これまで、夏・春秋の登山服装、冬季・積雪期の登山の服装を画像で紹介しました。
今回はテント泊時の登山の服装を無積雪期、積雪期に分けて説明します。
また、最後に寝間着や着替えの必要性について書いていきます。
テント泊の服装と言っても、泊まる山によってその恰好は変わってきます。
標高の低い山であれば登山中と同じものでも問題ないかもしれません。
標高が高い山に泊まるとなると、夏だとしても気温はグッと低くなります。
8月に燕岳に登った時は明け方の気温が10度前後でした。めちゃ寒いです。
夏でも燕岳は残雪がありました
僕はテント泊の時は夜に星空を眺めに外に出てます。
それから朝は夜が明ける前に外に出て日の出を待ちます。長いときは1時間以上も外にいます。
そんな時にあるといいのがインサレーションウェア(防寒着)です。
外にいる時に快適に寒さを気にすることなく、その絶景を堪能できます。
夏の高山、春・秋のテント泊ではダウンもしくは化繊インサレーションがあれば活躍は間違いないです。
外に出ないのであればシュラフ(寝袋)に入っていればいいのですが、それじゃあテント泊を十分に堪能していないよに思えちゃいます。
是非、外に出て星空や日の出を楽しんでほしいです。
もう一つあるといいのがサンダルです。
無積雪期のテント泊は外を歩いて散策するもの楽しみの一つです。
サンダルがあると締め付けの強い登山靴から解放されて、自然を楽しむことができます。
サンダルは軽くてコンパクトなものがおすすめです。
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登山用インサレーションウェア(防寒着)の選び方
靴下を脱いでサンダルを履けばとてもリラックスできます
僕も積雪期のテント泊も星空、日の出を見るために外に長い間で出ています。
積雪期となると外の気温はマイナス10度を下回ることは良くあることで、通常の服装だと一瞬で凍えます。
積雪期のインサレーションウェアはロフト(嵩)があってフードが付いた保温力が高いものだと快適です。
ジャケットだけでなく、インサレーションパンツもあるとなお良しです。
外に出るときは夏のようにサンダルというわけにはいきません。
冬季登山靴で歩きましょう。
テントの中であればさらなる防寒としてダウンシューズもありです。
寒くて寝付けないような経験がある人にはおススメです。
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テント泊では寝間着は基本的に持って行きません。
なぜなら、ただでさえ重たい荷物がさらに重くなり、快適に歩くことができなくなるからです。
余分な荷物を減らすため、テント泊では歩行時そのままの恰好で寝るのがスタンダードです。
ただ、汗の臭いが気になりますよね!
夏の場合は、体もベトベトして気持ち悪いです(笑)
そのような場合に着替えがあるといいです。
ただし、荷物を減らすため着替えるのは上着と靴下だけ。気になる人は下着も着替えましょう。
体をデオドラントシートなどで拭くとさらに快適になります。
靴下については履き替えた方がいいです。
靴下が湿っていると、水分で皮膚がやわらかくなって靴擦れ・マメの原因になっちゃいます。
着替え終えたものは、テント内で干しておきましょう。
ちなみにインナー・靴下はメリノウール(もしくはメリノウール混)素材だと、臭いがほとんどしないのでおススメです。
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