カシオのプロトレックシリーズは、登山専用の腕時計として人気のシリーズです。
高度計測、気圧計測、方位計測、温度計測の機能がついていて、登山に必要とされる機能をカバーしています。
スントも同様の機能があって、デザインも良いのですが電池が交換式です。一方、プロトレックシリーズはソーラーウォッチで電池の交換が不要。
登山中に電池が切れたとしたら致命的ですが、そういう意味でプロトレックはスントに比べておすすめです。
僕の持っているマナスル「 PRX-2000LC-1JF」 を使って代表的な機能を紹介したいと思います。まずは、下記の動画をご覧ください。
とても操作が簡単で、ボタンを押してからの反応もいいです。シンプルな構成なので操作を覚えるのが簡単です。
登山では最も良く使う機能になると思います。ボタンを一押しすれば、現在の地点の高度がすぐにわかります(その日の気圧により実際の高度と数十メートルのずれが生じることがあります)。
目標地点までの標高差を把握することにより、体力の配分をコントールすることができます。また、マナスルには一定間隔で高度を自動で記録する機能がありますので、登山のペース配分がうまくできているかをチェックできます。
天気を予測するときに、気圧を把握できることはとても役に立ちます。マナスルには気圧傾向グラフがついており、2時間おきに過去24時間分のデータをグラフとして表示します。
下の画像で左上に表示されているのは気圧傾向グラフです。右にいくほど、現在に近い時間となります。このグラフでは、上から下にグラフが下降傾向にあるので、気圧が下がり天気が下り坂になっていることを示しています。
天気の変わりやすい山では、この傾向グラフは天気を予測するのにとても役に立ちます(精度の高い予測ができます)。
気圧はhPa(ヘクトパスカル)で表記される。高気圧(数値が高いほど)晴れを意味する。気圧の上には温度が表記されている。
温度計は腕に着けていると体温の影響を受けるので、外してザックにつけるなどする必要があります。
方位計測は道に迷いそうになった時に役に立ちます。僕も実際に数回ですが、この機能のおかげで道に迷わずにすみました。
天気が雨や霧などで遠くまで見渡せない場合は道に迷いやすいです。特に広いガレ場などは要注意です(ガレ場は石・岩の道で踏み跡がない)。少し道がおかしいかなっと思ったらこの機能を使います。
上の時計の画像だと、3本線が北を意味します。左側に表示されていますね。ENE73°となっているのは、時計の12時の方向が東北東(EastNorthEast)73度であることを示しています。
自分が大体どの場所にいて、どの方角に向かうべきか分かっていれば、正しい道をいっているかどうかが分かります。
その他の機能としては、下記のようなものがあります。
・電波時計
→時刻合わせの必要がありません
・日の出、日の入り時刻
→テント泊してる時は起きるべき時間が分かって便利です
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MANASLU PRX-8000YT-1JF
チタン素材を採用し強さと軽さを両立させているマナスルの最新モデル。プロトレックシリーズは全部そうですが、画面が大きいので見やすそうです。風防素材はサファイアガラス。また、スライド機構で簡単に長さを微調整できとのこと。
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PRW-6000Y-1AJF
こちらはやや安価なモデルですが、マナスルと同様に高度計測、気圧計測、方位計測、温度計測の機能がついています。価格の違いは素材の違いです。
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