テント泊で必要な物の一つにランタンがあります。
ランタンはテント内で簡易的なライトとして使用でき、夜や早朝にテント内を明るく照らして出発の準備をしたり、テント外でのご飯を作る作業を助けてくれます。
現在のランタンはLEDライトが主力。
小さな電池で明るい光を長い時間作り出します。
ランタンはLEDライトを選びましょう。
4~5人用の大きなテントでない限り、ランタンは小さく軽いものがいいです。
大きなランタンは電池も予備電池も大きくなりかなり重くなります。
僕はUCO(ユーシーオー)のLEDランタンを使用しています。
1~2人用のテントであれば十分な明るさです。
小さいので持ち運びも便利でヘッドライトのバックアップとしても使えます。
ランタンを選ぶ時は電池に注目です。
ヘッドライトと同じ大きさのランタンを選ぶと、予備の電池を1種類に揃えることができます。
冬や春の雪山でテント泊する時にあると便利なのがキャンドル・ランタン。
明るさはLEDライトに劣りますが、熱を発するのでテント内が温まります。
寒い季節にはテント内を温めることはなかなかできないので、とても重宝します。
僕は、LEDと同じくUCOキャンドル・ランタンを使っています。
1本のロウソクで何と9時間も連続点灯します!
ただし、キャンドル・ランタンの使用において注意すべきことがあります。
一つはランタンの温度が上がるので、テントシートなどの燃えやすい素材に近づけないこと。
もう一つは換気を適度にすること。
ロウソクは酸素を燃やし、二酸化炭素を放出します。
決してロウソクを付けたまま眠らないようにしましょう。
ほとんどのテントの天井には、ランタンを下げる紐がついています。
カラビナなどを利用してそこにランタンを下げましょう。
ランタンの光がテント内に満遍なく広がって明るくなります。
LEDランタンを付けるためには電池、キャンドル・ランタンならロウソク、ライターが必要になります。
出発前にLEDランタンの電池が切れていないか、キャンドルランタンのロウソクが残っているか、ライターは忘れていないか確認しましょう。
また、テント場で燃料切れとならないように予備の電池・ロウソクを持って行きましょう。
UCO(ユーコ) クラルス LEDランタン
UCOオリジナルのキャンドルランタン(アルマイト仕上げ)
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