奥多摩の高水三山に登ったら、プチ縦走が予想以上に楽しかった

    高水三山は奥多摩にあり、高水山(たかみずさん)、岩茸石山(いわたけいしやま)、惣岳山(そうがくさん)の三つの山からなっています。

    今回はその3つの山を元旦翌日の1月2日に縦走してきました。

     

    歩行時間が短く、行きも帰りも駅から歩いけてアクセスが抜群。

    岩茸石山は眺めが良く、お昼ごはんを食べるには最適の場所でした。

     

    コースタイム

    軍畑駅(8:40)~高水山登山道入口(9:20)~高水山(10:45)~岩茸石山(11:25)~昼休憩~岩茸石山(12:30)~惣岳山(13:15)~御嶽駅(14:20)

     

    高水三山へのアクセス

    JR青梅線の軍畑(いくさばた)駅から徒歩でアクセスできます。

    登山口までは駅から40分ぐらいです。

     

    軍畑駅から登山道入口へ

     

    1月上旬だからなのか、いつものことなのか、軍畑駅は無人駅。

    1月2日とあって登山客もまばら。

    いつもなら混んでいる、御岳山に向かうJR青梅線も座ることができました。

     

     

    駅を出て目の前に標識があります。

    最初はこれを見ておらず、危うく「御岳渓谷遊歩道」に行きかけました。

    正しくは、左手に折れます。

     

    そして、線路沿いて踏切を渡ります。

     

    右手に川が流れる道路を道沿いに歩いていきます。

     

     

    道路沿いをひたすら歩くと、15分ほどで標識を発見。

    標識に従って左に折れます。

     

     

    また、しばらく川沿いを歩きます。

     

    標識に従って、「高水山登山道入り口」へ向かいます。

     

    傾斜の急な道路を進むと、

     

    ここが「高水山登山道入り口」です。

    駅から40分ほどかかりました。

     

    高水山山頂へ向かう

     

    出だしは、枯れたダムのような場所を通っていきます。

     

     

    そして、森の中へ。

    最初に登る高水山までは1.7kmの距離です。

     

     

    ところどころ石がゴロゴロしていましたが、傾斜がゆるやかで歩きやすい道。

    丹沢のように階段もありません。

     

    杉林を幾分か歩くと、空が見えてきました。

    いい天気です。

     

     

    最初の休憩。ベンチで一休み。

    木々の遠く向こうには、東京の街並み広がっていました。

    写真では分かりにくいですが、スカイツリーらしきものも見えましたよ。

     

     

    ここからは、ちょっと登りが続きます。

    まずは常福院を目指し、そこを経由して高水山に登ります。

     

     

    尾根近くに出てからはなだらかな道が続きます。

    道に倒れる倒木を跨いだり下ったりして、程なくして、常福院に到着。

     

     

    常福院が木造の装飾が凝った、素敵なお寺でした。

    寺の裏手にはトイレがあったので、少々トイレ休憩。

    そして、そこから目と鼻の先にある高水山の山頂へ向かいます。

     

     

    高水山の山頂手前からは南の方に大岳山、御岳山の集落が見えました。

    そして、高水山山頂に到着!

    登山口からゆっくり歩いて1時間20分で着きました。

     


    左手が大岳山


    高水山の山頂(標高759メートル)

     

    高水山の山頂は、周りが木々に囲まれていて展望はありません。

    尾根沿いにある平たい山頂でした。

    記念撮影を済ませ、隣の岩茸石山に向かいます。

     

     

    気温が低かったためか、日当たりの悪い尾根沿いの道では、お昼前のこの時間でも霜が残っていました。

    この日は妻と一緒に登っていたのですが、彼女は霜を踏んづけるのが楽しかったのか、それに忙しそうでした(笑)

     

     

    高水山から隣の岩茸石山までは40分ほど。

    この縦走路も険しいところはなく、登山を始めて間もない方にもおすすめの山です。

    母子(こどもは小学年の低学年ぐらい)の親子登山をしている人もいましたよ。

     

    山頂直下の傾斜を登るとパッと青空が広がり、頂上からの眺めに期待が高まりました。

     


    傾斜を登った先には…

     

    とってもいい景色!!

    天気が良く、冬の澄んだ空気のためか、遠くまで見渡すことができました。

    岩茸石山(標高793メートル)に到着です。

     

    岩茸石山は「いわたけいしやま」と読みます。

    何回読んでも覚えられないです(笑)

     


    写真では分かりませんが北の方角には雪をかぶった群馬の山々が見えました


    東の方角には筑波山


    西の方角には奥多摩で人気の川苔山(写真中央やや左)


    そして棒の折山(山頂が平な山)

     

    お昼ごはんは、この岩茸石山の山頂でいただくことに。

    関東平野を眺めながらバーナーお湯を沸かし、カップラーメンを食べました。

    山頂はとても寒く、暖かいラーメンが最高に美味しかったです!

     

    お昼ごはんを食べ終えたらプチ縦走で最後の山、惣岳山(そうがくさん)に向かいます。

    この山も読み方が難しい…

     

    岩茸石山山頂から惣岳山を経由して下山

     

    山頂から少しだけ下りのがありますが、その後は歩きやすい道が続きます。

    途中、杉林が伐採された場所があり、変化があって楽しめます。

     

     

    惣岳山の山頂には、岩茸石山から45分ほどで到着!

    山頂直下には岩場があり、ちょっとしたスリルが味わえます。

    それでも、慎重にいけば特に問題なく通れますよ。

     


    山頂直下の岩場


    惣岳山の山頂(標高756メートル)

     

    山頂は木が茂っていて展望はありません。

    ただ、ぽつんと青渭神社が建っていますが、鉄網で仕切られていて中がどうなっているかは分かりませんでした。

    すぐに下山にとりかかります。目的地は御岳駅です。

     


    御岳駅へ下山

     

    御岳駅や向かう途中、リードを付けていないワンちゃんを連れて登山をしている方がいました。

    「ああいうのやりたいねー」などと、妻と一緒にワンちゃんがいる理想の生活を夢想(笑)

    個人的な話ですが、ワンちゃんを飼うのが今の夢です。

     

     

     

    御岳駅へ向かう道も安定していました。

    トレランにも向いている道です。

    大きな鉄塔を2つ通過すると、街並みが見えてきました。

     

     

    慈恩寺と呼ばれる、寺には見えないコンクリート造りの建物の横を通り過ぎると線路が目の前に。

    ここを通過して右手に行くと、すぐ側が御岳駅です。

     

     

    御岳駅に着くと、すぐに電車が到着。

    帰りの電車も1月2日のこの日は空いていて、座って帰ることができました。

     

    高水三山は終始歩きやすい道で眺めのいいスポットがありました。

    登山を初めてたばかりの人、縦走をしてみたい人にはおすすめの山です!

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    ニックネーム:TA-DA
    日帰りからテント泊、雪山を愛する山男

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