雪の残る冬の丹沢大山を登る(ヤビツ峠~山頂~阿夫利神社下社)【日帰り登山・動画あり】

1月末に神奈川県丹沢山塊の大山に登ってきました!
2週間前にまとまった雪が降ったため、山の上の方にはまだ雪がちらほらと残っていました。
念のためにアイゼンを持って行きましたが使いませんでした。
ただ、3~4回滑って転びましたので、チェーンスパイクなどがあれば転ばずに済んだかもしれません。
 

コースタイム(2時間55分)

登り(1時間10分):ヤビツ峠登山口(8:30)~表参道分岐(9:25)~大山山頂(9:40)
下り(1時間45分):大山山頂(10:10)~見晴台(10:50)~阿夫利神社下社(11:20)~大山寺(11:35)~大山寺(11:35)~大山寺(11:55)
 

秦野駅からヤビツ峠へ

小田急の秦野駅で下車後、蓑毛経由ヤビツ峠行のバスに乗ります。
ヤビツ峠まで約45分。
バスの本数は多くないので時刻表は要確認です(蓑毛経由ヤビツ峠行のはこちら)。
 
夏場は増便(同じ時間に2本のバスが出る)がありましたが、この日はありませんでした。
冬季はないのかもしれません。
 

ヤビツ峠バス停から大山山頂へ向かう

今年に入ってから週末は天気が良かったのですが、体調を崩しがちで登山に行けていませんでした。
やっと行けたのが1月の末。今年の登り初めは丹沢の大山になりました!
 
ヤビツ峠の大山登山口を登り始めたのが8時30分。
この日は青空が広がるいい天気でした。
ちなみにヤビツ峠からは塔ノ岳に行くこともできます。
 

ヤビツ峠のバス停横の階段を登ったらスタートです
 
2週間ぐらい前に雪が降って、丹沢でもある程度雪が積もっていたのは知っていました。
道の状況が良く分からなかったので、アイゼンをザックの中に忍び込ませて登山に臨みました。
 
冬のこの季節はあまり登山者がいません。
夏の半分以下の人しかいませんので、静かな山登りが楽しめます。
 
出発してからすぐの道に雪がちらほら
ただ、アイゼンを出すまでもありません。
 

 
この日は気温が高くて風もなく、ベースレイヤーにフリースで十分でした。
青空の下に駿河湾が綺麗に見えましたよ。
 

 
道を進んで行くと、場所によっては雪がまだ結構残っていました。
アイゼンを付ける必要はない状態でしたが、下りの場合は注意が必要です。
僕は結局登りに2回、下りで1回の合計3回滑りました(笑)
チェーンスパイクがあるといいかもしれません。
 


こういう下り道で凍った場所がいやらしいです
 
スタートして1時間ぐらいでイタツミ尾根の視界が開けた場所に出ました。
ここからは富士山と丹沢山、塔ノ岳が良く見えました!
 
富士山を見ることができると、
「今日も来てよかったなー」
と満足な気分になります。
 
夏は大山から富士山はあまり見ることができませんので、冬ならではの景色ですね。
 

一番右のピークが丹沢山。その左が塔ノ岳。
 
先ほどの眺めのいい場所を過ぎるとすぐに表参道との分岐に出ます。
この辺りも雪が結構ありました。
 
ズサーーと音がしたので後ろを振り向くと、人が一人雪で滑っていました。
「やれやれ、危ないなー」
と思って歩きだした瞬間に雪で滑ってコケました(笑)
この辺りは早朝は雪が凍っていて滑りやすくなっていました。
 

表参道とイタツミ尾根の分岐。山頂まで200m!

ご覧の通り、結構雪があります
 
この日はあと2つ絶品な富士山を見ることができたのですが、その一つが山頂下の鳥居の左手から見るもの。
夏場は葉っぱがあって見えにくいのですが、冬場はまさに絶景が見れますよ。
 

山頂下のこの鳥居を左手に行きます。

頭に雪をかぶった綺麗な富士山が見えました!
 
大山に山頂に着いたのは、9時40分。
スタートしてから1時間10分で着きました。
頂上からの景色も最高でした!
 
この日は気温が高く、下の方はややモヤっていました。
駿河湾が太陽の光りでうっすらと輝いていて綺麗でした。
 

山頂から望む駿河湾

山頂の標識。標高1,251メートル。
 
山頂公衆トイレの方向に進みます。
絶品の富士山が見れる場所をもう一つ紹介いたします。
 

 
トイレの右手の道を進んで行きます。
道沿いに進んで行くと…
 

 
この素晴らしすぎる景色!
先ほどのイタツミ尾根の感じと似ていますが、ここの方が標高が高いので、より眺めがいいです。
富士山、丹沢山、塔ノ岳に加えて、南アルプスや秩父の山も見えますよ。
 
景観マップもあって、目の前に見える山がどの山か分かります。
大山に来た際はここから景色を見ることをおススメします!
 

 
景色を堪能して、先ほどの公衆トイレのところまで戻ります。
僕は大山に来た時はここでお昼を食べます。
ここは景色がいいんです!
 


下方はややモヤっていますが、雲がなくいい景色でした。
 
さて、お昼ご飯です。
​いつもは土手に座って食べるのですが、雪が積もっていたのでテーブルで食べることにしました。
 
スープパスタを食べましたが、この日はテルモスの水筒に入れた熱湯でパスタを作りました。
テルモスに山専用ボトルFFX-900というものを持っていたのですが、この水筒が素晴らしい。
普通のテルモスよりもさらに保温性が高く、熱湯を入れて5時間ぐらいでしたら、十分にスープパスタやラーメンを作れます。
 

 

大山山頂から大山ケーブルバス停へ下山

30分ほど休憩をして下山を開始。
まずは、見晴台を目指して歩き始めます。
 

見晴台までは2.2キロメートルの距離
 
この道も山頂直下は雪が積もっていて、嫌な感じです。
案の定、凍った地面で滑り、尻もちをついてしましました。
パンツの後ろ側が泥で汚れてしましいましたが、パンツの下にタイツを履いていたので素肌は濡れずに済みました。
 

パンツが泥まみれに。帰りにタオルを濡らしてふき取りました。
 
山頂から雷ノ峰尾根を下り、40分で見晴台に着きました!
尾根の後半からは雪はなくなっていました。
 
帰りは早歩きで進みましたので、いつもよりも早く時間で到着。
見晴台に来る頃にはモヤがよりモヤモヤしていて、眺望はあまりありませんでした。
 

 
少し休憩してすぐに出発します。
見晴台を進んで右手に曲がり、阿夫利神社の下社に向かいます。
ちなみに本社は山頂にあります。
 

 
僕はこの見晴台から下社までの森の道が好きです。
表参道と比べると森も深く、また人が少ないので、ザ・登山道の感じを味わえます。
 
数年前までは、道が整備されておらず、また道が細いところもあるので、危なっかしいところでした。
滑落すると大ケガ間違いなしの場所で、小さな子ども連れには向いていなかったんですね。
 
それが、ここ数年でかなり整備がされてきていて、安心・安全な登山道になりました。
この日は工事中の様子が見れたのですが、落石の危険がある箇所に網を張ったりと、ますます安全になっていましよ。
 


このように落石予防のネットが張られていました。また、登山道沿いに鉄線が張られています。
 
水がほとんどない二重滝を過ぎて、下社に着いたのが11時20分。
下社は何やら工事をしていました。
景色は見晴台と同じくモヤって良く見えませんでした。
 

この右手の階段を登って下社に向かいます

工事中の阿夫利神社下社

空に雲もなかったのですが、下社からの景色はモヤモヤ。
 
ここからは、ケーブルカーを使って下りることもできるのですが、時間に余裕があったので歩いて下山しました。
下社の下にある出店を通り過ぎ、女坂を下っていきます。
下りは急ですので、慎重に下っていきます。
 
あっという間に大山寺に到着です。
お経を唱える声とボンボンと太鼓を叩く音を聴きながら、下りていきます。
 


 
その後は順調に下っていき、コマ参道を抜けて大山ケーブルバス停に着きました。
バス停近くのトイレに靴を洗うところがありますので、泥にまみれた靴を綺麗にします。
そして、転んで汚れたパンツを濡らしたタオルで綺麗にしました。
 
12時過ぎのバスで伊勢原駅まで行き帰りました。
色々ありましたが、冬の大山おススメです。
 

コマ参道を抜ける

大山ケーブルバス停近く
 
動画を作りましたので、是非ご覧ください!

 

登山後記

ここ半年で3回大山に登っていますが、やはり冬の大山はいいですね。
何がいいかって景色がいいんです!
 
登山道ですが、降雪直後でない限りゆっくり注意すればアイゼンなしで登れます。
不安な場合はチェーンスパイクがあれば問題ないでしょう。
数千円で買えます。
 
雪山が不安な方は下社から山頂までの往復コースが人も多く、いいかもしれません。
この写真でも何枚かお見せしましたが、冬の大山からは富士山が良く見えます。
冬は空気が澄んでいて、晴天率も高いので、富士山の見れる確率も高まります。
 
是非、冬の大山にも登ってみてください。
防寒着はちゃんと準備しましょうね。
 
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