登山におすすめの靴下、スマートウールをレビュー!裏返すとその快適性の理由が分かる


僕が登山で愛用しているの靴下メーカーの一つがスマートウール(Smartwool)です。
スマートウールについて簡単に説明すると、25年に渡って靴下を作っているメーカーで、素材にメリノウールを使っていることが特徴で、今は幅を広げてメリノウールを使ったアウトドア衣料も作っています。

スマートウールの靴下の優れた特徴は、「フィット感」、「耐久性」、「快適性」です。
長年靴下を作り続けているノウハウや技術については、こちらのページで紹介されています(英語ページ)。

初めてスマートウールの靴下に足を通した時に感じたのが、そのフィット感の良さです。
明らかに今まで履いていた靴下とは違いました。
その理由は、靴下を裏返すとよくわかります。

もし、登山用に履いている靴下があれば裏返してみて下さい。
スマートウールとの違いが分かるはずです。


足の甲や足首の部分は血の巡りが悪くならないように、締め付け過ぎず、やや薄くて伸縮性のある素材が使われています。
きつ過ぎず、緩すぎず、ピタッと肌に優しくフィットするイメージです。
登山中に靴下を長く履いていると、締め付けが強くて足首に痕ができることがありますが、スマートウールはそんなことはありません。

また、登山では重い荷物を背負って坂を上り下りするため、足先やかかと大きな圧がかかります。
その部分についは、耐久性を高めるために生地が分厚くなっています。


スマートウールの靴下にも色々と種類がありますが、上の靴下のようにベンチレーションを設けて通気性を高めることにより、靴下が蒸れることを軽減する機能を持っているものもあります。
また、ハイエンドモデルとなると立体的なフィット構造を備え、高級な素材が使われています。


上の写真の靴下は、冬の山をやっている人なら一つは持っていることが多い、スマートウールを代表するモデルです。
厚みもクッション性もすごくて、氷点下20度ぐらいの雪山でもこいつがあれば安心。

僕もこの靴下を履いて、厳冬期の八ヶ岳に登っています。
いくら寒くても、街中で履くには暑すぎますよ(笑)

     

この冬季登山用の靴下も「ただ厚みがあるだけ」というのではなく、裏返してみると工夫されていることが分かります。
フィット感を高めて通気性を確保するために、足裏と甲の間は生地が薄い伸縮性のある素材が使われています。
これは靴下を外から見ただけでは分からない特徴です。

登山中は体の体温を下げないように、なるべく肌を濡らさないことが求められます。
ベースレイヤー同じく、直接肌に触れる靴下も見た目には分かりづらくても、いい商品はやっぱり違いますよ。

smartwool(スマートウール) PhDアウトドアミディアムクルー

smartwool(スマートウール) マウンテニアリング 

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