登山の靴擦れ・マメができる原因と対策
登山をしていると靴擦れやマメができたりしませんか?
僕は長いこと歩くとそういう症状が出て、歩くのが苦痛になります(泣)
特に登山を始めた頃はこの症状に度々悩まされていました。
靴擦れ・マメの原因は?
靴擦れ・マメは、皮膚の局所的な摩擦による炎症によるものです。
水ぶくれができて、痛みを感じます。
原因は下記のようなものがあります。
圧力によるもの:足にフィットしてない登山靴や靴下のたるみによって局所的な圧力がかかる
摩擦熱:登山のような荷物を背負った長時間の歩行は、足に継続的な摩擦を生み出す
湿気:湿気は皮膚をやわらかくしてダメージを受けやすくなる
靴擦れ・マメの予防が大事!
靴擦れ・マメができてしまっては歩行が辛くなります。
事前に予防・対策を行うことが重要になります。
自分の足にあった登山靴を履く
当たり前ですが自分の足にフィットした登山靴を履けば、足の局所的な圧力を減らすことができます。
新しい登山靴の場合は長期山行は避け、日帰り登山で試し履きをして足が新しい靴に慣れるまで待ちましょう。
摩擦しやすい箇所に絆創膏を張っておく
登山をしていると、「あれ、足が痛む箇所があるなー」と、感じることありませんか?
それが靴擦れ・マメの兆候です。
兆候が現れてたら、事前に手当てをしておくことが有効です。
靴を脱いで足を見てみましょう。
痛い箇所が赤くなっていたり、皮膚がぶよぶよになっている箇所があると思います。
そこに絆創膏を張ることをおすすめします。
1枚だと剥がれやすいので、2~3枚張りましょう。
それでも剥がれる場合は上からテープを張ります。
また、症状が現れやすい箇所が分かっている人も多いでしょう。
そのような場合は登山前に絆創膏・テープを張るといいです。
BAND-AID(バンドエイド) 救急絆創膏 ウォーターブロック 40枚
メリノウールの靴下を履く
登山で綿の靴下を履いているなら、止めた方がいいです。
綿は水分を外に逃がすのが苦手な素材です。
化繊、もしくはメリノウールの靴下にしましょう。
僕のおすすめはメリノウール。
汗をかいても臭いがしないのがいいです。
足に汗をかきやすい人は、靴下を途中で替えるのも得策です。
これも靴擦れ・マメの原因となる湿気の対策となります。
もちろん、きちんと足にフィットした靴下を選びましょう。
特に大きい靴下だとシワがよって足との摩擦が増えます。
◆関連記事
僕がおススメする登山の靴下について
靴下を履き替える
予備の靴下を持って行き、靴下を履き替えるのも効果的です。
下山前の休憩時に、靴を脱いで靴下が汗で濡れていないか確認しましょう。
濡れている場合は、靴下を脱いで足を乾かします。
この時、足の下にタオルを敷くのもいいです。
それから新しい靴下に履き替えましょう。
症状が出た場合の対処方
靴擦れ・マメがひどくなって水膨れの症状が出た場合は、すぐに治す方法はありません。
少なくとも僕は知らないです。
怖いのは感染症になること。
水膨れがつぶれないように、つぶれた場合は消毒してガーゼで保護しましょう。
できるだけ症状の部分の負担をやわらげるようにします。
僕は必ずマキロン消毒液、ガーゼ、テープを持って行きます。
これはマメというよりも裂傷した場合用という感じです。
ニトリート(NITREAT) テーピング コットンテープ 綿粘着包帯(メッシュタイプ・白色)ブリスタータイプ CB-38BP
靴擦れ・マメの症状がひどくなると、対策も限られますし、歩行時の痛みは避けられません。
一番大事なのは予防ですね。
少しでも違和感を感じたら、その時点で絆創膏を張るなり、ガーゼを張るなりしましょう。