です。
著者、星野秀樹さんの30以上の雪山登山記録が素晴らしい写真とともに紹介されていいます。
しかも全部がテント泊山行。
まさに雪山放浪記です。
写真が豊富。思わず見入っちゃう魅力的な写真が多いです
登山記録はルポになっているものもあり、その雪山の旅に一緒に行った気分になります。
紹介されているルートは、北・南アルプス、八ヶ岳、谷川連峰や新潟地方の豪雪の山々など。
僕のような雪山初級者には難しそうなルートが多いです。
登山口へのアクセス、ルートマップも記載されていて登山ガイドとしても読めます。
冒頭にも書きましたが、写真も豊富なので山の感じが分かるのがいい!
雪山のルートガイドはほとんどないですし、貴重な本です。
登山ルポ・記録以外に面白かったのが、放浪の技術と道具という章です。
全部で5つあるのですが、とても勉強になります。
内容は「わかんとともに」、「雪山テント生活」、「軽量化」、「計画と判断」、「機材と撮影」の5つ。
どれも面白そうでしょう?
あまり雪山のテクニックって知らないので参考になります。
星野秀樹さんは、他の著書として、「ヤマケイ アルペンガイド8 剱・立山連峰」、「剱人 剱に魅せられた男たち」なんかも執筆されています。
ヤマケイのアルペンガイド執筆するなんてすごい人なんですね。
文章も写真も魅力的で一気に好きになりました。
雪山好きにおススメの一冊です!