神奈川県丹沢のおすすめ山8選 – 登山のレベル別に紹介する


丹沢の表尾根から見た富士山
 
僕の大好きな山域、それが日本百名山の丹沢山塊!
この記事では神奈川県在住の僕が、日帰り可能な「丹沢の山」をレベル別に8つ紹介します。
 
丹沢は登山初心者に人気の大山(おおやま)を始め、中級者以上に人気の塔ノ岳(とうのだけ)など、登山コースのレベル・難易度もバラエティーに富んでいます
日帰りできるルートが多く週末を利用して手軽に登山ができ、それでいて自然・景色ともに素晴らしい山が多いのが特徴です。
僕は年に3~4回ぐらい、足しげく通っています。
 
この記事ではまず、僕がおススメする丹沢の山を「登山のレベル」、「景色」の観点から比較します。
最後に、それぞれの山の登山コース詳細や魅力について詳しく触れていきます。
 

目次

  • 丹沢の山の比較

僕がおススメする丹沢の7つの山と登山ルート

 

丹沢の山の比較


鍋割山の山頂は芝生が広がり、まさに山上の天国(笑)
 
まずは、各山を登山レベル(初心者/中級者/上級者)、アクセスの良さ、山頂の景色という3つの視点から比較します。
登山の目的に照らし合わせて、どの山に登るのがいいのかその参考にしてください。

レベル(難易度) アクセス 山頂の景色
1. 大山 初心者 良い 普通(ただし穴場あり)
2. 鍋割山 初心者~中級者 良い すごく良い
3. 三の塔 初心者~中級者 普通 良い
4. 仏果山 初心者 普通 普通
5. 塔ノ岳 中級者~上級者 良い すごく良い
6. 檜洞丸 中級者 悪い 悪い
7. 丹沢山 上級者 悪い 普通
8. 蛭ヶ岳 上級者 悪い すごく良い

 

僕がおすすめする丹沢の8つの山と登山ルート

さて、ここからは僕が実際に登ったおすすめの登山ルートを紹介します。
難易度や平均的なコースタイムに加えて、その魅力的なポイントを紹介!
 

丹沢で一番人気の大山(標高:1,252m)


大山阿夫利神社経由で大山山頂を目指すメジャーコース
 
レベル:初心者向け
山頂までの標高差:
942m
登山口までのアクセス:
小田急『伊勢原駅』から登山口の『大山ケーブル』までバスで約25分
平均コースタイム:
4時間(登り2時間20分 / 下り1時間40分)
※登り下りケーブルカー利用時(阿夫利神社駅起点):
2時間40分(登り1時間30分 / 下り1時間10分)
バスの交通詳細についてはこちら
 

>【丹沢】大山おすすめ登山コース&アクセス情報【神奈川県】 ★おすすめ記事

 
今回紹介するのは大山登山で最もメジャーなコースで、初心者や家族連れにもおススメです。
ケーブルカーを利用して中腹にある大山阿夫利神社まで行くことができるので、約90分で山頂に到着できます。
中腹の阿夫利神社付近は、お店があって休憩のスポットにもなっています。
この場所はデートや観光目的としても人気があり、秋には紅葉狩りハイキング客でにぎわっています。
 
◆コース詳細
登り:大山ケーブル~女坂~大山寺~阿夫利下社~富士見台~大山山頂(阿夫利本社)
下り:大山山頂~雷ノ峰尾根~二重の滝~阿夫利下社~大山寺~大山ケーブル
 
◆このコースについて
週末であれば人が多いので道に迷うこともないです。ただし、頂上まで行くにはある程度の体力は必要。
普段運動しない人が観光ついでにフラっと登るにはちょっとつらいと思います(頑張れば行けますけど(笑))。
 
初心者の方はケーブルカーを利用して頂上までの体力を温存しましょう。
服装や装備は登山専用のものを揃える必要はありませんが、最低限、速乾性のあるTシャツ、タオル、運動靴は準備したいですね。
 
◆頂上でお昼ごはんを食べるならココ!

大山山頂付近からの鎌倉方面の眺め。写真には写っていないが、右手には江の島を見ることができます。
 
大山山頂は周りが木で囲まれている場所が多く、また人が多いので眺めのいい場所はそう空いていません。
頂上から東側(トイレがあり、下山に良く使われるコースがある)で、階段を少し降りたところに景色が開けている場所があり、そこは眺めが良い「穴場スポット」です!
天気が良ければ目の前にキラキラと輝く駿河湾や江の島を見ながらご飯を食べることができます。僕はいつもここに行きます。
 
◆お土産屋が楽しい

バスを降りてケーブルカーの乗車口までの道はお土産屋が並び、見ているだけで楽しいです。
大山は豆腐や猪料理が有名で飲食店も多くあり、大山特産コマなどのお土産もあります。
 
◆阿夫利神社

中腹にある阿夫利神社下社。登山をせずにいい景色を見たい方は、ケーブルカーでここまで行きましょう。
湘南の海を見渡せ、季節限定ですが秋に紅葉汁と呼ばれる豚汁を販売しています。
ヒンヤリと涼しいこの季節には温かい豚汁はたまらなく美味しいです。
 
◆大山登山レポート
・夏の丹沢の大山に登る(大山ケーブルバス停~山頂~見晴台)
・雪の残る冬の丹沢大山を登る(ヤビツ峠~山頂~阿夫利神社下社)【動画あり】
 
◆おすすめ記事

・登山初心者が知っておきたい10のこと

 

山頂で富士山を見ながら絶品うどんが食べられる鍋割山(標高:1,272m)


川を渡りながら頂上を目指す豊かな自然の中を歩く
 
レベル:初心者~中級者向け
山頂までの標高差:
982m
登山口までのアクセス:
小田急『渋沢駅』から登山口の『大倉』までバスで約25分
平均コースタイム:
5時間35分(登り3時間20分 / 下り2時間15分)
バスの交通詳細についてはこちら
 
>【丹沢】鍋割山のおすすめコース&アクセス情報、服装について ★おすすめ記事
 
◆コース詳細
登り:大倉~西山林道~二俣~後沢乗越~鍋割山
下り:鍋割山~後沢乗越~二俣~西山林道~大倉
 
◆このコースについて
最初の1時間は平坦な林道を歩き、後半に一気に標高を上げる登り道。
序盤の林道を過ぎると、森の中で川沿いを歩いたり、川を渡ったりと雄大な自然を感じながら登山を楽しめます。
 
後半は山頂まで一気に駆け上がりのである程度の体力は必要ですが、森の中を鳥の声を聴きながら歩くのは気持ちいいです。
 
◆魅力的なポイント

 
鍋割山の最大のポイントはやはり山頂から見る富士山です。
目の前にドーンと構えた富士山は圧倒的。
山頂は芝生が広々としていて、ゆったりと休むことができます。
 

鍋割山荘で売っている鍋割うどん。量も多く野菜もたっぷり。
 
山頂にある鍋割山荘名物の「鍋焼うどん」は具材がたっぷりで美味しいです。
芝生に座って富士山を見ながらこのうどんを食べるのが、ここでのスタンダード。
ご飯は食べた後は芝生に寝そべって空を見上げるのがとても気持ちいいです!
 
◆鍋割山登山レポート
・丹沢の「鍋割山」で富士山を見てきた
・鍋割山で眼鏡を失くしたけど、水運びをして鍋焼きうどんが美味しかった

 
◆おすすめ記事

・(夏・春・秋)登山・トレッキングの服装・レイヤリングの基本
 

短時間で絶景を堪能できる三ノ塔(標高:1,204m)


短時間で海を見渡せる絶景を堪能できるコース
 
レベル:初心者~中級者向け
山頂までの標高差:
443m
アクセス:
小田急『秦野駅』から登山口の『ヤビツ峠』までバスで約25分
平均コースタイム:
3時間10分(登り1時間40分 / 下り1時間20分)
バスの交通詳細についてはこちら
 
◆コース詳細
登り(丹沢表尾根):ヤビツ峠~二ノ塔~三ノ塔
下り:三ノ塔~二ノ塔~ヤビツ峠
 
◆このコースについて
バス停の『ヤビツ峠』から三ノ塔のピストン(往復)になります。
三ノ塔を奥に進めば塔ノ岳へもいけちゃいます。
 
標高差があまりないので、体力的な厳しさはなく、気持ちの良い表尾根の稜線歩きと駿河湾を見下ろせる景色を堪能できます。
短時間で良い景色を見たい人におススメのコースです。
 
◆魅力的なポイント

天気が良ければ駿河湾を一望できます。写真中央下付近に小さく見えるのが江ノ島。秋冬の早朝は空気が澄んでいて空がとても青いです。
 
このルートの一番の魅力は、景色の良い稜線歩きを手軽に楽しめるところ。
ここを歩く場合は朝早くから登り始めることをおススメします。
朝早く登るほど空気が澄んでいて、晴れた日であれば駿河湾から登る太陽の光が海に輝いて、何とも言えない光景を目にすることができます!
 
◆帰りのバスの時間に注意
ヤビツ峠から出る秦野行きのバスは本数が少なく最終時刻も夕方前になくなります。
事前に確認して、登山計画を立てましょう。
ヤビツ峠発秦野行きのバス時刻表はこちら

頂上にはベンチがあり休憩ができて、富士山の眺めも最高。
 

静かな山歩きができる仏果山(標高:747m)


仏果山の山頂からは相模原の街並みが見ることができる
 
レベル:初心者
山頂までの標高差:
450m
登山口までのアクセス:
小田急『本厚木駅』から登山口の『仏果山登山口』までバスで約40分
平均コースタイム:
3時間20分(登り1時間40分 / 下り1時間40分)
バスの交通詳細についてはこちら
 
◆コース詳細
登り:仏果山登山口~宮ケ瀬越~高取山~仏果山
下り:仏果山~半原バス停
 
◆このコースについて
東丹沢にひっそりと宮ヶ瀬湖湖畔からスタートします。
宮ケ瀬越から高取山に行き、仏果山を目指す縦走コースとなります。
人が少ないため静かな山歩きを楽しめますが、その分、道に迷わないように地図は必ず用意しましょう。
 
◆魅力的なポイント

 
今回紹介している丹沢の山の中では最も標高差が小さく、体力的には最も易しいレベルです。
それでいて、人が少ないため自然深い山らしい山を堪能できます。
丹沢で良く見られる階段もなく、登山道が歩きやすところも特徴の一つです。
 

仏果山頂上から宮ケ瀬湖を望む
 
高取山、仏果山の山頂には鉄塔が立っており、天気が良ければ宮ケ瀬湖が目の前に。
また、塔ノ岳を始めとする主要な丹沢山塊を北から見ることができます。
 
◆仏果山山登山レポート
・東丹沢の仏果山で一人静かな山歩きを楽しんだ

 

丹沢一絶景の塔ノ岳(標高:1,491m)


丹沢でも屈指の縦走コース。ヤビツ峠から塔ノ岳山頂を目指す
 
レベル:中級者~上級者向け
山頂までの標高差:
730m
アクセス:
小田急『秦野駅』から登山口の『ヤビツ峠』までバスで約25分
平均コースタイム:
6時間(登り4時間 / 下り2時間30分)
バスの交通詳細についてはこちら
 
◆コース詳細
登り(丹沢表尾根):ヤビツ峠~二ノ塔~三ノ塔~烏尾山~行者ヶ岳~新大日~木ノ又大日~塔ノ岳
下り(通称バカ尾根):塔ノ岳~金冷シ~天神尾根分岐~大倉バス停(大倉バス停からは小田急『秦野駅』に行くことになります)
 
◆魅力的なポイント
僕が一番好きな丹沢の登山コースがこの表尾根から塔ノ岳を目指す縦走ルート。
何が素晴らしいって景色が素晴らしい!
 
晴れていれば、目の前に富士山を見ながら歩くことができます。
コースは鎖場があったり、気持ちの良い稜線を歩いたりと変化に富んでいて面白いですよ。
 
登りに4時間と体力が必要ですが、塔ノ岳に着いた時に広がる山頂からの絶景は心身ともに疲れが吹き飛ぶこと間違いないです。
山頂はとても広いので場所どりに困ることはなく、大きな富士山や海を眺めながらご飯を食べることができます。
 

塔ノ岳山頂から見る富士山。山頂は広く座れる場所が沢山あります。目の前に富士山を眺めながら食べるご飯は最高にうまいです。

縦走コースから見える富士山

ヤビツ峠からの縦走コース。一部鎖場や岩場がある。アップダウンがあるのである程度の体力が必要になります。
 
◆下山コースについて
下りは大倉バス停に降りるのが一般的なコースでおススメ。
通称バカ尾根と呼ばれるこのコースは、階段が整備されていますが段差があって歩きやすいとは言えません。
膝を傷めないように気を付けましょう。ストックがあるといいです。
 
山頂から表丹沢を通ってヤビツ峠に戻るという選択肢もありますがおススメしません。
理由はバカ尾根に比べて時間がかかるのと、ヤビツ峠から秦野駅行きのバスが少なくて不便だからです。
バカ尾根は登りでも利用できますが、景色が単調で精神的につらいです(笑)
 
◆塔ノ岳登山レポート
・3度目の丹沢 表尾根縦走(ヤビツ峠~三ノ塔~塔ノ岳)
・【前編】丹沢登山(塔ノ岳~丹沢山~ユーシン渓谷) 1泊2日山小屋泊
・雪の塔ノ岳の頂上にワンコが二匹いた!

 

天気がいい日の朝は湘南の海が太陽の光でキラキラと輝く。僕が一番好きな眺めです。
 

尾瀬のような木道が歩ける檜洞丸(標高:1,601m)


川を渡り、長く続く木道を歩く丹沢でも特徴的なコース
 
レベル:中級者向け
山頂までの標高差:
1,061m
アクセス:
小田急『新松田駅』から登山口の『西丹沢教室』までバスで約1時間10分
平均コースタイム:
5時間30分(登り3時間20分 / 下り2時間10分)
バスの交通詳細についてはこちら
 
◆コース詳細
登り:西丹沢教室~ゴーラ沢出合~ツツジ新道~檜洞丸
下り:檜洞丸~ツツジ新道~ゴーラ沢出合~西丹沢教室
 
◆檜洞丸登山レポート
西丹沢の盟主、飴と鞭の「檜洞丸」に久しぶりに登ってきた

 
◆このコースについて

澄んだ水が流れるゴーラ沢。ここまでならまでの往復なら初心者でも可能
 
駅から登山口までバスで一時間以上かかりアクセスは悪いですが、西丹沢の山深い自然を味わえます。
登り口が非常に分かりづらいので事前に確認しておきましょう
 
まずはゴーラ沢と呼ばれる迫力満点の沢を目指します。ここまでの往復なら初心者でもOK。
ゴーラ沢を過ぎると、急登が続きます。
このコースはバラエティーに富んでいて、飽きることがありません。
 
◆魅力的なポイント
ツツジ新道と呼ばれるその名の通りツツジの木が並ぶ道があり、五月下旬から6月上旬には紫色のツツジが咲き乱れます。
また、檜洞丸は山深く鹿と遭遇する何てことも。
そもそも丹沢一帯は野生の鹿が生息しているのですが、僕はここで親子の鹿を見ることができました。
 

個人的にここの最大の魅力は、山頂付近の尾瀬のように長く続く木道です
急登を登り切った後に姿を現すこの木道は、もうすぐ山頂であるという目印でもあり、その登り切った感と相まって感動します。
 
◆アクセスについて
新松田駅へのアクセスについては新幹線を利用することも検討するといいです。
東京〜小田原間は新幹線を使えば35分程度で着くことができ、小田原から新松田までは電車で15分です。
新幹線を利用すれば朝早くから登山を開始することができます。
 
新松田からはバスで登山口に向かいます。時間は1時間ちょっと。
帰りの新松田駅へのバスは、時間帯によっては1時間に一本も走ってないこともあるので事前に下山計画を立てておきましょう。
 

檜洞丸の中間地点にあるゴーラ沢。この沢を超えると本格的な登りに転じる

檜洞丸頂上付近から見る富士山
 

草原の稜線を歩く縦走コース 丹沢山(標高:1,567m)~蛭ヶ岳(標高:1,673m)


美しいブナ林、展望の良い稜線
 
レベル:上級者向け
山頂までの標高差:
1,274m
アクセス:
塩水橋付近に駐車(駐車できない可能性あり)
平均コースタイム:
9時間40分(登り5時間30分 / 下り4時間10分)
 
◆コース詳細
登り:塩水橋~塩水林道~丹沢山(みやま山荘)~不動ノ峰~棚沢ノ頭~鬼ヶ岩の頭~蛭ヶ岳
下り:蛭ヶ岳~鬼ヶ岩の頭~棚沢ノ頭~不動ノ峰~丹沢山~塩水林道~塩水橋
 
​◆このコースについて
このコースは宮ヶ瀬湖の南、ヤビツ峠の北に位置する塩水橋をスタート地点とします。
路肩に車を止めることになりますが、駐車スペースは広くないので朝早くに着きたいところです。
 
スタートは水道橋ゲートの横をすり抜け、塩水川の音を聞きながら出発することになります。
一部ルートが不明瞭で、人も少ないので予め山行計画を立て地図は必ず持っていきましょう。
 
丹沢山には出発から3時間30分程度で到着します。
ここから蛭ヶ岳までは気持ちの良い稜線歩きが続き、約2時間で神奈川県最高峰の蛭ヶ山頂に到着します。
かなり体力は必要で健脚者向けのルートです。
丹沢山、蛭ヶ岳へは塔ノ岳もしくは檜洞丸からの縦走コースもあります。
 
◆魅力的なポイント
今回紹介したコースは序盤に美しいヒノキ、ブナ林を歩くことができます。
人もあまり多くない道なので静かな山歩きができるのも魅力の一つです。
紅葉の時期はブナ林が黄色に輝きます。
 
丹沢山、蛭ヶ岳間の稜線は丈の短い草原が広がっていて歩きやすく、視界を遮るものがないので眺めが良いです。
蛭ヶ岳山頂は広く、天気が良ければ檜洞丸を始めとする西丹沢の山々、富士山、南アルプスを見ることができます。
 
◆事前計画は綿密に
コースタイムが10時間弱ととても長いので、事前に地図などでルート確認し、計画を立てておきましょう。
一部鎖場やガレ場がありますが特段難しくはありません。
 
水場は不動ノ峰に一箇所ありますが、涸れることもあるので飲み物は余分に準備しておきましょう。
飲み物が不足しそうであれば、丹沢山頂のみやま山荘でも購入できます。
丹沢山頂~塩水橋までの帰り道は、山間にあるので日が暮れるのが早いです。ヘッドライトの準備と早めの下山を心がけましょう。

縦走の途中にはこのような岩場もあるので気が抜けないが、変化に富んでいて面白いコース。

秋には黄色に色めくブナの紅葉を見ることができます。
 
◆関連記事
【後編】丹沢登山(塔ノ岳~丹沢山~ユーシン渓谷) 1泊2日山小屋泊
 
 
丹沢の山は一年中登ることができ、季節によって魅せる風景や音が変わりますので、同じ山でも何度でも登ってもらいたいです。
 
春~夏にかけては新緑の中、ウグイスなどの鳥やセミなどの虫の声を聴くことができます。
秋には紅葉色づく山林の中、サッサッと落ち葉を踏みしめる音が気持ちいいです。
晩秋~冬~初春の早朝は空気が澄み渡り、雪をかぶった富士山や駿河湾の海がより美しく見えます。
 
また、鹿やリスなどの動物たちと出会うこともあるかもしれません。
登山経験のない方は、まずは大山や鍋割山から登り、その後ステップアップして他の山に挑戦することをおススメします。
 
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・電車で行ける!日帰り登山できるおすすめの山を紹介する
・僕の日帰り登山の「持ち物・装備」を紹介する
・(夏・春・秋)登山・トレッキングの服装・レイヤリングの基本

 

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  • 11月中旬に丹沢山に挑戦予定ですが、単独でも迷わない登山道かどうか気になってます。ちなみに大倉から登ります。

    • こんにちは!コメントありがとうございます。大倉→塔ノ岳→丹沢山のルートですかね。
      道に迷うことはないですよ!
      大倉から塔ノ岳までは人も多いです。塔ノ岳から丹沢山までは歩く人が少なくなりますが、ルートははっきりして一本道で単独でも大丈夫です。
      塔ノ岳山頂からは東西南北に4つの道が出ていますので、方向だけ注意ですかね。
      尾根道は眺め最高ですので、楽しんできてください!