初めての赤城山!駒ケ岳から黒檜山を縦走(日帰り登山)【動画あり】

2016年11月3日に群馬県の赤城山(標高1,827m)に友達と行ってきました!

赤城山は日本百名山で火山で、大沼を始めとしたカルデラ湖があります。ちなみに近くにある榛名山も火山でカルデラ湖がありますね。

赤城山は複数の山からできていて、その辺りの山一帯を赤城山と言うそうです。山の名称ではありません。

 

今回は、赤城山最高峰の黒檜山とその隣にある駒ケ岳を縦走してきました。

赤城山はある程度の高さ(標高1,360m)まで車やバスで行けるので、登山初心者の方でも登れます。こどもと一緒の家族連れも多かったですね。

登山動画もご覧ください。

コースタイム(往復2時間50分)

登り(1時間50分):駒ヶ岳登山口(10:00)~尾根道(10:37)~駒ケ岳(10:51)~黒檜山山頂(11:50)
下り(1時間):黒檜山山頂(12:40)~黒檜山登山口(13:40)

 

赤城山へのアクセス

僕は横浜に住んでいるのですが、朝の5時25発の「JR東海道本線(上野東京ライン)・高崎行」に乗り、まずは群馬県の高崎に向かいました。

快適さを求めてグリーンに乗りました。休日料金は980円。

高崎に着いたのが7時48分で、そこから「JR両毛線・小山行」に乗り換えて前橋へ。駅に着いたのが、8時19分でした。

 

前橋駅の北口の6番乗り場から赤城山直通バスに乗り、約1時間で登山口近くの「あかぎ広場前」で下りました。

時刻は9時50分。横浜からだと、5千円ちょっとの交通費です。

※バスの詳細情報はこちらから

赤城山へは前橋駅の北口バス停、6番乗り場から向かいます

 

駒ケ岳登山口から黒檜岳山頂へ向かう

あかぎ広場前のバス停を降りて、トイレで用を済ませます。

駐車場があるのですが、そこからは今から登る駒ケ岳と黒檜山が良く見えました

この日はとてもよく晴れていて、青空が広がっています。

 

ただ、風がビュービューと吹いていて、かなりの強風です(笑)

紅葉を期待していたのですが、この標高ではもう紅葉の季節は終わっていました。

途中バスから紅葉に染まる森が見えたので、山頂から見える紅葉を期待します。

 

10時頃に駒ケ岳登山口に着きました

バス停から赤城神社とは「反対の方向」に、すぐの距離です。

右が駒ケ岳で、左奥に見えるのが黒檜山です

駒ケ岳登山口は標識があるので分かりやすいです

 

まずは、駒ケ岳を目指します。いきなりですが、尾根に向けてそこそこの登りが続きます。

登山口の標高が1,360mで駒ケ岳が1,685mですので、約300mの標高差です。

尾根道に出るまでに約40分かかりました

急登ではないので、ゆっくり歩けば登山初心者でも大丈夫な道です。

 

秋に入り​木の葉っぱも落ちていたので、空が良く見えてます。

左手には大沼(おの)を見ながら高度を上げていきます。

しばらく歩き、長い鉄の階段が現れます。

そこを超えると、東側が開けた尾根道に出ます。気持ちのいい道です。

ここから駒ケ岳に向けて緩やかに登っていくのですが、振り返ると絶景が広がっていました!

関東平野がずーーっと遠くまで見えます

 

赤城山は関東平野にいきなりドーンとそびえているんですね。

前橋駅からもその特徴的な山容が良く見えました。

 

長野や山梨などと違って、周りに山がなく単独峰に近い形です。

それなので、山に登ると遠くまで見えるんです。

話がそれました。稜線からの景色は、関東平野だけでなく、小地蔵岳とそのふもとにあるカルデラ湖の小沼(この)が見えます。

こういう景色は見たことがなかったので、感動で胸が高鳴ります。


右に見えるのが小地蔵岳と小沼(この)

 

登山口を出発してから約50分で駒ケ岳に到着しました!

ここも景色がとても良かったです。

下を見ると紅葉が広がっていてとても綺麗でした。

 

ここまで、大した急登もなく、また景色もいいので全く疲れを感じません。

この場所は風がとても強かったので、すぐに出発しました。ここからは黒檜山に向けて若干下っていきます。

駒ケ岳山頂の標識


写真では伝わりにくいのですが、下の山が綺麗に紅葉していました

大した距離ではありませんが、黒檜山に向けて若干下ります

 

下り終えると、大タルミと呼ばれる休憩に持ってこいの開けた場所に着きます

目の前には黒檜山が大きく見えます。

少しザックを置いて息を整えます。気温は15度ぐらいでしたが、風が強いので寒く感じます。

体温が下がる前に黒檜山に向けて登り始めます。ちなみに山の読み方はくろびやまです。

大タルミはこのように開けて気持ちがいい場所でした


目の前の黒檜山に向けて出発します

 

ここから急登が始まります

少しきついですが、振り返るとまたまた疲れが吹き飛ぶいい景色!赤城山最高です。

登りは30~40分ぐらいでしょうか。登り切ったところに標識があり、「絶景スポット60歩 日本一の関東平野 筑波山」とあります。

さっきから絶景ばかり見ていたので、「これ以上どんな絶景があるんだ」と思って行ったら、やっぱり絶景でした。

 

高くまで登ってきたので、小地蔵岳や小沼、関東平野がさっきよりもより一層良く見えます。

さらには東の空も遠くまで見えるんです。ただ、僕にはどれが筑波山か分かりませんでしたが(笑)


標識から60歩いた先にあった絶景スポット

 

絶景を見て満足したところで、山頂へ向けて出発します。

黒檜大神石碑というでっかい石がある鳥居を抜けて、黒檜山頂に到着しました!

時刻は11時50分。登山口から1時間50分かかりました。

 

「さて、お昼にしようかな」と思っていたのですが、標高の書かれた山頂の標識を見ると、「絶景スポット2分」の文字が…

こんだけの絶景を見ながら、さらなる絶景を求めて、お昼前にそこへ向かいました。

ついて見るとやはり絶景でした(笑)

 

今までと違ってそこは西側が開けていました!谷川岳の方面ですね。

そこは眼下の山々が紅葉が広がっていて、とてもビューティフルな景色でした。

ただ、風があまりにも強すぎたので、飛ばされない内に山頂へ引き返します。


黒檜山山頂に到着するも、またもや「絶景スポット」の文字が


絶景スポットから見た紅葉。最高にビューティフルでした


黒檜大神の石碑

山頂から下山、大沼と赤城神社に立ち寄る

お昼はカップラーメンを食べました。

晩秋とか冬とか、寒い時に食べるラーメンは本当にうまいです。体の芯からあったまるのが分かります。

山頂でご飯を食べたのですが、そこは木が生えているのであまり景色は見れないのですが風がなく快適でした。

 

山頂は人が多かったですね。百名山でなおかつアプローチがいいので、人気の山のようです。老若男女みんないましたね。

50分ほど休憩をして下山を開始します。

この下山がかなり急で登りよりもきつかったです

 

ここから登るのも大変そうですが、下りが苦手な人はここから登って駒ケ岳から下山する方が良さそうです。

時折、大沼が見えて写真をパシャパシャと撮ります。


下山時に大沼と赤城神社が見えました


これが駒ケ岳から縦走した尾根になります

 

下山開始から1時間ほどで、黒檜山の登山口に着きました!

下りはずっと急なので結構足に来ました。

帰りのバスの時刻まで時間があるので、大沼と赤城神社を見ていくことにします。

 

道沿いを歩いて神社方面に歩いていると右手の駐車場に「近道」の文字。

そこを歩くと大沼の湖畔いに着きました。

大沼はかなり大きな湖でした。


黒檜山登山口に着いたのは下山開始から1時間


道路沿いを歩いて大沼・赤城神社に向かいます


大沼はかなり大きく、湖畔に着いた時はちょっと感動しました

 

赤城神社にはすぐに着きました。お参りをして近くの売店に寄ります。

友達はそこで百名山バッチと甘酒を購入。そのあと、啄木鳥橋を渡ってあかぎ広場に向かいます。

バスまでまだ時間があったのでお店に寄りました。

群馬名産のお味噌で食べるこんにゃくをいただき、バスで前橋に戻りました。

 

前橋で宿泊、そして天然温泉ゆ~ゆに入る

僕らは次の日に日光白根山に行く予定を立てていて(予定変更になりますが)、その日は前橋に泊まりました。

僕が泊ったのは、カントリーホテル前橋というビジネスホテルに泊まりました。

朝食付きで4千円ちょっとで、駅からすぐです。前橋駅前は安くていいホテルがいくつかあります。

 

さて、ホテルでチェックインを済ませたあと、友達とホテルから徒歩2分ほどのところにある、天然温泉ゆ~ゆという温泉施設に行きました。

これもまた、安くて730円で温泉に入れます。

また、温泉の質も良いです!僕は温泉と水風呂を往復して疲れをとりました。

 

その後、友達に食事に行って次の日に登る日光白根山のことについて話していたのですが、途中、どう考えても計画通りにいかない(ただ単に下山後に宇都宮で餃子を食べる時間がない)ことが発覚。

急きょ、予定を変更して日光の戦場ヶ原をハイキングするプランに変更しました(これもまた当日変更になるのですが…)。

次の日は朝の7時に前橋から日光に向かうことにして、眠りに着きました。続く…

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