ピーカンの入笠山からは数多の名峰が見渡せた!

11月上旬の連休を利用して南アルプスの入笠山、中央アルプスの木曽駒ヶ岳に行ってきました!
さて、初日に登ったのは南アルプスの北端の入笠山です。
東は八ヶ岳に富士山、西には中央アルプスに北アルプスと最高の展望が広がっていました!
 

 

コースタイム(歩行時間2時間25分)

富士見パノラマリゾート入口(10:10)~入笠山ハイキングコース入口(10:40)~入笠湿原(10:50)~岩場コース分岐(11:20)~入笠山山頂(11:30)~お昼休憩~ 入笠山山頂(12:30)~入笠湿原(13:00)~入笠山ハイキングコース入口(13:15)~富士見パノラマリゾート入口(13:35)
 

入笠山へのアクセス

電車とバスを使って入笠山に行きました。
八王子から7時29分発の「JR特急スーパーあずさ1号 松本行」に乗り、小淵沢で9時2分発の「JR中央本線 松本行」に乗り換え。
富士見駅に着いたのは9時10分。
4月後半から11月上旬までは無料シャトルバスが富士見駅から出ているので、それを利用しました。
所要時間は10分です。
 
ちなみに無料バスは「富士見駅」 ⇔ 「富士見パノラマリゾート」間を1日1往復しかしていません。
富士見駅からパノラマリゾートへは10時発。
帰りのパノラマリゾートから富士見駅へは15時発です。
帰りは徒歩で富士見駅まで帰りましたが、1時間かかりました。
※アクセス情報の詳細はこちらから
 
補足情報ですが、富士見駅から一番近いコンビニは往復30分ぐらいです。
セブンイレブンがあり、そこで食料を買いました。
 

富士見駅前にパノラマリゾート行きのバスが出ている
 

富士見パノラマリゾートから山頂へ

バスに揺られること10分。富士見パノラマリゾートに到着しました。
まずは、歩いて10分の距離にあるゴンドラ駅を目指します。
 

 
入口を抜けると紅葉の木々が! 一気にテンションが上がります。
標識に沿ってゴンドラ駅に歩いていきます。
ここはマウンテンバイクを借りて山の中を走ることができるらしく、マウンテンバイカーの姿もたくさんありました。
 

 
ゴンドラ駅に到着。
たくさんのゴンドラが動いているので待ち時間はほぼありませんでした。
料金は往復1,650円。
出発地点の標高1,050メートルから、山頂駅の標高1,780メートルまでは一瞬でした。
マウンテンバイカーもゴンドラを利用して自転車と一緒に登っていました。
 

 
この日はピーカンで、ゴンドラからの景色も最高!
目の前には赤岳を始めとした八ヶ岳の姿が!
山頂での景色に期待が高まります。
 

 
ゴンドラに乗って10分ほどで山頂駅に到着。
少し歩くと、入笠山ハイキングコース入口の標識があります。
山頂までは60分との文字が見えます。
人も多いので安心して登れます。
 

 
序盤は気持ちのいい森の中を歩いていきます。
歩道の隣は自転車コースらしく、マウンテンバイクが走っていました。
山の中で自転車を走らすのも気持ちよさそうで、いつか挑戦してみたいなー、と思いました。
 

 
ハイキングコース入口から歩いて10分で入笠湿原に着きました。
春・夏・秋は色々な花を楽しめるようですが、晩秋のこの季節はご覧のように何とも寂しい風景でした。
違う季節にも来てみたいですね。
 

 
道は舗装されていて、とても歩きやすいです。
運動靴であれば何の問題もなく歩けます。
また、途中途中で売店もあるのでそこで飲み物を買うこともできます。
 
歩きやすいのですが、息が若干切れます。
標高が高くてまだ体が順応していないからなのか、体重が増えたからなのかどうなのか(笑)
青空の中、歩を進めます。
 

 
途中、岩場コースと迂回コースの分岐に出ます。
この日は友達と登っていたのですが、じゃんけんで勝った僕は迂回コースを行き、負けた彼は岩場コースを行くことに。
帰りは僕も彼も迂回コースを下りたのですが、きつさに大した差はないようです。
 

岩場コースと迂回コースの分岐。どちらも同じ15分の距離で山頂へ。

山頂まであと5分!
 

名峰を堪能できる入笠山の山頂

ハイキングコース入口から50分、11時半に入笠山山頂(標高1,955メートル)に着きました!
ゴンドラ山頂駅が標高1,780メートルなので、200メートル弱の登りです。
 
こんなにもお手軽な山ですが、山頂からの眺めは最高でした!
山頂は西に東に北に開けていて大展望が広がっていました!
 

山頂の標識に奥に見えるのは中央アルプス
 
南西方向には中央アルプス!
次の日に登る予定の中央アルプス木曽駒ケ岳もばっちり見えました。
御嶽山もひょっこりとその頭を覗かせています。
 

木曽駒ケ岳のアップ画像
 
北西の方向には長く連なる北アルプスが見えました!
乗鞍岳~穂高連峰~立山まで稜線が美しかったー
 

左が乗鞍岳。中央やや左の白く見えるのが穂高、稜線を右に目を移すと立山方面。

穂高連峰のアップ画像。右には槍ヶ岳

北アルプスの最北地域の立山は雪化粧が進行中。下に見えるのは諏訪湖。
 
南東方向に顔を向けると、南アルプスと富士山
雲ひとつない快晴なので、遠くまで見渡せました。
 


富士山から左に目を移すと金峰山などの奥秩父の山々。
 
そして、北東方向には八ヶ岳連峰がどーんとド迫力でたたずんでいます。
南の主峰の赤岳から硫黄岳への稜線も綺麗に見えます。
北には北横岳、蓼科山と南北八ヶ岳連峰がまるごと見えちゃいます!
 
こんなにも八ヶ岳を間に目をするのは、3月に登った雪の権現岳以来です。
今年の冬も八ヶ岳へ行きたい!という気持ちが高ぶりました(笑)
 

何も遮るものがなく八ヶ岳連峰を見ることができるこの絶景は素晴らしい!
 
山頂からの景色が素晴らしすぎて、しばらく写真を撮りまくります(笑)
興奮が落ち着いたら、山頂でお昼ごはんを食べました。
山頂はとても広く、ごはんを食べる場所には困らなかったです。
 
今回はワンタン入りみそスープとおにぎりが2つ。
肌寒い中で食べる温かい汁物は最高ですね(笑)
おにぎり一つは雑炊にしました。
 

 
12時を過ぎると、どんどん人が登ってきました。
登りやすい山なので、子ども連れの家族はもちろん、愛犬を連れている方も結構多かったです。
ワンちゃんもこの絶景には感動したことでしょう(笑)
 

多くの人で賑わう山頂
 
山頂で1時間休憩して、下山を開始します。
帰りも登りと同じ道を下りました。
 

秋らしいススキが傍らで揺れている道を下山
 
登山道は急な場所もないので帰りも楽ちんです。
帰りは45分でハイキングコース入口に着きました。
 


入笠湿原前にトイレもあります
 
帰りもゴンドラに乗りました。
山頂付近に紅葉はありませんでしたが、ゴンドラで下るにつれて山麓は木々が色とりどりに染まっていました。
麓のゴンドラ駅周辺はもみじの紅葉が見事でした!
八ヶ岳を眺めながら入笠山に別れを告げます。
 
  
麓のゴンドラ駅周辺の紅葉
 
富士見パノラマリゾート入口についたのが13時35分。
バスの出発まで1時間半ぐらいあったので、友達と相談して富士見駅まで歩くことにしました。
 
距離は近くはありませんでしたが、登山の時間が短く物足りなく、脂肪燃焼も考えて歩きました(笑)
スマホ片手に地図を見ながら歩くこと1時間、富士見駅に着いた頃には結構疲れていました。
 
さて、入笠山の次は中央アルプスの木曽駒ヶ岳です!
この後、宿泊先の伊那市駅に向かいました。
 
3度目の正直!念願の木曽駒ケ岳に登る >>
 

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