僕が登山で使っているビデオカメラ(GoPRO、ハンディカム)&動画撮影に便利道具を紹介する

僕が登山で使っているカメラ&写真撮影に便利道具を紹介する」で書きましたが、僕は登山で撮影することに執着があったわけではなく、時間を経て、段々と写真(カメラ?)の魅力に取りつかれるようになりました。
そして、禁断の領域のビデオカメラに手を出してしましました。お金がなくなるなくなる(笑)

今では、「山が好きなので」というYOUTUBEチャネルを開設して、日帰り登山・テント泊の動画をアップロードしています。
この記事では僕が登山で使っている複数のビデオカメラを実際に撮影した動画を交えて紹介し、また、動画撮影に使っている便利道具について書いていきます。

目次

 

アクションカメラはGoPro

ビデオカメラは2台持っていますが、最初に購入したのはアクションカメラとして有名な「GoPro」です。
このカメラのいいところは、小さくて軽くて登山の邪魔にならないところ。防水性能もあり、画質も良いです。

また、後ほど紹介しますが、撮影周りに便利な道具・グッズが揃っていて、変わった雰囲気の動画撮影もできるところがお気に入りのポイントです。

操作も簡単で、ボタン2つで大体のことができちゃいます。
背面は液晶になっていて、撮影モードを切り替える場合はそこで操作します。

4K、2K撮影に対応していて、写真撮影も可能。
タイムラプスと呼ばれる倍速再生機能、星空が撮影可能なナイトラプス機能も備えています。
では、このカメラで撮影した映像をいくつか紹介します。

まずは、北アルプスの雲ノ平を3泊4日で歩いた映像。
これはすべてGoProを使って撮影しました。

広角のビデオカメラなので、登山などの風景メインの動作撮影では迫力が出ます。
写真では伝えにくいよりリアルな登山の景色を表現できますね。

次にタイムラプス、ナイトラプス機能について。
まずは、タイムラプス。

下の動画は丹沢の塔ノ岳から富士山を撮影したものですが、11:17秒から始まる映像がタイラプスを使って撮影したものです。
太陽が富士山の脇に沈んでいく様子を倍速で撮影し、その移り変わりを表現しています。

次はナイトラプス。
ナイトラプスはタイムラプスの夜間撮影版で、夜間の光量が少ない空間を撮影できます。
星空などの撮影に適していますよ。

下の映像は秋の紅葉の時期に訪れた、北アルプスは立山の雷鳥沢キャンプ場で撮影した星空です。
2:35秒からの映像がナイトラプス機能を使っています。

以上、GoProカメラの機能・映像についてでした。
GoPro撮影に便利な道具は、次のソニーのビデオカメラの紹介の後に書いています。

【国内正規品】GoPro アクションカメラ HERO6 Black CHDHX-601-FW

望遠撮影はソニーのハンディカム


このソニーのハンディカムは、アクションカメラじゃないのでサイズが大きいです。
持ち運びには便利じゃありませんが、その分、小さいアクションカメラには搭載できないような機能がついています。

優れた機能をいくつか紹介します。
まずは、「望遠機能」
30-40倍の望遠機能を備えているので、アクションカメラでは撮影できない表現が可能。
登山中に富士山などの遠くの山を映す時によく使っています。

下の映像は、奥多摩の曇取山のテント泊で撮影したものです。
2:35過ぎから富士山のアップを撮影しています。
かなり遠くの景色も映像も収めることができます!

手振れ防止機能」
最近のアクションカメラでは手振れ防止機能がついているものも多いですが、やはりこのハンディーカムには敵いません。
登山中に歩いたんまま撮影しても、ほとんどブレません。

下の映像は厳冬期に八ヶ岳の赤岳で撮影したものです。
3:18秒過ぎに歩きながら雪道を撮影していますが、ほとんどブレていません。
これがアクションカメラだとかなり揺れるんですよね。

上記撮影で分かると思いますが、このカメラは厳冬期でも使えます。
ちなみにこの時は零下20度まで気温が下がりましたが、問題なく使えました。
厳冬期だと気温が低いと、スマホだとカメラが立ち上がらない場合もあります。

GoProも厳冬期に使えるのですが、 すぐに電池がなくなるので予備の電池をいっぱい持って行く必要があります。
ソニーのハンディカムは厳冬期でも電池が長持ちするところが気に入っています。

このビデオカメラは、「防塵・防水性能」もあります。
さすがに水中での撮影は難しいですが、小雨やちょっとした雪であれば問題ないです。
上記は厳冬期の谷川岳で、吹雪きの中を撮影したものです。
カメラは無事で、壊れることはありませんでした(笑)

このカメラに紹介する最後の特徴は、「レンズの良さ」ですね。
GoProもハンディカムと同じく4K撮影対応なのですが、映像の綺麗さはハンディカムに軍配が上がります。

カメラをやっている人だと分かると思いますが、画像・映像の鮮明さは4Kなどで示される解像度ではなくて、レンズの明るさで決まるんですよね。
下の動画の10:55~11:04まではハンディカムで撮影したもの、11:05~11:25まではGoProで撮影したものです。
映像の鮮明さの違いが分かりますか?

以上、アクションカメラのGoPro、ソニーのハンディカムの機能・性能について説明してきました。
それぞれのカメラでデメリット・メリットがあるので、僕は使い分けをしています。

基本的に自撮りの映像、足元などの変わった角度からの映像はGoProです。
軽くて小回りが利くので、次の章で紹介する道具を使って、そのような動きのある映像を撮っています。
また、危ない岩場などはGoProをザックに取り付けて、両手をフリーにした状態で撮影することもあります。

ソニーのハンディカムは足場が悪くないところや、立ち止まって撮影する場合に使っています。
また、望遠で撮るときもハンディーカムですね。

ソニー SONY ビデオカメラ FDR-AX40 4K 64GB 光学20倍 ブラック Handycam FDR-AX40

GoProの動画撮影に便利な道具

GoProは登山の動画を撮影するために便利な道具がいっぱい揃っています。
まずは、自撮り棒の紹介!



スマホにも使える自撮り棒を使っていたのですが、ダメでした。
GoProの重さに耐えきれないか、ギシギシと音が鳴って動画が使い物にならず…
この自撮り棒であれば、そのようなこともなく使えています。

上の動画の11:24からの映像がこの自撮り棒を使って撮影したものです。
自分を被写体として映せるだけでなく、その背後の山の様子も大きく捉えることができます。
よりリアルな映像が撮れますよ。

この自撮り棒があれば、こんな感じで使うことも。

そう、足元の映像など、普通の撮影では難しいような角度からも撮れるんです!
アングルの調整も微調整可能です。
これはかなり面白い絵になります。

上の映像は南大菩薩の滝子山の登山のもの。
2:59からの映像で、雪道をアイゼンがで歩く映像が映っています。
登山道の感じがリアルに伝わるだけでなく、アイゼンが雪をかみしめる音もばっちりと入っています。

このようにアイディア次第で色々な素敵な映像が撮れちゃいます!
そして、この自撮り棒にはさらなる秘密が。
 
そう、GoProを地面に置いて、撮影できるキットが付いています。

すぐに自撮り棒を取り出せるように、登山中はヒップサックに入れています。

次に紹介するのは、「PeakDesign ピークデザイン キャプチャーwithPOVキット CPOV-1

これは、ザックのショルダーベルトやヒップベルトにGoProを固定するための道具です。
両手がフリーになるので、岩場や細い道などカメラを手に持つことが難しい場所での撮影に適しています。


ベルトにキャプチャを挟むことによって、GoProを固定できます。


カメラは右の部品に固定して、左の部品にカチャっとはめることになります。
スムーズに装着できますよ。

一度カメラをはめると、はずれないようにロックがされます。
上記写真の赤いボタンを押すとロックが外れて、カメラを取りはずことができます。
このようなシステムなので、GoProが落下する心配はありません。


はめるとこんな感じになります。
カメラをシステムにはめても、上下左右にカメラの撮影方向を調整できます。

【国内正規品】PeakDesign ピークデザイン キャプチャーwithPOVキット CPOV-1

まだ、便利アイテムありますよ(笑)
次に紹介するのは、「JOBY ミニ三脚 ゴリラポッド」です。

このミニ三脚のいいところは、脚がグニャグニャと曲がって「足場が悪い場所」でも撮影できちゃうところです。
岩場・雪道などの水平でない不安定な場所でも、このグニャグニャ脚のおかげでカメラを回すことができます。

ただ、このミニ三脚だけでは、GoProを取りつけることができません。
Amazonオリジナルの価格が安いGoPro用 三脚マウントがあるので、それを使って装着しています。

JOBY ミニ三脚 ゴリラポッド オリジナル ブラック/チャコール 014100【国内正規品】

Amazonベーシック GoPro用 三脚マウント


GoPro便利グッズの最後は電池の紹介。
GoProは電池が一つしか付属しておらず、登山のように長時間撮影する時は電池切れになる可能性があるので、正規品ではない安い電池を使っています。
全然問題なく、使えています。正規品と耐久性は変わらないです。

Smatree GoPro Hero4カメラ用バッテリー(3パック)+充電器


3つの電池を一度に充電できる充電器も付属しています。

ハンディカムの撮影に使っている便利道具

これは半分自作ですが、首の負担がなくなりました。
カメラバッグをザックのショルダーベルトに付けられるようにしたものです。

使ったのは、ストラップにカラビナ。
カラビナは両方向に開閉口があるものを使用。

NITEIZE(ナイトアイズ) エスビナー スライドロック カラビナ #3 ブラック LSB3-01-R6 (日本正規品)

これをカメラバッグとザックのショルダーベルトに取り付け。
今までは首に下げていたので首の疲れがありましたし、デジタル一眼レフカメラのストラップと絡まったりと不便でしたが、そのようなこともなくなりました。


ハンディカムを入れているのは、「VANGUARD ショルダーバッグ OSLOシリーズ ブラック OSLO 14Z
デジカメのバッグですが、ハンディカムがぴったりと入ったので、これを使っています。


底には万が一にもレンズを傷つけないようにプチプチを引いています。


レインカバーも付いているので、雨が降っても大丈夫!

VANGUARD ショルダーバッグ OSLOシリーズ ブラック OSLO 14Z BK

以上、僕が登山で使っているカメラ、ビデオカメラと便利なグッズを紹介しました。
参考になれば幸いです。

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