僕が一番最初に山で食べたのはカップラーメンでした。
奥多摩の御岳山で友達に湯を沸かしてもらって食べたそのカップラーメンは、大袈裟かもしれませんが、天にも昇るぐらい最高に美味しかったのを今でも覚えています(笑)
登山の魅力に取りつかれてからは、バーナーや水筒を買ってインスタント食品やその組み合わせでパパっとごはんを作ることが多いです。
この記事では、山ごはん・行動食について僕が試したきたものを書いていきます。
僕が日帰り登山でよく持って行くのが、カップラーメンとおにぎりです。
特に春・秋のシーズンは山頂も肌寒く、暖かいラーメンは美味さが体中に染みわたります!
疲れた山頂で食べる少し塩のきいたラーメンは、高級レストランのごはんに匹敵するうまさです。
だいたい、登山の前日か早朝にコンビニ・スーパーに立ち寄って、直感的にスッと手の伸びたカップラーメンを買っていきます。
山で残り汁を捨てるのはNGなので、汁を飲み干せない時はおにぎりをカップラーメンに投入して雑炊にします。
コンビニでカップラーメンを買う時は、割りばしが袋に入っているか確認しましょう。
「ラーメンあるけど、箸がなーい(泣)」というは、たまにあることです。
割りばしは予備としてザックに入れておくと、指でラーメンをすすることはないでしょう(笑)
「バーナー(火が付く道具)は持ってないけどラーメンが食べたい!」
と言う人は、サーモスの山専用ボトルとして人気のFFX-900がおススメです。
保温力が通常のサーモスよりも格段にあって、早朝に家で沸騰させたお湯を入れれば、お昼時の山頂でもラーメンを作れます。
詳しくは、こちらのレビュー記事をご覧ください。
THERMOS(サーモス) 山専用ステンレスボトル900ml FFX-901
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・山ごはんの料理道具のベストな選び方 -クッカー・バーナーの素材や特徴解説
料理道具を買ってからは、アルファ米でもご飯を作るようになりました。
僕のおすすめは尾西のごはんシリーズです。
このシリーズは、白飯、炒飯、エビピラフなど種類も豊富。
水の量を調節すれば、雑炊も作れちゃいます。
そして、何と言ってもお米の魅力は、後ほど紹介するカレーのおともになること!
お湯を入れてから出来上がりまでは15分と長めです。
それでも登山で飯盒炊爨は難しいですし、アルファ米は何より軽いので登山にぴったりのお米です。
保存期間も5年と長いので、いざという時の保存食としても使えます。
熱湯で15分。
水を入れる目盛りも記載があって分かりやすい。小さなスプーンが付属しています。
ご飯に合わせる王道はカレー・シチューでしょう。
僕はカレー好きで普段からよく食べますが、山頂でのカレーは格別です!
カレーやシチューも、登山ではフリーズドライが便利。
お湯を注げば1分でできてしまう優れもの。
上の画像はアマノフーズのカレーとアルファ米で作ったもの。
その軽さからは想像できない旨味とコクがあって、野菜も結構入っています。
テント泊の時は、カレーだけじゃ飽きるので、シチューも持参します。
僕はホワイトシチュー派です。
カレーやシチューは嫌だという方は、どんぶりなんてどうでしょう。
おすすめは、アマノフーズの「小さめどんぶり」シリーズ。
アマノフーズばかり押していますが、回し者ではありません(笑)
アマノフーズのフリーズドライのクオリティーが高いせいです。
「小さめどんぶり」シリーズは牛とじ丼、中華丼、親子丼とあります。
北アルプスの黒部五郎岳への山行には、アマノフーズのフリーズドライを色々と持っていきましたが、本当にクオリティが高いです!
特に中華丼が美味しい!フリーズドライとは思えない「ぷりぷりのエビ」が入っています。
「牛とじ丼」も「中華丼」も見た目は軽くて小さいのですが、お湯をそそぐとあら不思議、具材がキラキラと生き返ります(笑)
最先端の技術ってすごいです。
アマノフーズ フリーズドライ 雑炊 リゾット カレー 惣菜 丼 11食 詰め合わせ セット 非常食 国産乾燥野菜
パスタもたまに持って行きます。
おすすめは、ソル・レオーネのシリーズ。
味の付いた粉が入っているのでパスタソースは不要
さすが、本場のイタリア産とあって味はほんと美味しいです。
煮込むだけで簡単に本格的なパスタが楽しめます。
ソル・レオーネ エスプレッソパスタ・ペンネ・フンギ・ポルチーニ(きのこソースのペンネ)
「ご飯?パスタ? 私はパンがいい!」という人もいるかもしれません。
勿論、パンもOKです!
カレーやシチューなどの煮込み料理と食べるもいいですし、山頂で料理してサンドイッチというのもいいでしょう。
登山用のバーナーやクッカーがあれば、その場で焼くこともできるので山ごはんの幅が広がりますよ。
フリーズドライでも十分に美味しいのですが、たまにはちょっとした贅沢をしたくなる時があります。
僕はそんな時、レトルトのカレーや缶詰を持って行きます。
フリーズドライと比べると重量は少し重くなるのですが、具材が大きくてやっぱり美味しいですよね。
レトルトカレーを山で食べる時は湯銭が必要になるので、バーナーが必要になります。
パッケージはゴミになるだけので、中身だけ取り出して持っていきましょう。
予想外に良かったのが麻婆春雨!
立山の雷沢キャンプ場に持っていったのですが、簡単に作れて美味しくかったです!
日常では麻婆春雨を食べることはほぼないですが、いい意味で期待を裏切ってくれました(笑)
水に付属のタレを入れ、麺と一緒に煮込むだけ。
ご飯との相性も抜群で、白飯が進みます。
炭水化物+炭水化物ですが、ペロリと完食いっちゃいます(笑)
ムール貝の白ワイン蒸し煮。ビールとの相性は抜群!
みなさん、缶つまシリーズを知っていますか?
コンビニやスーパーの缶詰コーナーでも売っていたりします。
少し値段は張るのですが、その代わりに山の中で贅沢なごはんをいただけます。
ビールの最高の「つまみ」にもなりますよ。
こちら牛ホルモン。本当に美味です。
【 国分 k&k 缶づめ 】 缶つま プレミアム 8種類セット
なぜか山に行くと、無性に肉が食べたくなります。
体が疲れているせいなのか、本能的に肉のことばかり考えていることがあるんですよね。
特に下山中の「早く肉食べたい」は切実です(笑)
肉を山に持っていく時は、ウインナーや切った鶏肉など簡単なものです。
前日に冷凍しておいて、当日の朝に保冷バッグに入れて持って行きます(保冷剤も一緒に)。
カレーやシチューに入れると幸せになれます(笑)
肉を焼いたり、茹でたりするとなると登山の料理道具が必要になります。
詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
>> 山ごはんの料理道具のベストな選び方 -クッカー・バーナーの素材や特徴解説
ちょっと重いですが、魚肉ソーセージは常温でも保管できるため、貴重な山肉として重宝します。
そのまま炒めて良し、カレーなどに入れても良し。
ビールとの相性も良しです!
スープや汁物は、肌寒い登山ではお腹を満たすだけでなく、体を温めてくれます。
スープや汁物でおすすめなのは、アマノフーズ。
手に持った重量からは想像できないほどに、お湯を注ぐとその具材の量に驚かされますよ。
僕が一番おすすめなのは豚汁!
この豚汁は本当に美味しいので、是非一度ご賞味ください。
山でなくても美味いです(笑)
スープと言えば、おなじみのクノール。
種類もいっぱいありますし、自分の好みのスープを選べます。
僕は「きのこのポタージュ」が一番好きです。
寒い中、トロトロした粒々の具が入ったスープはお腹が膨れますし、口いっぱいに美味さが広がります。
あー、普通に家で飲みたくなってきました。
クノール カップスープ 野菜のポタージュ バラエティセット 21本入り 【スティックスープ】 【つぶコーン7本、トマト7本、きのこ7本】
秋の寒い燕岳テント泊で食べて美味しかったのがチゲ鍋!
少し辛いのがまたいいんです。体が温まります。
トック(韓国餅)をプラスすればお腹も膨れて幸せになれます。
マルちゃん 素材のチカラ スンドゥブチゲスープ 5食入×6個
登山を行くようになると、「ゴーー」と、山頂で大きな音を立てている人がいて気になりますよね(笑)
あれは、バーナーのガスに火をつけた音です。
登山にはまって山ごはんのことを考え出すと、どうしてもバーナーが欲しくなってきます。
僕も登山を始めた頃、バーナーでごはんを作るのが憧れでした。
バーナーを使って料理する人が羨ましく、かっこよく見えるんですよねー
登山の料理道具は少しお金がかかりますが長く使えるので、登山にはまったら購入をおすすめします。
登山の楽しみが倍増します!
僕が使っているのは、プリムスの「P-153 ウルトラバーナー」です。
手の平に収まるコンパクトサイズで火力も強く、購入から8年経ちましたが、一度も壊れることなく長く使えています。
詳しくは「登山用バーナーのベストな選び方」の記事をご覧ください。
PRIMUS(プリムス) P-153 ウルトラバーナー
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・おススメのクッカー、登山用食器、カトラリーを紹介する
これから行く山に小屋があって、そこのごはんに定評がある場合は「山小屋飯」というのも選択肢の一つです。
名物料理があるなら、是非食べてみましょう。
丹沢鍋割山の名物、鍋割りうどん。具材たっぷり。
赤岳鉱泉のラーメン。赤岳鉱泉はメニューも豊富です。
燕山荘のおでん。山頂は寒いので、これとビールが最高にうまいんです。
山ごはんではないですが、燕山荘はケーキがおいしい。コーヒーとのセットがいただけます。
行動食はコンビニ・スーパーで調達することが多く、基本は自分が好きなお菓子を買います(笑)
ただし、カロリーが高めのも持っていくようにしています。
板チョコはカロリーが高いので、遭難時のことを考えると2~3枚予備に持っていると安心です。
僕のお気に入りは、井村屋のスポーツようかん!
これは片手でようかんを押し出して食べることができて便利です。
もちろん味も美味しくて、ついつい食べ過ぎてしまいまうのが難点(笑)
たまに登山ショップに寄ったときに買うことがあるのが「山よりだんご」と「山チョコ」。
山よりだんごは塩餅で味は素朴。甘さを抑えているので、のどが渇かず飽きずに食べられます。
一袋が246キロカロリーと、行動食としても〇
ZEN NUTRITION(ゼンニュートリション) 山よりだんご 80g
飲み物は日帰りだとペットボトルで持って行くことが多いですが、併用して水筒も持って行きます。
水分の吸収が早いポカリスエットや、コンディションを維持するアミノバイタルを持って行くことが多いです。
これらは山でも水に溶かして作れるように、粉末タイプを購入・持参します。
ごはんを食べ終えて、飲みたくなるのがコーヒー。
登山では粉末タイプを買い、一袋だけ持っていきます。
テント泊の時は寒い朝にもコーヒーを飲みますね。
甘いものを飲みたい時もあるので、ココアも持っていくことがあります。
アストリア スティックコーヒー まろやかなコクのミルキー (12g×8P)×5箱
コーヒーやココアを飲むために、僕は専用のマグを持っていきます!
別に紙コップでもいいのですが…
丈夫ですし、使っていると愛着が湧いてきます。
長々と山ごはん、行動食、飲み物について書いてきました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
山ごはんは、フリーズドライやアルファ米、レトルト食品に缶詰など色々と試せます。
自分なりに工夫して作って食べるのが「山ごはんの醍醐味」です!
景色に加えて、山ごはん・料理を楽しんでください!
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薔薇の入れ墨
ここの山の携帯食普段、家にいても簡単食でいけますね、私77歳でもう料理作るのにうんざり。山で結構な食事をしてるんですね、ちょっと驚きです多分独身だな、あのパタゴニアの干し物の魚なんだっけ食材セットで15000円とあったが、あれ食べてみたい(添加物入ってなしデスネ!)どこクリックすればいいのか、逃げられてしまった。高いけど、もう年なんだからいいもの食べないと・・と思って入る。どこにいった?