テント場に着いたらやるべき7つのこと
重い荷物を背負って山を登り続け、やっと着いたテント場。
テントを張ったら散策もいいですが、体調を万全にするために、夜・翌日にバタバタしないためにやるべきことがあります。
- ベースレイヤー、靴下を着替える
- 水を汲みに行く
- 夜ごはん・翌日の朝ごはんを出しておく
- ヘッドライトを出しておく
- 山小屋で翌日の天気を確認する
- 翌日のコース・計画を再確認・修正する
- タイマー(目覚まし)をセットする
ベースレイヤー、靴下を着替える
テントを設営したら、ベースレイヤー・靴下を着替えましょう。
汗で濡れた衣類は体温を下げ、体調不良の原因になります。
テント泊ではお風呂に入れる所なんてほとんどありません。
デオドランドシートを持っていき、ベトベトした肌を拭きましょう。
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脱いだベースレイヤー、靴下はまた使うこともあるので乾かしておきます。
細引き綱があれば、そこに衣類を洗濯ばさみを使って干しておくと早く乾きます。
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水を汲みに行く
山を登り続けた後、水筒の水はかなり減っているでしょう。
それから、これから夕ごはんの準備をしなくてはいけません。
水場に水を汲みに行きましょう。
水場の位置は地図に記載されていますが、大抵の場合、山小屋で受付の際にスタッフの方が教えてくれます。
また、水を提供している山小屋もあります。
何度も汲みに行くのは面倒です。
ウォーターボトルやウォーターキャリーを持って、夜・翌朝のごはんの分まで水を汲んでおきましょう。
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夜ごはん・翌日の朝ごはんを出しておく
山岳テントの中は狭いのに加え、夜暗くなってくると目的のものを探すのも一苦労。
夜ごはん、翌朝食べるごはんは前もってザックから出しておき、すぐに手に取れる状態にしておきましょう。
ごはんをパッキングする際に、一食分ずつジップロックのような中身の見える袋に入れておくと良いです。
また、ごはん以外の物も袋でまとめておけばテント内が散らからず、テントを広く使えます。
詳しくは「パッキングの応用と工夫」をご覧ください。
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ヘッドライトを出しておく
ヘッドライトはテント泊では使用頻度が高いアイテムです。
こんな時にヘッドライトを使います。
- 夜にトイレに行く
- 星を見るために外に出る
- 夜にテント内で物を探す
- 早朝にテントを撤収する
ヘッドライトはテント内のポケットなど、すぐに手に取れる所に置いておきましょう。
夜に急にトイレに行きたくなって、
「ヘッドライトが見つからない!」何てことにならないように(笑)
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山小屋で翌日の天気を確認する
出発前の天気予報が、山に登っている間に変わることは日常茶飯事です。
山小屋では掲示板に翌日の天気予報が書いてあったり、天気に関するテレビを流していることがあります。
もしくは、山小屋のスタッフの方に直接聞くのもいいです。
最新の天気予報を知ることで、翌日はのんびり起きていいのか、早朝に出発すべきか、はたまた撤退すべきかなど判断材料を手に入れられます。
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翌日のコース・計画を再確認・修正する
テント場では翌日のコース・計画を改めて確認しましょう。
まだ縦走が続くようなら次の目的地までのコースタイム、下山ならコースタイムだけでなく帰りのバスの時刻など。
想定のコースタイムを割り出して、必要な水を確保しておきましょう。
「テント場に着いてみたら思った以上に辛かった、時間がかかった」
そのような場合は、翌日は予定よりも早く起きて出発した方がいいかもしれません。
「翌日は晴天から一転して雨の予報に変わっていた」
そんな場合は午後から雨が降るなら早朝出発、午前が雨なら少し出発を遅らせた方がいいかもしれません。
豪雨なら、無理せずに同じテント場でさらに一泊する必要があるかもしれません。
次に歩くコースが川や沢を渡るような場合は、山小屋の方に道の状態がどうなりそうか尋ねてみるといいでしょう。
タイマー(目覚まし)をセットする
シュラフにくるまって眠る前にタイマー(目覚まし)をセットしておきましょう。
僕はいつもスマホのタイマーを使っています。
ただし、テント泊は音が筒抜けになるため、周りの方に迷惑とならないようにタイマー音はなるべく小さくし、バイブレーションが動くようにセットしています。
そして、バイブレーションの振動が分かるように、身に着けている衣類のポケットにスマホを入れています。
テント泊が初めての方、慣れていない方は出発の2時間ぐらい前に起きると安心です。
朝やることは次のようなことがあります。
- 朝食をとる
- トイレなどの所用
- テントの撤収
- パッキング
テントの撤収には慣れない内は結構時間がかかりますので、余裕を持った行動をしたいところです。
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