パタゴニアのR1フルジップ・フーディ レビュー【特徴・サイズ感】

パタゴニアのRシリーズこと、レギュレーターフリースは僕のお気に入りの中間着で、登山に欠かせないアイテムとなっています。

今回紹介するのはR1フルジップ・フーディ。

 

新しいR1フリースがずっと気になっていたのですが、今回フードタイプが出たこともあり買うことにしました。

この記事ではR1フルジップ・フーディの特徴を紹介し、旧モデルのR1との比較も行っていきます!

 

目次

  • R1フルジップ・フーディの特徴
    • 袖の長さ
    • ポケット
    • フード
  • 生地・サイズ感・デザインの特徴
    • 生地について
    • サイズ感・デザインについて
    • 耐久性について
  • 旧R1フリースとの比較

 

R1フルジップ・フーディの特徴

このR1フーディー特徴は、動きやすく軽量でありながら、程よい暖かさと通気性を兼ね備えているところです。

このバランスがものすごくいい。

 

そのため、年間通して活躍するミッドレイヤーです。

春、秋、夏山の高山ではこれを着て登り、暑くなり過ぎず、寒くなり過ぎず快適に過ごせます。

夏の低山では、頂上でのお昼時などの休憩時にぴったりです。

 

<袖の長さ>


袖口にはレギュレータシリーズであることを示すRの文字

 

パタゴニアの衣類はだいたい袖が長いのですが、R1フーディもやや長め。

僕は身長が170cmでSサイズでぴったりでしたが、袖口は親指の付け根辺りまできます。

 

これはマイナスポイントというより、プラスポイント。

登山では早朝などの寒い時間帯は手先が冷えますが、袖口で手の甲を覆えるので良いです。

 

<ポケット>

 

ポケットはサイドポケットとチェストポケットが付いています。

サイドポケットはハンドウォーマーポケット、つまり「手を温める」様のポケットとして打ち出しています。

 

物を収納するということは念頭にないのか、ジッパーが付いていないです(泣)

僕にとってはこれはマイナスポイント。

登山をする場合は、この位置にはヒップベルトがくるので使うことはあまりないのですが、R1フリースは登山以外でも街着として着ることも多いので、ここは残念でした。

 

 

 

一方、チェストポケット。こちらにはジッパーがついていて〇

行動食を入れておけます。

ミニマルなデザインが動きを妨げないので良いです。

 

<フード>

 

フードは伸縮性があって、着け心地がいいです。

この商品に限らず、最近のパタゴニアのフードはとても良くなりました。

 

バラクラバ・スタイルのデザインで、頭が大きめの僕にも難なくフィット。

後ほど紹介しますが、内側の直接肌に触れる生地がソフトなので、擦れる感じはないです。

 

生地・サイズ感・デザイン・耐久性

 

<生地について>

生地は伸縮性に優れていて、「縦」、「横」、「斜め」のどの方向にも伸びます。

それから、抗菌防臭加工済みのため、汗の臭いもしにくい素材。


特徴的な生地の裏側の拡大画像

 

生地の最も特徴的な部分は裏側です!

細かくキューブ状になった塊が生地を覆っています。

 

この凹凸が、程よい暖かさを保ちつつ、通気性に優れた性質を生み出しているのだと推測しています。

ボコっとしたキューブが汗を素早く吸収して、服の表面に水分を逃しているのか、登山中でも不快な感じがしません。

 

 

このR1は中間着だけでなく、ベースレイヤーとしてもいけます。

このキューブ状の生地は、直接肌に触れても違和感なく、とても滑らかな着心地。

ちょっとジッパーが肌に触れる部分が気になるぐらいです。

 

<サイズ感・デザインについて>

 

デザインはやや細身。

これは速乾吸収性を上げるためだと思っていますが、体のラインが結構出ます。

ですので、体のラインが気になる方は、カジュアルな服として着るのはちょっと抵抗があるかもしれません。

 

今やパタゴニアのテクニカルウェアではスタンダードになりつつありますが、その立体的裁断のおかげで動きやすいです。

立体裁断については、肩回り、背中から脇にかけて特徴的なのが見て取れます。

肩を回したり、体をひねったりしても動きを妨げることはないです。

 

 

<耐久性について>


生地が折り返された裾部分

 

まだ、数回しか着ていないので、多く使用した場合の耐久性については現時点で評価できません。

そのため、この項目では耐久性を増すように工夫されている箇所について説明します。

 

それは、「裾」と「袖口」部分です。

この部分は良く擦れるのですが、そこの生地が折り返されて縫われているため、ちょっとやそっとでは解れないようになっています。


生地が折り返されて縫われた袖部分

 

旧R1フリースとの比較


新しいR1(左)と旧R1(右)

 

新しいR1と旧R1ではデザインに大幅な変更がありました。

まず目につくのは、その生地の違い。

 

新R1は表面は滑らかで裏地にキューブをあしらった生地ですが、旧R1はふわふわした毛のような生地になっています。

生地感は新旧違いはあれど、どちらも着心地はいいです。

 

デザインは新R1はテクニカルっぽく細身の形。

一方、旧R1の形がややゆったりとしたカジュアルチックなデザイン。

デザインは個人的には旧タイプが好きですねー

 

 

それから、旧R1は肘やわき腹部分など、良く動く体の部位に伸縮性のある生地を当てていました。

新R1では全体的に伸縮性があり、また、立体裁断を取り入れることで動きやすさが増しています。

 

 

旧R1の「良かったなー、ここー」というポイントの一つがサイドポケットです。

旧R1はジッパーがついているのですが、新R1には付いていません。

個人的にはジッパー付きがありがたいです。

なぜなら、プライベートでもR1はかなり着る機会が多いので!

 

 

これは細かいところなのですが、微妙にチェストポケットの位置が変わっています。

新R1の方が、旧R1より上の位置にあります。

これはプラスポイント。

登山のチェストベルトとぶつからない位置にあるおかげで、ポケットの物の出し入れがスムーズです。

 

 

ということで、新R1になり、機能は大幅にアップデートされました。

動きやすさも良しです。

お試しあれ!

 

R1プルオーバー

 

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