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西丹沢の盟主、飴と鞭の「檜洞丸」に久しぶりに登ってきた

西丹沢の檜洞丸

 

ゴールデンウィークの前半に神奈川県の西丹沢にある檜洞丸(ひのきぼらまる)に登ってきました。

この山に登るのは4回目(のはず)。久しぶりに登りましたが、やっぱりいい山でした。

 

神奈川県では蛭ヶ岳に次いで高くて、標高1,601メートル。

丹沢の中では中級グレードですかね。結構体力が必要です。

僕は山頂付近の長ーい木道が好きなのですが、今回の山行は天気も良く、木道からは富士山が見れましたし、山桜も見れました!

 

コースタイム(5時間15分)

登り(3時間10分):西丹沢ビジターセンター(8:30)~登山口(8:40)~ゴーラ沢出合(9:20)~石棚山稜分岐(11:25)~檜洞丸山頂(11:40)
下り(2時間5分):檜洞丸山頂(12:25)~石棚山稜分岐(12:35)~ゴーラ沢出合(13:50)~西丹沢ビジターセンター(14:30)

 

檜洞丸へのアクセス

アクセス:小田急『新松田駅』から登山口の『西丹沢ビジターセンター(自然教室)』までバスで約1時間10分

詳しくはこちらの富士湘南バスの公式ホームページの「西丹沢・山北エリア」を参照。

季節によって時刻表が変わることがあります。

 

西丹沢自ビジターセンターからゴーラ沢出合へ

檜洞丸 西丹沢自然教室バス停

 

この日はゴールデンウィークとあって、人がとても多い日でした。

とは言っても、塔ノ岳などと比べると圧倒的に少ないですが。

 

新松田からバスに揺られること一時間余りで、西丹沢室ビジターセンター(自然教)に到着。

ここからは西に行けば畦ヶ丸、北へ突き進めば大室山と西丹沢の山々への出発点です。

 

檜洞丸 西丹沢自然教室

 

道路沿いに北方向に歩き、左手のオートキャンプ場を通り過ぎると、檜洞丸の登山口が右手に見えます。

西丹沢教室からは10分程の距離。

「熊出没」の看板が目印です。

 

檜洞丸登山口 熊注意 西山沢檜洞丸

 

この登山口はちょっと分かりにくい。

ボーっとしてたら通り過ぎちゃそうです(笑)

 

いきなり、沢っぽい所を登っていくので、

「こんな道行くのかー 檜洞丸やばそう!」

と思うのですが、この道は一瞬です。

檜洞丸がやばいのは、後半になってから(笑)

 

西山沢檜洞丸 西山沢檜洞丸

 

まず目指すはゴーラ沢出合

ゴーラ沢出合まででこのコースの半分ぐらいの距離を行くことになるのですが、この沢までは何てことない起伏のほとんどない道を進みます。

静かな森歩きが楽しい道です。

 

西山沢檜洞丸

 

西山沢檜洞丸 西山沢檜洞丸

 

この日は天気が良くて、春の新緑がとても眩しかったです。

夏とか秋の山もいいですが、明るい緑が輝き始める春山っていいですねー

「登山シーズンが来たー!」という喜びを感じます。

 

 

西山沢檜洞丸

 

序盤は平坦な道が続くのですが、足場が悪い場所には木道がかかっていて、そこを渡る時はちょっとだけ緊張します。

この辺りは登山道というより、ハイキングコース。

穏やかな道を気分もルンルンで歩いていきます。

 

西山沢檜洞丸 西山沢檜洞丸

 

しばらく歩くと右手に沢の音が聞こえてきます。

これがゴーラ沢出合が近くなったことの合図です。

 

山で沢の音が聞こえてくると、「この先に何かあるぞー」ってテンションが上がりますね。

もちろん、沢があるのですが(笑)

 

檜洞丸 ゴーラ沢出合 檜洞丸 ゴーラ沢出合

檜洞丸 ゴーラ沢出合

 

ゴーラ沢出合は、ザーという水が落ちる音が聞こえるのですぐに分かります。

「お疲れ様でした。ここはゴーラ沢出合です」という看板がお出迎え。

 

今までの深い森を歩いていたところから展望が開け、豪快な沢が出現。

もはや岩と呼べるような大きな石ころが散らばります。

 

沢を渡るために対岸まで木橋がかけてあるのですが、その橋が細い…

もはやそこは歩かずに、いい感じの石の上を水をパシャパシャさせて渡ります。

 

手で触ってみると透き通った水は冷たく、思わず顔を洗っちゃいました。

うーん気持ちいい。

 

 

檜洞丸のゴーラ沢 檜洞丸 ゴーラ沢出合 檜洞丸 ゴーラ沢出合

 

ここまでが、登山口から山頂までのちょうど半分ぐらいの距離。

「檜洞丸って余裕じゃーん」

と、僕も最初登った時は思っていました。

 

が、檜洞丸は飴と鞭を使い分ける西丹沢の名峰。

標高も神奈川県で第2位の山です。

ここまでは飴。余裕と思わせておいて、ここからの登りが本番です。

 

ゴーラ沢出合から檜洞丸山頂へ

檜洞丸の急登 檜洞丸の急登 檜洞丸の急登 檜洞丸の急登

 

ここから山頂までは2.9キロ。

「ん? 近いかな?」

と思うのですが、なかなかの登りなので遠いです(笑)

 

ところどころ木道で舗装されつつも、岩がまじった登山道を登っていきます。

静かで気持ちのいい道ではあるのですが、景色が開けているわけではありません。

只ひたすら、山頂を目指して標高を上げていきます。

 

 

檜洞丸の山ツツジ

 

時折、山ツツジの花が咲いているを見て小休憩。

この道はツツジ新道とも呼ばれていて、もう半月ほどすると山ツツジの花が一斉に咲き始めます。

 

檜洞丸登山道 檜洞丸登山道

 

鉄ハシゴを登ったりと、ただがむしゃらに登っていくと、段々と景色が開けてきました。

周りの山を見ると、かなりの高さになってきたことが分かります。

 

ゴーラ沢出合から1時間半程過ぎると、木道が多くなってきます。

石棚山稜分岐が近づいてきた証拠です。

 

木道歩きは辛いです!

でもここを過ぎれば、ここさえ登りければ!

 

檜洞丸登山道 檜洞丸登山道 檜洞丸登山道

 

分岐の手前で、本日の初めての綺麗な富士山。

富士山はいつみても癒されます。

富士山を見れただけで、「今日は来て良かったなー」って思います。

 

 

檜洞丸から見る富士山 檜洞丸 石棚山稜分岐

 

やっとのことで、石棚山稜分岐に到着!

檜洞丸はここまでが辛い。

最初に登った時の記憶は「辛過ぎる」です(笑)

 

でも、ここから山頂までが楽しい道になります。

鞭が終わったので、今度は飴です(笑)

 

檜洞丸の木道

 

ここからは20分程の木道歩き。

登りの木道は嫌いですが、この木道は平坦な素敵な木道。

 

ちょっと高さがある木道で、それがまたいい。

草が伸びる頃には、何だか草上の道のように感じます。

 

木道の序盤で素敵な出会いが。

それは山桜。まさか、この季節に桜を見られるとは思っていなかったので、とても嬉しかったです。

 

檜洞丸の山桜

 

この木道が続く道は、僕が丹沢の中でも最も好きな道の一つです。

僕の中では天国の木道と呼んでいます(笑)

 

長く苦しい急登を登り終えてこの道が現れると、「もうすぐ山頂なんだ!」という嬉しい気持ちになります。

この道は晴れの日もいいのですが、霧が立ち込めた時に歩いたことがあり、それはとても幻想的な光景でした。

 

檜洞丸山頂付近の木道 檜洞丸の木道 西丹沢の檜洞丸の木道 西丹沢の檜洞丸の木道

 

素晴らしい木道の終盤にソーラーパネルが見えると山頂はもうすぐそこ。

ここからちょっとだけ登りますが、景色も開けていて疲れは感じません。

後を振り返ると…

 

檜洞丸から見る富士山 檜洞丸から見る富士山

 

富士山の姿!

何度も振り返って、その雄姿を眺めます。

 

枯れ木の間を進んで行くと、そこが山頂です。

 

檜洞丸山頂へ

檜洞丸山頂

 

ほとんど文字が読み取れません(笑)

一応、檜洞丸(桧洞丸)って書いてあります。

 

 

檜洞丸山頂  檜洞丸山頂

 

山頂からの景色は決していいとは言えない檜洞丸。

木々の間からちょっとだけ富士山が見えました。

この渋い、ちょっと地味な山頂もいいんですよねー(笑)

 

「お昼は開けた景色を堪能しながら~」とはいきませんが、ここまでの充実した登りを噛みしめながらごはんを食べました。

 

 

檜洞丸山頂から西丹沢ビジターセンターへ下る

檜洞丸山頂

 

ごはんを食べ終えたら、西丹沢ビジターセンターへと元来た道を戻ります。

帰りのバスはそんなに頻繁に出ていないで、事前にチェックしておいたほうがいいです。

 

檜洞丸

 

帰りは富士山を見ながら下りていき、天国の木道を歩いていきます。

「次はいつ来るんだろうー」

 

西丹沢はあまり来ませんので、別れを惜しみながらこの楽しい山道を歩いていきます。

 

檜洞丸

 

天国の木道を過ぎると、ここからは一気に標高を下げます。

登りは辛かったですが、下りは下りで気を遣う。

 

ストックを取り出して、バランスを取りながら下っていきます。

下りはスピードも出て何てことないように感じますが、ふと振り返ると、「こんな道を登ってきたのか」と思えるような急な道です。

 

檜洞丸

 

山頂から1時間半でゴーラ沢出合に到着!

あまりの急な下り坂でちょっと足がくたびれましたが、ここまで来ればあとは起伏のない道なので安心です。

行きと同じく沢の水で顔を洗い、スッキリしてから帰り道を歩きます。

 

檜洞丸 ゴーラ沢出合 檜洞丸 ゴーラ沢出合 檜洞丸 ゴーラ沢出合

 

ゴーラ沢を出発した時点で、時刻は14時。

帰りのバスは14時40分で、これを逃すと次のバスは1時間後になるので早歩きで進みました。

2.3キロを30分で歩いたことになります。

 

檜洞丸 下山道

 

登山口手前は急な下りとなり、滑落すると命に関わるような場所もあるので慎重に下ります。

小さな沢を下り、熊出没の看板が見えてホッと一安心。

 

檜洞丸 下山道 檜洞丸 登山口

 

この時点で時刻は14時26分。

さらに歩を速めて西丹沢ビジターセンターへ。

バスには間に合いましたー

 

 

檜洞丸 バス停

 

帰りのバスは時刻によって「谷峨(やが)駅」停まりと、新松田行があるのですが、今回乗ったのは「谷峨駅」停まり。

谷峨駅でJRの電車に乗り換えて、松田駅に下車。小田急の新松田駅はすぐ側です。

 

テント泊でサンダルを履いて過ごすということ

テント泊で履くサンダルについて考える

 

テント泊は本当に疲れる。でも止められません。

なぜ、楽しいんだろう。

まあ、あの疲労感、たまりません(笑)

 

重い荷物を背負って山に登り、ホッと息つく瞬間はテント場が見えてきた時。

「やっと着いた! 長かったなー」

なんて思いながら、受付で代金を払い、テントを張る場所を探します。

 

テント泊でサンダルを履くということ

 

ここからがもう一苦労。

テントを張らなきゃいけない(泣)

本当はすぐにでも寝っ転がりたい。ビールも飲みたい。

 

疲れた体に鞭打って、テントを立てる。

ザックと荷物をテントに押し込む。

 

そして、登山靴を脱ぐ。

「あ~~」と、言う声が出ちゃうぐらいの安堵感。

 

サーマレストのネオエアーXサーモ

 

僕が本当に落ち着くのは、この登山靴を脱いだ時。

テント場に着いた時じゃなくて、この靴を脱いだ瞬間です。

 

締め付けられた足が、重い登山靴から解放されたその瞬間に「最高に」リラックスできます。

靴下を脱げば、天にも昇る気持ち。

戦場から戻ってきた騎士が重い鎧を脱いだ時、こんな感じの気持ちになったに違いない(笑)

 

テント泊でサンダルを履くということ

 

テントを張ったらテントの中で少し寝転んで、気持ちが落ち着いたら散策に出かけます。

 

「もう、登山靴を履きたくない!」

そう、今はリラックスタイム。そんな散策のお共はサンダルです。

 

サンダルを履いて、歩くのが気持ちいい。

裸足になった足先に、草や地面を感じるのが僕はすごく好きです。

 

 

僕が使っているサンダルは、モンベルのソックオンサンダル。

その名の通り、靴下のままでもはけるサンダル(寒いときはそれもいいね)。

 

テント泊でサンダルを履くということ

 

 

夕方前にはこのサンダルを履いて、水場に水汲みに。

足先を石や岩にぶつけないように注意しながら歩いていく。

クロックスみたいに足先が守られていないけど、嵩張らないし、ものすごく軽い。

お気に入りのサンダルです。

 

でも、クロックスにも興味あるなー。

はき心地は間違いなさそうだし、今度買って山に持って行ってみようかな。

 

水を汲んでテントまで戻ったら、クッカーとバーナーを取り出して夕ごはんの準備。

天気が良ければ、サンダルを履いてテント脇でね。

山で食べるごはんは最高!

 

テント泊でサンダルを履くということ

 

 

山ごはんはすぐには食べられない。

アルファ米はちょっと時間がかかる。お湯を入れて15分くらい待つ。

その待ち時間にビールをちょびちょびと飲み始める。

 

「これだよ! テント泊が最高なのは!」

 

そして、ふと思う。

僕は何で辛い思いをしてまで、テント泊をしているんだろうか?

その答えの一つは、このごはんとビールであることは間違いない(笑)

 

mont-bell(モンベル) ソックオン サンダル
mont-bell(モンベル) ソックオン サンダル 1129396 ネイビー×ロイヤルブルー(NV/RB) M

 

[クロックス] サンダル クロックバンド クロッグ
[クロックス] サンダル クロックバンド クロッグ 11016 Blazing Orange/Slate Grey US M8W10(26 cm)

 

角幡唯介の「極夜行」は最高に面白くて刺激的だった

角幡唯介の「極夜行」は最高に面白くて刺激が強すぎる(笑)

 

待ちに待った、角幡唯介さんの新刊「極夜行」。

角幡さんの本は「空白の五マイル」以降すべて読んでいる大ファンです。

 

角幡さんは冒険家&作家で登山好き。

この極夜行は登山本ではなく、北極に近い太陽が昇らない場所を80日にかけて、ウヤミリックと言う名の犬と旅をするという壮絶な内容です。

 

  • デポした食料とドッグフードが白熊に荒らされ、ウヤミリック(犬)を食べようかと思った
  • 台風並みの強風のブリザードに遭遇
  • ブリザードでウヤミリックが雪に埋まりそうだったので縄を解いたら、ウヤミリックが極夜の闇に走り去る
  • 後を振り返って「あれ、犬が二匹いる」と思ったらオオカミだった

 

などなど、刺激的かつ面白い。

角幡さんらしい哲学的かつ詳細な描写で、まるで自分が一緒に極夜の旅をしている気分になります。

好き嫌いがありそうですが、下ネタ混じりのユーモアも満載です。

 

この本には写真がない(極夜なので撮れないが)ことに加えて、極夜という想像しにくい世界をどのように書き上げるのか、面白くまとまるのか心配していましたが、結果はすごく面白いものでした。

まさに、唯一無二の冒険本です。

 

下記のサイトでも今回の旅について紹介されているので、角幡さんがどんな人か、今回の旅がどんなものか想像できるかも。

 

極夜行を読んだ人には、角幡さんの別の本である「アグルーカの行方 129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極」を読むと、極地のすごさや魅力、極地冒険の歴史がもっと分かると思います。

角幡さんの本を読んでると、「北極に行ってみたいなー」と思っちゃいます(笑)

角幡さんのようなスゴイ旅はできませんが、北極に行って海象とか氷床とか生で見たくなります。

 

さて、今回の極夜行を読んで、

「角幡さんの文章スタイルが変わったなー」

と思いました。

 

今までは、冒険本では如何にもノンフィクションらしい真面目なスタイルを通し、「探検家、40歳の事情」のような日常本には角幡さんらしいユーモアが織り込まれていました。

今回の本からはこのスタイルが融合して、「真面目で哲学的で緊迫感のある描写」+「ありのままの角幡さん(ユーモア満載)」となっていました。

どちらのスタイルも好きだったのですが、今回のように何も包み隠さない大っぴらで、自然体な(と思われる)角幡さんのスタイルで書く冒険本は素敵でした。

いやー、早くも次の本が楽しみです。

 

極夜行
極夜行

 

アグルーカの行方 129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極 (集英社文庫)

アグルーカの行方 129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極 (集英社文庫)

僕が登山で使っているビデオカメラ(GoPRO、ハンディカム)&動画撮影に便利道具を紹介する

僕が登山で使っているカメラ&写真撮影に便利道具を紹介する」で書きましたが、僕は登山で撮影することに執着があったわけではなく、時間を経て、段々と写真(カメラ?)の魅力に取りつかれるようになりました。

そして、禁断の領域のビデオカメラに手を出してしましました。お金がなくなるなくなる(笑)

 

今では、「山が好きなので」というYOUTUBEチャネルを開設して、日帰り登山・テント泊の動画をアップロードしています。

この記事では僕が登山で使っている複数のビデオカメラを実際に撮影した動画を交えて紹介し、また、動画撮影に使っている便利道具について書いていきます。

 

目次

 

アクションカメラはGoPro

ピークデザイン CPOV-1

 

ビデオカメラは2台持っていますが、最初に購入したのはアクションカメラとして有名な「GoPro」です。

このカメラのいいところは、小さくて軽くて登山の邪魔にならないところ。防水性能もあり、画質も良いです。

 

また、後ほど紹介しますが、撮影周りに便利な道具・グッズが揃っていて、変わった雰囲気の動画撮影もできるところがお気に入りのポイントです。

 

登山のビデオカメラに使っているGoPro 登山のビデオカメラに使っているGoPro 登山のビデオカメラに使っているGoPro

 

操作も簡単で、ボタン2つで大体のことができちゃいます。

背面は液晶になっていて、撮影モードを切り替える場合はそこで操作します。

 

4K、2K撮影に対応していて、写真撮影も可能。

タイムラプスと呼ばれる倍速再生機能、星空が撮影可能なナイトラプス機能も備えています。

では、このカメラで撮影した映像をいくつか紹介します。

 

まずは、北アルプスの雲ノ平を3泊4日で歩いた映像。

これはすべてGoProを使って撮影しました。

 

 

広角のビデオカメラなので、登山などの風景メインの動作撮影では迫力が出ます。

写真では伝えにくいよりリアルな登山の景色を表現できますね。

 

次にタイムラプス、ナイトラプス機能について。

まずは、タイムラプス。

 

下の動画は丹沢の塔ノ岳から富士山を撮影したものですが、11:17秒から始まる映像がタイラプスを使って撮影したものです。

太陽が富士山の脇に沈んでいく様子を倍速で撮影し、その移り変わりを表現しています。

 

 

 

次はナイトラプス。

ナイトラプスはタイムラプスの夜間撮影版で、夜間の光量が少ない空間を撮影できます。

星空などの撮影に適していますよ。

 

下の映像は秋の紅葉の時期に訪れた、北アルプスは立山の雷鳥沢キャンプ場で撮影した星空です。

2:35秒からの映像がナイトラプス機能を使っています。

 

 

以上、GoProカメラの機能・映像についてでした。

GoPro撮影に便利な道具は、次のソニーのビデオカメラの紹介の後に書いています。

 

【国内正規品】GoPro アクションカメラ HERO6 Black CHDHX-601-FW

【国内正規品】GoPro アクションカメラ HERO6 Black CHDHX-601-FW

 

望遠撮影はソニーのハンディカム

登山動画に浸かっているSonyのハンディカム

登山動画に浸かっているSonyのハンディカム 登山動画に浸かっているSonyのハンディカム 登山の撮影で使っているソニーのハンディーカム

 

このソニーのハンディカムは、アクションカメラじゃないのでサイズが大きいです。

持ち運びには便利じゃありませんが、その分、小さいアクションカメラには搭載できないような機能がついています。

 

優れた機能をいくつか紹介します。

まずは、「望遠機能」

30-40倍の望遠機能を備えているので、アクションカメラでは撮影できない表現が可能。

登山中に富士山などの遠くの山を映す時によく使っています。

 

下の映像は、奥多摩の曇取山のテント泊で撮影したものです。

2:35過ぎから富士山のアップを撮影しています。

かなり遠くの景色も映像も収めることができます!

 

 

 

手振れ防止機能」

最近のアクションカメラでは手振れ防止機能がついているものも多いですが、やはりこのハンディーカムには敵いません。

登山中に歩いたんまま撮影しても、ほとんどブレません。

 

下の映像は厳冬期に八ヶ岳の赤岳で撮影したものです。

3:18秒過ぎに歩きながら雪道を撮影していますが、ほとんどブレていません。

これがアクションカメラだとかなり揺れるんですよね。

 

 

上記撮影で分かると思いますが、このカメラは厳冬期でも使えます。

ちなみにこの時は零下20度まで気温が下がりましたが、問題なく使えました。

厳冬期だと気温が低いと、スマホだとカメラが立ち上がらない場合もあります。

 

GoProも厳冬期に使えるのですが、 すぐに電池がなくなるので予備の電池をいっぱい持って行く必要があります。

ソニーのハンディカムは厳冬期でも電池が長持ちするところが気に入っています。

 

 

このビデオカメラは、「防塵・防水性能」もあります。

さすがに水中での撮影は難しいですが、小雨やちょっとした雪であれば問題ないです。

上記は厳冬期の谷川岳で、吹雪きの中を撮影したものです。

カメラは無事で、壊れることはありませんでした(笑)

 

 

このカメラに紹介する最後の特徴は、「レンズの良さ」ですね。

GoProもハンディカムと同じく4K撮影対応なのですが、映像の綺麗さはハンディカムに軍配が上がります。

 

カメラをやっている人だと分かると思いますが、画像・映像の鮮明さは4Kなどで示される解像度ではなくて、レンズの明るさで決まるんですよね。

下の動画の10:55~11:04まではハンディカムで撮影したもの、11:05~11:25まではGoProで撮影したものです。

映像の鮮明さの違いが分かりますか?

 

 

 

以上、アクションカメラのGoPro、ソニーのハンディカムの機能・性能について説明してきました。

それぞれのカメラでデメリット・メリットがあるので、僕は使い分けをしています。

 

基本的に自撮りの映像、足元などの変わった角度からの映像はGoProです。

軽くて小回りが利くので、次の章で紹介する道具を使って、そのような動きのある映像を撮っています。

また、危ない岩場などはGoProをザックに取り付けて、両手をフリーにした状態で撮影することもあります。

 

ソニーのハンディカムは足場が悪くないところや、立ち止まって撮影する場合に使っています。

また、望遠で撮るときもハンディーカムですね。

 

ソニー SONY ビデオカメラ FDR-AX40 4K 64GB 光学20倍 ブラック Handycam FDR-AX40
ソニー SONY ビデオカメラ FDR-AX40 4K 64GB 光学20倍 ブラック Handycam FDR-AX40 BC

 

GoProの動画撮影に便利な道具

GoProは登山の動画を撮影するために便利な道具がいっぱい揃っています。

まずは、自撮り棒の紹介!

 

【Ventlax】 GoPro hero5 hero6 対応 3Way

【Ventlax】 GoPro hero5 hero6 対応 3Way

【Ventlax】 GoPro hero5 hero6 対応 3Way

 

スマホにも使える自撮り棒を使っていたのですが、ダメでした。

GoProの重さに耐えきれないか、ギシギシと音が鳴って動画が使い物にならず…

この自撮り棒であれば、そのようなこともなく使えています。

 

 

上の動画の11:24からの映像がこの自撮り棒を使って撮影したものです。

自分を被写体として映せるだけでなく、その背後の山の様子も大きく捉えることができます。

よりリアルな映像が撮れますよ。

 

この自撮り棒があれば、こんな感じで使うことも。

【Ventlax】 GoPro hero5 hero6 対応 3Way

 

そう、足元の映像など、普通の撮影では難しいような角度からも撮れるんです!

アングルの調整も微調整可能です。

これはかなり面白い絵になります。

 

 

上の映像は南大菩薩の滝子山の登山のもの。

2:59からの映像で、雪道をアイゼンがで歩く映像が映っています。

登山道の感じがリアルに伝わるだけでなく、アイゼンが雪をかみしめる音もばっちりと入っています。

 

このようにアイディア次第で色々な素敵な映像が撮れちゃいます!

そして、この自撮り棒にはさらなる秘密が。

【Ventlax】 GoPro hero5 hero6 対応 3Way  【Ventlax】 GoPro hero5 hero6 対応 3Way 【Ventlax】 GoPro hero5 hero6 対応 3Way 【Ventlax】 GoPro hero5 hero6 対応 3Way

そう、GoProを地面に置いて、撮影できるキットが付いています。

 

【Ventlax】 GoPro hero5 hero6 対応 3Way

 

すぐに自撮り棒を取り出せるように、登山中はヒップサックに入れています。

 

 

次に紹介するのは、「PeakDesign ピークデザイン キャプチャーwithPOVキット CPOV-1

eakDesign ピークデザイン キャプチャーwithPOVキット CPOV-1

Peak Design キャプチャーwithPOVキット

 

これは、ザックのショルダーベルトやヒップベルトにGoProを固定するための道具です。

両手がフリーになるので、岩場や細い道などカメラを手に持つことが難しい場所での撮影に適しています。

 

Peak Design キャプチャーwithPOVキット

ベルトにキャプチャを挟むことによって、GoProを固定できます。

 

Peak Design キャプチャーwithPOVキット

カメラは右の部品に固定して、左の部品にカチャっとはめることになります。

スムーズに装着できますよ。

 

Peak Design キャプチャーwithPOVキット

 

一度カメラをはめると、はずれないようにロックがされます。

上記写真の赤いボタンを押すとロックが外れて、カメラを取りはずことができます。

このようなシステムなので、GoProが落下する心配はありません。

 

Peak Design キャプチャーwithPOVキット

はめるとこんな感じになります。

カメラをシステムにはめても、上下左右にカメラの撮影方向を調整できます。

 

【国内正規品】PeakDesign ピークデザイン キャプチャーwithPOVキット CPOV-1

【国内正規品】PeakDesign ピークデザイン キャプチャーwithPOVキット CPOV-1

 

 

まだ、便利アイテムありますよ(笑)

次に紹介するのは、「JOBY ミニ三脚 ゴリラポッド」です。

JOBY フレキシブルミニ三脚 ゴリラポッドマグネティック JOBY フレキシブルミニ三脚 ゴリラポッドマグネティック

 

このミニ三脚のいいところは、脚がグニャグニャと曲がって「足場が悪い場所」でも撮影できちゃうところです。

岩場・雪道などの水平でない不安定な場所でも、このグニャグニャ脚のおかげでカメラを回すことができます。

 

JOBY フレキシブルミニ三脚 ゴリラポッドマグネティック JOBY フレキシブルミニ三脚 ゴリラポッドマグネティック

 

ただ、このミニ三脚だけでは、GoProを取りつけることができません。

Amazonオリジナルの価格が安いGoPro用 三脚マウントがあるので、それを使って装着しています。

 

JOBY フレキシブルミニ三脚 ゴリラポッドマグネティック

 

JOBY ミニ三脚 ゴリラポッド オリジナル ブラック/チャコール 014100【国内正規品】
JOBY ミニ三脚 ゴリラポッド オリジナル ブラック/チャコール 014100【国内正規品】

 

Amazonベーシック GoPro用 三脚マウント
Amazonベーシック GoPro用 三脚マウント

 

GoPro便利グッズの最後は電池の紹介。

GoProは電池が一つしか付属しておらず、登山のように長時間撮影する時は電池切れになる可能性があるので、正規品ではない安い電池を使っています。

全然問題なく、使えています。正規品と耐久性は変わらないです。

 

 

Smatree GoPro Hero4カメラ用バッテリー(3パック)+充電器
Smatree GoPro Hero4カメラ用バッテリー(3パック)+充電器

 

3つの電池を一度に充電できる充電器も付属しています。

 

ハンディカムの撮影に使っている便利道具

これは半分自作ですが、首の負担がなくなりました。

カメラバッグをザックのショルダーベルトに付けられるようにしたものです。

 

 

使ったのは、ストラップにカラビナ。

カラビナは両方向に開閉口があるものを使用。

 

NITEIZE(ナイトアイズ) エスビナー スライドロック カラビナ #3 ブラック LSB3-01-R6 (日本正規品)

NITEIZE(ナイトアイズ) エスビナー スライドロック カラビナ #3 ブラック LSB3-01-R6 (日本正規品)

 

これをカメラバッグとザックのショルダーベルトに取り付け。

今までは首に下げていたので首の疲れがありましたし、デジタル一眼レフカメラのストラップと絡まったりと不便でしたが、そのようなこともなくなりました。

 

ハンディカムを入れているのは、「VANGUARD ショルダーバッグ OSLOシリーズ ブラック OSLO 14Z

デジカメのバッグですが、ハンディカムがぴったりと入ったので、これを使っています。

 

底には万が一にもレンズを傷つけないようにプチプチを引いています。

 

レインカバーも付いているので、雨が降っても大丈夫!

 

 

VANGUARD ショルダーバッグ OSLOシリーズ ブラック OSLO 14Z BK

VANGUARD ショルダーバッグ OSLOシリーズ ブラック OSLO 14Z BK

 

以上、僕が登山で使っているカメラ、ビデオカメラと便利なグッズを紹介しました。

参考になれば幸いです。

 

僕が登山で使っているミラーレス一眼カメラ&写真撮影に便利道具を紹介する

ワリモ岳から鷲羽岳へ向かう
雲ノ平縦走時の北アルプスの鷲羽岳(オリンパスPENで撮影)

 

登山を始めたばかりの頃は、特に写真にこだわりがあるわけではなくスマホで写真を撮っていました。

カメラに手を出し始めたのは、初めてのテント泊をした北岳山行から。

 

そこから、本格的にミラーレスのデジタル一眼レフカメラを手に取るようになり、レンズを買い足し、撮影道具を買い、さらには動画撮影のためにビデオカメラを買うようになり、お金がなくなるようになりました(笑)

それでは、僕が登山で使っている写真用のカメラ、登山に便利な撮影周りの道具を紹介いたします。

 

目次

 

カメラは「OLYMPUS PEN」

僕が登山で使っているカメラ

 

写真撮影に使っているのはオリンパスのデジタル一眼レフカメラ、「OLYMPUS PEN」です。

気に入っている点は操作性が簡単なところ。

 

マニュアルモードでの撮影しかしませんが、シャッタースピードと絞り値の設定が、親指と人差し指だけで簡単に行えます。

被写界深度の具合が感覚的にできちゃうので気に入っています。

また、ISOが25,000を超える設定が可能なので、登山中に暗くなってもブレず撮影できちゃいます。

 

登山で使っているOLYMPUS PEN

僕が登山で使っているオリンパスのPEN カメラ
感覚的なダイヤル操作で被写界深度の自由自在。

 

また、液晶が引き出せるので、お花とか高山植物とか低い位置からの撮影も楽ちんです。

ボケも綺麗にでますよ。

 

モミジカラマツ 太郎兵衛平に咲くヨツバシオガマ
雪の八ヶ岳と富士山
冬の八ヶ岳のテント泊山行時に撮影した赤岳と富士山

塔ノ岳から見る富士山と夕日
神奈川県丹沢の塔ノ岳で小屋泊をした時に撮影した富士山と夕日

 

実はこのオリンパスPENは僕にとって2台目。

1台目は北アルプスの常念岳でテント泊をしていたところ、雨に濡れて壊してしまいました。

 

雨の中、目の前に雷鳥が現れて興奮していたところ、カメラに濡れていることに気づかず(笑)

気に入っていたPENシリーズを2台目にも選びました。

 

OLYMPUS ミラーレス一眼 E-PL8 EZ レンズキット ホワイト

OLYMPUS ミラーレス一眼 E-PL8 EZ レンズキット ホワイト

 

レンズは「OLYMPUS 単焦点レンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0」

登山で使っているレンズはOLYMPUS 単焦点レンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0

 

最初はカメラ付属のレンズを使っていましたが、ある時にカメラを落としてレンズが壊れたことをきっかけに「広角レンズ」を購入しました。

広角レンズは、画角が広いので登山などの風景撮影にはぴったりです。

 

購入したのは、「OLYMPUS 単焦点レンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0

オートフォーカス、マニュアルフォーカスの切り替えが簡単に行えます。

 

登山で使っているレンズはOLYMPUS 単焦点レンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0
オートフォーカスだけなく、ダイヤル操作でマニュアルフォーカスにもできるので、細かく任意のピント合わせができます

 

このレンズは、より遠近感が出る写真が撮れます!

また、F2.0と明るいレンズなので、シャッタスピードが出て歩きながら撮影してもブレません。

また、ボケもより出やすくなります。

 

このレンズは空の青色がとても美しく写る点も気に入っています。

 

雪の行者小屋 テント泊
冬の八ヶ岳のテント泊山行時に業者小屋のテント場から撮影

木曽駒ヶ岳 登山
中央アルプスの木曽駒ケ岳の登り。澄み渡る青い空

明神橋
上高地の明神橋。手前に被写体を置くとより遠近感が増します

 

ナルゲンのウォーターボトル
ボケもご覧の通り

 

OLYMPUS 単焦点レンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0

OLYMPUS 単焦点レンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0

 

登山の写真撮影の便利な道具

登山をしながらカメラで撮影をしていると疲れるのが首です。

ストラップを首から下げていると、何時間も歩く登山では負担になってきますねー

そんな時に便利なのがコレ!

 

登山の写真撮影に便利な道具

 

その名も「首の負担がZEROフック

名前もイケてます(笑)

 

このフックをどこに付けるのかというと、アジャスター部分です。

なので、登山のザックのようにアジャスターがついていないとダメです。

 

これのおかげで首の疲れがなくなり、とってーも快適になりました。

よく考えましたよね!

この道具は本当に素晴らしい!

 

登山の写真撮影に便利な道具
アジャスターにカメラストラップをかければ、首の負担がなくなる

 

着脱も簡単なので、ザックを複数もっていても付け替えるのは面倒じゃないです。

アクションカメラでは、ピークデザインのカメラキャプチャを使っているのでそちらと迷いましたが、値段が5分の1以下なのでこちらにしました。

今のところ壊れる気配もなく、耐久性もありそうです。

 

HAKUBA 首の負担がZEROフック KH-STH

HAKUBA 首の負担がZEROフック KH-STH

 

【国内正規品】PeakDesign ピークデザイン キャプチャー ブラック CP-BK-3

【国内正規品】PeakDesign ピークデザイン キャプチャー ブラック CP-BK-3

 

最後にいくつか、僕のお気に入りの写真をどうぞ。

 

雪の塔ノ岳山頂から見る相模湾が太陽の光を照らす
雪の塔ノ岳山頂から見た相模湾

 

夜の徳沢キャンプ場
上高地の徳沢キャンプ場の夜に灯るテントの光

 

雲取山の日の出
雲取山から見た素晴らしい日の出

 

北横岳 白銀の世界
銀世界を歩く雪の北横岳

 

樹氷と八ヶ岳ブルー
青い空が眩しかった雪の硫黄岳

 

甲武信ヶ岳
苔の絨毯が広がっていた甲武信ヶ岳

 

雲ノ平テント場から見る黒部五郎岳
数々のテント泊を一緒に過ごしたモンベルのテント@雲ノ平キャンプ場

 

双六岳から双六山荘へ向かう
遠近感がおかしくなる双六岳

 

鍋割山山荘の鍋焼きうどん
鍋割山で食べた鍋焼きうどん(笑)

 

鍋焼きうどんを見たら、お腹が減ってきました(笑)

ではでは。

 

登山靴の靴紐を新しく替えたよ

登山靴の靴紐を替える

 

 

登山靴の靴紐を新しいものに替えました。

シューズはラ・スポルティバの「トランゴ キューブ GTX」。

5年?ぐらい履いていますが、靴紐が下の写真のように、先っぽからほどけてきていました。

 

登山靴の靴紐を替える

 

実は数カ月前に靴紐を替えようとしたのですが、買ってきた靴紐の長さが足りず…

その時、靴紐は横浜にある口実山荘で探し、120cm、140cm、160cm、180cmと長さがあったのですが、「まあ、これぐらいだろう」と、160cmのものを買いました。

 

実際の長さは180cmでした。登山靴によって紐の長さは違うと思いますが、こんなに長いものだとは。

靴紐を買う場合は、事前に長さを調べおきましょう(笑)

 

登山靴の靴紐を替える

 

今回購入したのは、赤色で長さは180cm。

ド派手な色を選びました。

 

靴紐を替える場合は、片っぽずつ行った方がいいです。

両方とも靴紐を外してしまうと、靴紐の通し方が分からなくなっちゃいます。

 

登山靴の靴紐を替える

 

片っぽが完成!

靴紐を新しくするだけで、何だか新品の靴のように輝きがましますね(笑)

 

登山靴の靴紐を替える

 

もう片方の靴も同じように靴紐を通そうとしたら、なぜなのか、とある穴に靴紐が通らない!

ペンチて先っぽをつぶしたら何とか紐が通り、一安心。少し焦りました。

 

登山靴の靴紐を替える

 

両方に新しい靴紐を通しました!

元々が派手な色の靴ではありますが、よりド派手な感じになりました(笑)

 

そういや、他の登山仲間と話しをしたことがありませんが、紐ってどうやって皆さん結んでいるのでしょうか?

「登山靴の紐がほどけないように」する僕なりの結び方はこんな感じ。

 

登山靴の靴紐を替える

 

まずは、ちょうちょ結びの際に輪っかを作りますが、その時に2回くるくると紐を回します。

普通は1回だけですよね。

あとは、通常通りにちょうちょ結びをします。

 

登山靴の靴紐を替える

 

その後、余った紐を上の写真のように靴紐の下に通しちゃいます。

これは、ランニングの時によくやっていたのですが、登山でも有効です。ほどけにくくなりますよ。

 

 

完成!

靴紐を替えただけですが、何か新しい靴を買ったみたいに新鮮な見た目になりました。

 

鍋割山で眼鏡を失くしたけど、水運びをして鍋焼きうどんが美味しかった

鍋割山山荘の鍋焼きうどん

 

昨日、GWの前半を利用して丹沢の鍋割山に行ってきました!

丹沢は僕にとっては年中登っている身近な山域で、鍋割り山も6~7回ぐらいは登っています。

 

この記事では私的な出来事(眼鏡紛失)、水運びや鍋焼きうどんとか、山頂の楽しさとかを書きますので、鍋割山についてアクセス情報やルートについて詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください(動画あり)

 

>> 僕が大好きな日帰り登山のできる「丹沢」の山を紹介

 

ということで、登山レポートです。

まずは、渋沢駅からバスで大倉へ行き、そこから鍋割山へ向かいます。

この日はGW期間中で晴れの天気とあって、塔ノ岳へ向かう人も含めて大倉バス停は朝から賑わっていました。

 

鍋割山へは周りに住宅と畑がある道路を進んで行き、登山口まで10分程歩きます。

登山口から先は静かな森の中を歩いていきますが、春の新緑とそよ風が心地良かったです。

 

春の鍋割山登山
登山道に咲いていたシャガの可憐な花

 

気温は寒すぎず、暑すぎずという登山日和。

出だしから半袖です。

 

ルートの前半は登りのほとんどない林道を歩いていきます。

途中、道の真ん中でうねうねと動く大きなミミズを発見!

と思いきや蛇でした。

 

丹沢の山は結構登っていますが、蛇を見るのは初めてかも。

家に帰って調べてみると、おそらく、ヒバカリという蛇で、僕が見たのは小さかったので子ども蛇のようでした。

 

春の鍋割山登山
写真真ん中から上に伸びる茶色い生物が遭遇した蛇

 

この日は彼女と登山をしたのですが、彼女が登山をするのは去年の立山のテント泊以来

まずはゆっくりとしたペースで歩いていきました。

 

鍋割り山は初心者でも(頑張れば)登れるので、デート登山としてもおすすめですね。

登山道も川があったり、山頂でも鍋焼きうどんを食べる!というイベントがあったり、あまり山に登らない人でも楽しめる山だと思います。

 

 

春の鍋割山登山 春の鍋割山登山

 

二俣の幾分か手前に、川を木橋で渡る最初の場所があります。

そこには鍋割山で作られている鍋焼きうどんに使われる水が並べられていて、ボランティアでその水上げを手伝うことができます。

今回はそれに挑戦しました。

 

鍋割山の水揚げ
並べられた水が入ったボトル

 

ボトルの大きさは色々とあり、体力に合わせて水量を選択して「水上げのお手伝い」ができます。

「水を運ばないと鍋焼きうどんが食べられない」ということはなく、あくまで任意です。

体力に余裕がある人は挑戦するのもいいでしょう。

 

時々、水を手で運んでいる人がいますが、かなりきついそうです。

もし水運びをするのなら、ここから山頂までは1時間以上かかるので、ザックに入れていくことをおすすめします(ですのでボトルが入る大きさのザックの準備が必要)。

 

僕は今回彼女がいる手前、かっこつけて4リットルのボトルを選択しました(笑)

スーパーなどで売っている、でっかい焼酎用のボトルと同じ大きさです。

 

鍋割山の水揚げ

鍋割山の水揚げ
水の入ったボトルの側には10キロのガソリンが置いてありましたが、僕の体力では無理でした

 

重くなったザックを背負って、テクテクと道を歩いていきます。

ザックが重くなると、俄然楽しくなるのは僕だけでしょうか(笑)

登山をしているとリュックが軽いと物足りず、日常でも重いリュックを背負うと嬉しくなっちゃいます(笑)

 

 

二俣を過ぎ、後沢乗越に着いたところで小休憩。

と、ここで帽子をザックにしまおうとしたところである事実に気がつく。

「眼鏡がなーい!」

 

眼鏡がないじゃありませんか。

僕は眼鏡をかけたままにしていると目が疲れるので、度々、帽子の上に眼鏡をかけていたのですが落としてしまったようです(泣)

少し下って探してみましたが見つからず…

もしかして、ザックの中に入れていたんじゃないかと思って探すもやはり見つからず…

 

彼女がスマホで撮っていた写真を見返すと、二俣までは眼鏡をかけていたので、どうやら二俣から後沢乗越の間で紛失したようです。

眼鏡をかけないと人の顔がぼんやりしますが、歩けないということはないので、彼女と話し合って下山時に眼鏡は探すことにしました。

 

春の鍋割山登山
後沢乗越から山頂へ向かう道

 

この日はGWの快晴とあって、学生の団体、高齢の方の団体、家族連れと多くの人が登っていました。

後沢乗越からは急登が続く箇所があるのですが、彼女曰く一番きつかったのはこの場所だったようです。

 

道が細く前も後ろも人が連なり、道を譲ろうにも譲れず休むことができない時間帯がありました。

こういう状況になると休めないのに加えて、自分のペースで歩けないので疲れたようです。

僕も久しぶりの登山だったので、その時間帯はきつかったです。

 

 

「あれが鍋割山の山頂だよ!」

と疲労が見え始めた彼女に言うものの、偽ピークが3回ほど続きました(笑)

 

「全然、着かないじゃん!」

嘘をつくつもりはありませんでしたが、一年ぶりの鍋割山とあって詳細な記憶が全くありませんでした。

こういうことを言うと、「もうすぐ山頂!」と期待してしまいますので、あまり知ったぶって言わない方が良かったです。

関心されるどころか、逆に怒られちゃいました(笑)

 

春の鍋割山登山

鍋割山荘

 

急登で体温が上がり、僕も彼女も顔を真っ赤にして登山道を登り続けて疲労も濃くなったころ、ようやく鍋割山荘がその姿を見せました!

時間はお昼の12時。大倉を出たのが8時半だったので、3時間半かかりました。

 

山頂はすでに人がいっぱい!かなり賑わいです。

 

鍋割山山頂は富士山が見える西面と、相模湾が見渡せる東面に座る場所があるのですが、今回は西面を選択。

先にザックを置いて、鍋焼きうどんを注文すべく鍋割山荘へ向けいます。

ちなみにザックを背負ったまま鍋割山荘に入ると、店内が狭いためにザックを外に置くように言われますので、先に場所取りを兼ねてザックを置いておくのがいいです。

 

鍋割山山荘

 

ザックを置いて鍋割山荘に向かおうとしたところ、

「水は!?」と彼女の声。

そういや、水を運んできたのでした(笑)

 

水を山荘内に置くと、「ありがとう!」と山荘の方の声。

こちらからすると、こんなにも美味しいうどんを毎日欠かさず作っていることに頭が上がりませんし、「いつもありがとう!」とこちらが言うべきところです。

「持って上がって良かったなー」と思うと同時に、山荘の方のそんな姿勢に感激した瞬間でした。

 

そういや、麓にあったボトルの水も山荘の方が毎日入れているんですかね?

水をボトルに入れるだけでも大変そうです。

 

鍋割山山荘の鍋焼きうどん

 

この日は混んでいたので、紙に名前を記入して店内で順番待ち。

厨房だけでなく、カウンターの外でも卓上コンロをうどん使って作っていました。

 

鍋割山山荘

 

待っている間に山荘の壁をふと見ていると、山小屋の主人である草野延孝さんの歩荷の写真や絵が飾られていました。

写真からも分かる通り、とんでもない量の荷物を上げています。

鍋割り山荘のホームページによると、昔は40キロのプロパンガスを同時に2本上げたりと驚異的な記録を残していて、最高で「114kg」を背負って登ったそうです!凄すぎる。

 

さて、少し待ったら鍋焼きうどんができ上がりました。

うどんに七味を振りかけて、お箸とれんげ、それから追加注文したビールを持ってザックを置いた場所までもどりました。

ちなみにうどんは一杯千円、ビールは350ミリリットル缶が500円です。

 

鍋焼きうどんは、どんな感じかと言うと、じゃーん!

 

鍋割山山荘の鍋焼きうどん
真上から見た鍋焼きうどん
鍋割山山荘の鍋焼きうどん
斜め上から見た鍋焼きうどん

ビールと鍋焼きうどん

 

どうですか!美味しそうでしょう!

実際に美味しいですよ。

 

キノコに野菜、油揚げ、衣に包まれたカボチャと具沢山。

麺の量も多いので、お腹いっぱいになります。

薄味の醤油ベースで、素朴な味わいです。

 

疲れた山頂で食べるこのうどんは、まさに至高の存在(笑)

塩分と水分を本能的に体が欲している中、開放的な空間で芝生に座りながら食べるこのうどん。最高です。

 

彼女も「おいしー」を連発していて満足気でした。

 

この登山も元はと言うと、彼女が「鍋割山で鍋焼きうどんが食べたい!」ということで計画したもの。

当初の予定は4月上旬でしたが雨で断念。今回は快晴の中うどんを食べれて嬉しそうでした。

良かった。良かった。

 

鍋割山山頂からの景色
東面の相模湾を見渡せるところ

 

山頂への到着がお昼過ぎで雲が上昇していたため(夏~夏近くなると昼過ぎには気温が上昇して雲が上がってきやすい)、富士山の頭には雲がかかっていました。

最高の富士山は見れませんでしたが、それでも山頂の非現実的な空間は楽しいものでした。

 

鍋割山山頂でお昼寝

鍋割山山頂でお昼寝

 

山頂は芝生が広がっているため、お昼寝する人も多いです。

彼女と僕もうどんを食べ終え、登山靴と靴下を脱いだ裸足の状態でリラックスし、芝生にごろんと寝転がってお昼寝タイム。

 

少し風があったのでフリースを着ましたが、心地よい日の光で体が温まり一瞬にして眠気に襲われました。

肩をトントンとされて、はっと我に。

 

「起こすから眠っていいよ」

と自分から言ったものの、ほんの数秒で寝息を立てて眠ってしまっていたようで、逆に起こされてしまいました(笑)

 

鍋割山山頂のトイレ
山頂のトイレ

 

さて、いつまでも横になっていたいのですが、午後も1時が過ぎたので下山をすることに。

下山前にトイレに寄りました。

「新編 山小屋主人の炉端話」には、このトイレ建造の話(おそらくこのトイレ)も出ていますので、興味があったら読んでみてください。

 

 

鍋割山山頂から下山

 

帰りはストック(トレッキングポール)を準備し、彼女が1本、僕が1本それぞれ手に取って下山をしました。

登りは辛いが、下山は早いもの。ぐんぐんと標高を下げていきます。

 

この時間からも登ってくる人は少なからずいました。

途中ものすごく辛そうな女性がいて、その少し先にいた子どもと父親と一緒に登ったいたようですが、膝を痛めたのか苦しそうな顔をしていました。

無事に登頂できたのでしょうか。

 

また、ある時は下山中の少年が「お母さん頑張って!」と励ましていました。

GWの鍋割山は、多くのお父さん・お母さんが子どもと一緒に山登りをしている様子を見かけましたが、やはり多くは子どもの方が元気で親の方が疲れていました(笑)

どの山でもそうですが、だいたい子どもの方が元気です。

 

さて、記事の冒頭でお話した眼鏡を落としたであろうポイントに戻ってきました。

落としたと思われるのは、後沢乗越から二俣の間。

 

ゆっくりと足元を見ながら歩き、また、誰かが眼鏡を拾って木などにかけてくれているかもしれないので、そのようなところも見ながら下山しました。

彼女も必死になって探してくれましたが、残念ながら眼鏡は見つかりませんでした(泣)

 

実は依然にも登山中に眼鏡を落として破壊したことがあり(その時はザックの下敷きだったか、靴で踏んだりしてしまったが記憶が曖昧)、登山中の眼鏡事件を起こしたのは今回が2回目。

「今度からは眼鏡に落下防止の紐を付けようかな」

みたいな会話などをしながら、反省して下山。

 

眼鏡を探しながらゆっくりと歩いたので、大倉についたのは16時を過ぎ。

体をデオドラントシートで拭いて、Tシャツと靴下を替えてバスで帰りました。

 

ちなみに、翌日にJINSで眼鏡を買いましたよ。

これからは登山用の眼鏡と、仕事用の眼鏡を分けて使いたいと思います。

今年のGWは常念岳山行を止めて、雲取山に行く(予定)

毎年のように、GW(ゴールデンウィーク)はどこかの山でテント泊をしています。

去年は奥秩父の甲武信岳で残雪のテント泊を行いました。

その時はスマホ用の充電用の電池を忘れているのに気づき、山行途中でルート変更を余儀なくされましたが思い出深い登山となりました(笑)

 

今年のGWはどこに行こうかと4月の頭ぐらいから考えていて、久しぶりに残雪の北アルプスへの計画を立てていました。

以前に残雪期の北アルプスに登ったのは、4~5年前の燕岳。弟と一緒に登りました。

 

当初の予定は、常念岳から燕岳への2泊3日の縦走ルート。

2年前の夏にこのルート(一ノ沢~常念岳~大天井~燕岳)を歩いたのですが、この時は2泊3日の内、前半の2日間は雨という天気に恵まれないもので、楽しみにしていた常念岳の山頂からの景色、穂高岳や槍ヶ岳を見ることができませんでした。

 

常念岳のガレ場
雲に包まれた当時の常念岳
常念岳山頂
山頂は雨だった

 

さて、今年のGWも近づき、山行の1週間前からは天気予報にくぎ付けの毎日(笑)

登山好きのあるあるですが、毎日の朝昼晩に天気予報を見ては、「常念岳に行ける天気のか!行けないのか!」をチェックしていました。

 

チェックし始めた最初の頃は山行日の天気予報は雨。

「これはダメか…」

と思っていましたが、山行日が近づくと「曇りまたは晴れ」の天気に。

ところが、今度は気温が低く、また強風の予報に変わりました。

 

ちょっとした強風であれば、登山することもままあるのですが、今回の予報は風速が20メートルを超えるというもの。

常念岳~燕岳のルートを考えると、森林限界も超えているので風を防げる場所もなく、いざという時のエスケープルートもないので今回の山行は断念しました。

大天井からの急な雪道の下りを考えると、風に煽られて滑落→谷へ墜落なんて最悪の事態になりかねませんしね。

 

ということで、予定を変更して雲取山へ1泊2日の旅をすることにしました(あくまで予定)。

常念岳の予報と同じく風が強そうですが、テント場も森に沿ったところにありますし、あそこなら大丈夫かなあと考えています。

 

雲取山の尾根
前回登った時の雲取山の写真

 

雲取山には6年ぐらい前に登ったことがあり、その時は冬でしたが天気に恵まれて素晴らしい景色を見ることができました。

星空も日の出もとっても綺麗だったなー

 

今年はどんな景色が見れるんだろう!

3日後に出発ですが、とても楽しみです。

 

登山初心者が知っておきたい10のこと

僕が登山に魅了されるきっかけとなったのは、ごはんでした。

普通のカップラーメンでしたが、ものすごく美味しかったのを覚えています。

 

僕の登山仲間を見ていると、登山のはまるきっかけは様々で、登山が好きな理由も様々です。

山頂からの壮大な景色、山の空気に癒される、ストレス発散、スリリングなところ、植物や動物などなど。

 

山登りはいつでも誰でも始められ、そして年老いても続けられます。

ただ、登山は自然が相手。

時には予測不可能なことが起こりえることも頭に入れておきましょう。

登山を始める前に少しだけ、その知識を持っていると安全に楽しく歩けることでしょう。

 

この記事では、登山の初心者が知っておきたい10のことを書いていきます。

春の鍋割山登山

 

1. 最初は自分のレベルに合った、人が多い山に登る

「自分のレベルに合った」というのは、二つ意味があります。

一つ目は、「体力的に」という意味です。

 

普段からジョギングをしている人でも、登山となるとばててしまうことは良くあります。

平地を走るのと、登山のように荷物を背負って道を登り下りするのとでは使う筋肉が違います。

加えて、山を歩くにはコツがあり、それを知ることで楽に歩けるようになります。

ですので、体力に自信のある人でも、初心者向けの山から登ることをおすすめします。

 

>登山の歩き方のコツ – 疲れにくい歩き方

 

「自分のレベルに合った」が意味する二つ目のことは、「登山の知識」のことです。

例えば、同じ山でも登山道は無数にあり、山頂から東西南北と全く違う方向に道が伸びていることは多くあります。

もし、地図を上手く見れないと、自分が思っていた方角とは違う方向に歩いていて、最悪の場合は道に迷うこともありえます。

 

他にも行動食や飲み物の取り方、雨や雷に遭遇した時の対応方法など知っておきたいことは山だけに山ほどあります(笑)

まずは、初心者向けの山に登り、少しずつその知識を増やしていきましょう。

 

もし、関東の住んでいる方であれば、最初におススメする山は神奈川県の丹沢にある大山、東京の奥多摩にある御岳山です。

どちらの山も人が多く、体力に自信がない場合はケーブルカーを利用可能。

大山は山頂からの相模湾の眺めが素晴らしく、また富士山を見ることができます。

御岳山は、滝や山中に流れる川沿いを歩ける場所が魅力的です!

 

>関東から日帰り登山!電車で行けるおすすめの山を紹介する

 

2. 事前に登山ルート、アクセス情報を調べておく

行きたい山が決まったら、地図を購入することをおススメします。

登山地図にはルートや参考タイムだけではなく、お花が綺麗なポイントなど登山を楽しむための情報が記載されています。

最近ではスマホの登山地図も普及していますが、万が一、電池切れになることを考えると登山地図が無難です。

 

>「山と高原地図」を持って登山に行こう!

 

それから、インターネットで行きたい山の山行記録を調べましょう。

ただし、同じ山でもルートは無数にあり、人が少ないルートは避けた方がいいです。

人気の山の場合、付近の鉄道会社が人が多いおすすめのルートをホームページに記載しているので、まずはそこから歩くルートを絞りましょう。

 

登山地図を準備する

 

大山の場合は、大山ケーブルカーのホームページ、御岳山の場合は、御岳登山鉄道のホームページが山行になります。

写真付きの山行を見ると道が分岐する場合にどちらにいくべきか、お昼ごはんはどこで食べたか、など多くの情報がえられます。

その登山記録と地図を見比べて頭に入れておくと、当日の山行がスムーズになります。

 

また、電車やバスで山に向かう場合は、どの時間の電車に乗るか、バス停はどこかきちんと調べておきましょう。

週末に行く場合、平日とは交通機関の電車・バスの運行時間が違う場合があるので注意が必要です。

加えて、帰りのバスも要チェックです。

 

「下山したらバスがなかった!」

なんてことにならないように、バスの時刻表を携帯電話にダウンロード、もしくは写真を撮って保存しておくといいです。

 

3. 天気と気温をチェックする

登山は晴れた日に行きましょう。

登山の予定を立てて、山行日に行くことを止めるという決断は悲しいことですが、悪天候時の山は恐ろしいことになりえます。

雨は夏でも低体温症や、滑って怪我をする可能性を高めますし、土砂崩れが起こることも考えられます。

登山日が近づいてきたら山の天候をチェックし、出発前にも確認しましょう。

 

僕が天候を確認する時に使うサイトは、「てんきとくらす」です。

日本全国の山の天気予報が一週間前か確認でき、直近の天気であれば3時間ごとの天候もチェックできます。

加えて、山頂の気温も確認できます!

 

これはかなり精度が高く、山行になります。

山頂の気温を確認し、当日の服装を選びましょう。

 

4. できれば最初は登山経験がある人と行く

最初の登山はできれば経験者と一緒に行く

 

最初の登山は、登山経験者と一緒に山に行くことができれば安心です。

ルートや道の歩き方を知っているだけでなく、服装や食料についても色々教えてくれるでしょう。

 

周りに登山をしている人がおらず、一人で行く場合は、情報収集や事前準備をしっかりと行いましょう。

初めての登山が単独の場合は、先述の丹沢大山、奥多摩の御岳山、高尾山などがおすすめです。

 

「高尾山じゃ物足りない?」

そんなことはないですよ。

ケーブルカーを使わずに麓から登れば、東京にいながらにして豊かな自然を体感できます。

それに、晴れていれば山頂からは富士山が見れます!

 

5. 当日は早朝に出発する

登山は朝早くに出発することが基本です。

お昼から登るなんてことは止めましょう。

 

早朝に出発するには理由があります。

登山初心者の場合は、自分の体力が把握できていません。

どれぐらいのスピードで歩けるか分かっていませんので、コースタイムがどれぐらいになるか判断できないでしょう。

 

早朝に出発すれば、歩くのが辛くてゆっくりと歩いたとしても余裕ができるでしょう。

余裕がないと、焦って登山を楽しめませんし、道迷いや転ぶ危険性も高まります。

 

登山のヘッドライトの必要性

 

もう一つは、山には灯りがないということ。

山は木に覆われているため、夕方前には暗くなってきます。

また、日の光が入りにくい谷間であれば、もっと早くに暗くなります。

 

暗くなると、足元が見えず滑落することも考えらます。

そんな時のために、ヘッドライトを準備しておきましょう。

 

>登山用ヘッドライトのベストな選び方 

 

11時~12時には山頂に着くようにし、15時~16時には麓に着いているように計画を立てましょう。

多くの登山者はこのような山行計画を立てています。

 

6. 登山の服装

最初から高価な登山用ウェアは買う必要はありませんが、登山では綿製品はNGだということを覚えておいてください!

登山では大量の汗をかきますが、綿は汗を発散させないため、体にまとわりついて歩行の妨げになります。

また、気化熱によって体温を奪うため、体調不良の原因にもなります。

この体温を下げるというのが、一番怖いことです。

 

登山の服装

 

登山には、ポリエステルなどの化学繊維のものを選んで着ていきましょう。

化学繊維の服は汗を発散し、体をドライに保ちます。

ランニングウェアであれば、安価な商品もたくさんあります。

 

> (夏・春・秋)登山・トレッキングの服装・レイヤリングの基本

 

それから登山の三種の神器の一つ、レインウェアを携帯しましょう。

これも、登山専用の物は高価。

まだ、登山を本格的にするかどうかわからない人は、数千円のものでもいいです。

 

レインウェアを選ぶ場合は、上下セパレート式のものがおススメ。

ポンチョなどの裾の長いものは、裾を踏んで転倒したり、木の枝に絡まる可能性があり危険です。

 

>登山用レインウェア(雨具)の選び方

 

山では雨・風が大敵です。

雨・風をしのげる場所がないと、どんどん体温を奪われて低体温症になりかねません。

過去には夏の山で低体温症にかかり、死亡事故も起きています。

レインウェアは雨だけでなく風からも身を守る防御服となります。

必ず準備しましょう。

 

7. 登山の道具

先ほど、登山の三種の神器としてレインウェアについてお話しました。

残りの二つは、リュックと登山靴です

ちなみに、登山界ではリュックのことをザックと言います。

登山用語はドイツ語が多いのですが、ザックはドイツ語の「リュックザック」から来ています。

 

滝子山とスタウト35

 

では、ザックについて。

もし手元にリュックがあれば、最初はそれを使っても問題ありません。

飲み物、食べ物、レインウェアが入る大きさであれば大丈夫です。

 

もし、本格的に登山をするのであれば、登山リュックは大きな味方になるでしょう。

街中で使うリュックとザックとでは構造が違い、重い荷物でも体の負担が少なく、長いこと背負えるようになっています。

ザック選びのポイントはフィット感!

 

特にヒップベルトの作りが、重要になってきます。

詳しくは、「登山リュック(ザック)のベストな選び方」をご覧ください。

 

 

もう一つの神器は登山靴です。

初心者用の山であれば、運動靴でもいいでしょう。

その際、なるべく靴底が分厚いものを選んでください。

 

「なぜ、底が分厚い靴がいいのか?」

 

登山道は石ころが多く、また岩の上を歩くこともしばしば。

靴底が柔らかいと、その衝撃をもろに足裏に受けてしまい、とても足の裏が疲れます。

少し大げさに例えるなら、登山道は足つぼの健康器具の上を歩くのと同じです。

 

長い時間歩くと、とても辛くなってきます。

これは、一度登山道を歩くと分かるでしょう。

 

登山靴の特徴とは?

 

登山靴は靴底が厚く、またソールが堅くできています。

登山靴は足裏の負担を少なくし、快適に歩けるようになっているんです。

 

本格的に登山を始めるのであれば、選びに選んだいい登山靴を買いましょう。

いい登山靴であれば3~4年、ソールを張り替えればさらに長く履くことができます。

僕も5年ぐらい履いている登山靴があります。

 

>登山靴のベストな選び方 – 山行内容に合わせて靴を選ぼう

 

三種の神器を紹介しましたが、その他にも便利な登山道具があります。

いくつか紹介します。

 

一つ目は登山用ストック(トレッキングポール)です。

使い方にコツがありますが、慣れると歩行時の推進力を上げ、登り下りともに大きな力になります。

また、下山時に筋肉が疲労して脚がプルプル震えたり、膝を痛めたりするのを軽減してくれます。

 

> 登山用ストックのベストな選び方&使い方

 

PRIMUS(プリムス) ライテックトレックケトル&パン

 

もう一つは登山用の料理道具!

山頂で食べるごはんは格別ですが、料理道具があるとその過程も楽しめちゃいます。

担いできた水をバーナーで沸かして、カップラーメンを食べる。

百数十円のカップラーメンが最高のごちそうに感じます!

 

> 登山で使う料理道具のベストな選び方

 

その他、登山の道具については「僕の日帰り登山の「持ち物・装備」を詳しく写真で紹介する」をご覧ください。

登山にはまると、この道具選びも楽しんですよねー

お金がどんどん飛んでいきますが(笑)

 

8. 山のルール

登山者にとっては当たり前の山のルールをいくつか紹介します。

  • すれ違ったら「こんにちは」と挨拶をする
  • ゴミは持って帰る(ゴミ箱は山にはない)
  • 後ろから人が来たら立ち止まって道をゆずる
  • 一人しか通れない道は登りが優先
  • 山頂では大声ではしゃがない

 

山では人とすれ違ったり、追い抜いたりした時に挨拶をします。

最初は慣れないかもしれませんが、とても気持ちのいいものです。

ルールを守って、みんなが気持ち良く登山をできるように心がけましょう。

 

9. 携帯は予備の電池を準備する

登山で怖いのが遭難です

そして、遭難で一番多いのが道迷いです。

滑落などの遭難も、道迷いから焦りが出て起きるケースが多くあります。

 

 

「遭難なんて自分には起こらない」なんて考えてはいけません。

関東の人には身近な奥多摩の山でも、毎年のように山岳事故が100件、死者・行方不明者が10人前後出ています。

 

道迷い時に携帯の電池が切れていたら…

考えただけでも恐ろしいですね。

携帯電話の予備の電池は必ず準備し、山行当日は携帯電話をフル充電しておきましょう。

 

10. どの山に行くか誰かに伝えておく

最後になりましたが、とても重要なことを書きます。

先ほど、登山の遭難で道迷いが多いことを書きました。

 

万が一、道に迷い携帯電話の電池が切れていたり、もしくは携帯が繋がらなかった場合でも、誰かに登山のことについて伝えていれば助かる可能性が高まります。

誰にも伝えていなければ、登山に行っていることも知らないのですから、助かる見込みは低くなります。

 

誰かにLINEのメッセージなどで伝えるのもいいですし、書置きをするのでもいいでしょう。

その際、どの山に登るかだけでなく、どのルートを行くかもできるだけ詳細に書いておきましょう。

山にはルートが無数にあるため、細かく書いておけば発見される可能性が高くなります。

 

羽根田治さんの遭難シリーズ本を読むと、誰かに山行について伝えておくことの重要さが分かります。

自分の身を守るためにも、家族を悲しませないためにも、必ずどの山に行くか自分以外の人に知らせておきましょう。

 

サーマレストのマットの種類と特徴を比較する

ネオエアー Xサーモ

 

登山やアウトドアのスリーピングマットとして有名なサーマレスト(THERMAREST)。

そんなサーマレストのマットですが、モデルによってその長所・短所が違います。

この記事ではサーマレストのマットの特徴を比較します。

 

選ぶ前に知っておきたいのが、R値のこと。

R値は数値が高くなるほど温かいことを意味しています。

詳しくは「登山マットのベストな選び方 」をご覧ください。

 

下記にR値と使用季節の目安を記載します。

  • R1.0~R2.0:夏
  • R2.0~R3.2:春・秋
  • R3.2~R4.0:初冬
  • R4.0~R5.0:厳冬期

マットの場合、大は小を兼ねるので、R値が高いものを買えば年中使えることになります。

それでは、R値順にサーマレストのマットを紹介していきます。

 

Zライト

THERMAREST(サーマレスト) アウトドア用マットレス クローズドセルマットレス Zライト コヨーテ/グレー R (51×183×厚さ2cm) R値2.2 30302 【日本正規品】

  • 重さ:0.41 kg
  • R値:2.2
  • 厚さ:2 cm
  • おすすめの季節:夏

 

Zライトは、サーマレストの中で最も軽量でコンパクトなクローズドセルマット。

アコーディオンスタイルの形状とヒートトラップディンプルが特徴としています。

クローズドセルタイプのため、エアー式に比べてかさばりますが、パンクの心配はありません。

 

THERMAREST(サーマレスト) クローズドセルマットレス Zライト
THERMAREST(サーマレスト) アウトドア用マットレス クローズドセルマットレス Zライト コヨーテ/グレー R (51×183×厚さ2cm) R値2.2 30302 【日本正規品】

 

Zライト ソル

THERMAREST(サーマレスト) アウトドア用マットレス クローズドセルマットレス Zライト ソル シルバー/レモン 【日本正規品】

  • 重さ:0.41 kg
  • R値:2.6
  • 厚さ:2 cm
  • おすすめの季節:春、夏、秋

 

Zライトと同じ形状はですが、R値がやや高めになっています。

登山マットで最も人気の商品です。

Zライトとの違いは、ThermaCaptureという独自のコーティングを追加し、暖かさを20%近く向上させているところです。

特徴的な凹凸のあるフォームは、快適さのために上部に柔らかく、下部には高密度で耐久性を高めています。

雪の降る高山でなければ、春・夏・秋の季節に活躍します。

 

THERMAREST(サーマレスト) Zライト ソル
THERMAREST(サーマレスト) アウトドア用マットレス クローズドセルマットレス Zライト ソル シルバー/レモン 【日本正規品】

 

リッジレスト ソーライト

THERMAREST(サーマレスト) アウトドア用マットレス クローズドセルマットレス リッジレスト ソーライト シルバー/サージ R (51×183×厚さ1.5cm) R値2.8 30207 【日本正規品】

  • 重さ:0.54 kg
  • R値:2.8
  • 厚さ:1.5 cm
  • おすすめの季節:春、夏、秋

 

こちらは、Zライトと違ってアコーディオン式ではなく、クルクルと巻くタイプ。

暖かさを増幅するためにThermaCaptureの技術でコーティングされています。

暖かさを最大にするには、反射面(銀色の面)を上にして使用してください。

Zライトと同じく軽量でパンクの心配はありませんが、エアー式と比べるとかさばります。

 

THERMAREST(サーマレスト) リッジレスト ソーライト
THERMAREST(サーマレスト) アウトドア用マットレス クローズドセルマットレス リッジレスト ソーライト シルバー/サージ R (51×183×厚さ1.5cm) R値2.8 30207 【日本正規品】

 

ネオエアー Xライト

THERMAREST(サーマレスト) アウトドア用マットレス ファスト&ライトシリーズ ネオエアー Xライト マリーゴールド R(51×183×厚さ6.3cm) R値3.2 30273 【日本正規品】

  • 重さ: 0.46 kg
  • R値:3.2
  • 厚さ:6.3 cm
  • おすすめの季節:春、夏、秋

 

超軽量の3シーズンのマットレス。

NeoAir XLiteエアマットの柔らかい生地は、クローズドセルより快適です。

1リットルのウォーターボトルよりも軽量でかさばりもありません。

エアー式はクローズドセルと比べると、重量比でR値が高く温かいです。

短所はパンクの可能性があることです。

スタッフの袋と修理キットが含まれています。

 

THERMAREST(サーマレスト) ネオエアー Xライト
THERMAREST(サーマレスト) アウトドア用マットレス ファスト&ライトシリーズ ネオエアー Xライト マリーゴールド R(51×183×厚さ6.3cm) R値3.2 30273 【日本正規品】

 

リッジレスト ソーラー

THERMAREST(サーマレスト) アウトドア用マットレス クローズドセルマットレス リッジレスト ソーラー シルバー/ブルー 【日本正規品】

 

  • 重さ: 0.74 kg
  • R値:3.5
  • 厚さ:2 cm
  • おすすめの季節:春、夏、秋、初冬

 

サーマレストのクローズドセルタイプの中で最も暖かいマット。

RidgeRest Solarは、厚さもあるため快適さ備えています。

熱を反射するThermaCaptureコーディングがされており、収納はクルクルと巻くタイプ。

初冬まで使えますが、エアー式に比べて重くてかさばります。

 

THERMAREST(サーマレスト) リッジレスト ソーラー
THERMAREST(サーマレスト) アウトドア用マットレス クローズドセルマットレス リッジレスト ソーラー シルバー/ブルー R(51×183×厚さ2.0cm) R値3.5 30148 【日本正規品】

 

ネオエアー オールシーズン SV

THERMAREST サーマレスト NeoAir™ All Season SV™ネオエアー オールシーズン SV Lサイズ(ラージ) 30634

  • 重さ: 0.88 kg
  • R値:4.9
  • 厚さ: 6.3 cm
  • おすすめの季節:春、夏、秋、初冬

 

コンパクトな4シーズンのマットレスで、高速の膨張/収縮が可能です。

通常のエラー式マットよりも最大3倍のスピードで膨張し、瞬時に収縮します。

R地は4.9で春の残雪期の登山でも問題ありません。

ThermaCapture™テクノロジーは、最も暖かいNeoAirマットレスの1つです。

後述のネオエアー Xサーモに比べて重いのが欠点。

スタッフの袋と修理キットが含まれています。

 

 

THERMAREST(サーマレスト) ネオエアー オールシーズンSV
THERMAREST(サーマレスト) アウトドア用マットレス トレック&トラベルシリーズ ネオエアー オールシーズンSV R(51×183×厚さ6.3cm) R値4.9 30632 【日本正規品】

 

ネオエアー Xサーモ

THERMAREST(サーマレスト) アウトドア用マットレス ファスト&ライトシリーズ ネオエアー Xサーモ ベイパー R(51×183×厚さ6.3cm) R値5.7 30177 【日本正規品】

  • 重さ: 0.57 kg
  • R値:5.7
  • 厚さ: 6.3 cm
  • おすすめの季節:春、夏、秋、初冬、厳冬期

 

重量比で世界で最も温かいマット。

R地は5.7あり、厳冬期の使用にも耐えられます。

温かいだけでなく、XThermエアマットレスはより快適な肌触りと快適さが備わっています。

これだけのR値を備えながら、非常に軽くてサイズもコンパクト。

スタッフの袋と修理キットが含まれています。

 

THERMAREST(サーマレスト) ネオエアー Xサーモ
THERMAREST(サーマレスト) アウトドア用マットレス ファスト&ライトシリーズ ネオエアー Xサーモ ベイパー L(63×196×厚さ6.3cm) R値5.7 30178 【日本正規品】

 

◆関連記事
・登山マットのベストな選び方 – 実際に僕が使っているサーマレストのマットを交えて説明する
・登山マットのサーマレスト「Zライトソル」をレビューする
・厳冬期にも使える登山マットのサーマレスト「ネオエアー Xサーモ」をレビューする

【前編】僕が登山にのめり込んでいったお話 – 日帰り登山~テント泊へ

僕はもともと登山が好きではなかったし、登山に魅力を感じていたわけではありませんでした。

僕が記憶しているとこでは、初めての登山らしい登山は富士山。

 

まだ、高校生だった僕は、夏休みに家族と一緒に真夜中に五合目から富士山に登り、日の出を見たのでした。

その時の思い出は、楽しかったというよりも辛いもの。

高山病による頭痛がひどく、頂上に着いたと同時に下山をしました。

下山道のざらざらとした砂地が歩きづらく、同じような道が永遠と続くその道は面白くありませんでした。

 

当時、岡山に住んでいたので大山(だいせん)にも登ることがありましたが、それも楽しいというより体力的にきつかったという思い出が残っています。

10代の頃の僕は、山に登ることはあっても特段に魅力を感じていませんでした。

 

登山部の部長に誘われて奥多摩の山へ

その後、社会人になった上京し、数年経って転職をしてある会社に入りました。

その会社には登山部があり、ある時、登山部の部長に「一緒に山に登りませんか?」と誘われて、僕は誘われるままにOKの返事。

なぜ、誘われたのかははっきりと覚えていませんが、僕が自転車で泊まり旅をしていて話を聞きつけ、アウトドア好きと思われたからだったと思います。

 

その会社には登山部はあったものの、実質的に活動しているのはその部長だけ(笑)

そんな部長に連れて行ってもらった山は、奥多摩の御岳山でした。

 

「動きやすい恰好にスニーカー、リュックを背負って来てください」

とだけ言われ、現地に行きましたが最初の登山で早くも失敗します。

 

登山 = フリース と頭にあった僕は街着のフリースジャケットで行きましたが、道を登り始めると暑すぎてすぐに脱ぎました。

街着のフリースは登山用と違って、防風用にラミネートがされていたんですね。

リュックにしまおうとしましたが、リュックが小さすぎてフリースジャケットが入らず腕に抱えて歩くことに。

フリースジャケットが邪魔でしょうがなかったのを覚えています(笑)

 

御岳山はケーブルカーを使わずに麓から登っていったのですが、すぐに汗だく。

こんなにも登山が汗をかくとは思ってもいませんでした。

 

僕はこの頃、自転車で毎日出勤したいたので体力にある程度の自信があったのですが、初っ端から息も絶え絶えの状態でした。

「登山ってこんなにも辛いのかー、嫌だなー、早く帰りたいなー」と思ったことを覚えています(笑)

そんな僕を見て、部長が貸してくれた一本のストックでとても楽に歩けるようになったことも今でも覚えています。

 


御岳山の巨木に感動。東京にもこんな手付かずの自然があることに驚く

 

普段は寡黙な部長も登山中はおしゃべりで、

「こんなにキツイのに、しゃべれるなんてすごい」と思った反面、「今は苦しいから話しかけないでくれ」とも思いましたね。

 

やっとこさ頂上に着き、お昼ごはんの場所を探してベンチのある気持ちのいい所に落ち着きました。

ふと目をやると、謎の拳法集団らしき人々が刀や拳を振り回していて、「あれは何者だ!」と呆気に取られてことを鮮明に覚えています(笑)

 

山頂で食べたのはカップラーメン。

部長がバーナーでお湯を沸かしてくれました。

外でお湯を沸かすその行為がすごく楽しくて、そして少し肌寒い山の中で食べる温かいカップラーメンがすごく美味しくて感動しました。

 


部長に沸かしたもらったお湯でカップラーメンを食べる

 

普段は何も感じないカップラーメンが、体中にその美味しさが染みわたって、

「カップラーメンおいしー!」となり、そのことが僕に登山の楽しさを教えてくれたきっかけになりました。

 

極めつけはウインナー。

部長がこっそりと持ってきて、焼いてくれたウイナーがこれまた格別でした。

「部長、かっこえー」とも思いましたね(笑)

 

ここまでが僕が覚えている、僕が登山にはまるきっかけとなった御岳山の記憶。

下山のことは、ほとんど覚えていません。

 

その後、夏になると登山用のリュック、登山靴を購入して本格的に登山にはまっていきます。

部長には同じく奥多摩の川苔山や、丹沢の大山や檜洞丸など色々な山に連れて行ってもらいました。

今でも、年に何回か一緒に山に登っています。

 

山に魅了された僕は部長と隔週ぐらいで山に登り始め、登山の道具にもこだわるようになり、ストックにバーナーと登山グッズを買い足していきます。

それから、部長の都合が合わない時は単独で登山をするようにもなりました。

 

初めてのテント泊は南アルプス

登山を本格的に始めて一年が過ぎた頃、テント泊を意識するようになりました。

というもの、僕は神奈川に住んでいるため近隣の奥多摩や丹沢の山には良く登ってはいたものの、日帰り登山ばかり。

その他の山域は手付かずでした。

 

登山の雑誌を見ると、そこに並んでいるのは日本アルプス。

自然と日本アルプスが憧れの山域になっていきました。

「日本における高山地帯の代表格で、多くの登山者が訪れている」と、書かれたそれらの雑誌を見て、どうしても雲の上の高い山に登りたくなっていきました。

 

そして、とうとう連休を利用してある日本アルプスの山でテント泊をすることを決心します。

その目的地は南アルプスの北岳

2泊3日で北岳、間ノ岳、農鳥岳の縦走を計画しました。

 

この山・ルートに決めた理由は単純で、北岳が日本で二番目に高い山だから(笑)

「富士山は登ったことがあるから、日本で次に高い山に登ろう」という、ただそれだけのことでした。

 

モンベルでテントを買って、好日山荘でシュラフにマットを買いそろえました。

グレゴリーのリュックも新調。

前準備が一番楽しいですよね、テント泊って。

 

ヤマケイアルペンガイドの南アルプス編を購入して、何度もルートを読み込んだことを覚えています。

「この時刻のバスこ乗って、このルートから登って、ここでテントを張って…」

と入念に準備をしました。

が、初めてのテント泊は苦くも、思い出深いものになります。

 


北岳への登山口となる広河原

 

バスに揺られて出発地点の広河原に到着し、目の前に広がる野呂川と、その向こう側の大きな山に圧倒されました。

「これからここを登るんだ」

という、不安と期待が入り混じったドキドキした気持ちで道を歩んでいきました。

 

この山行では想定外のことが色々とありましたが、最初の想定外はザックの重さでした。

テント、シュラフと色々な物を詰め込んだ重いザックは、体力をどんどん奪います。

進んでは休み、進んでは休みの連続でかなり苦しかったのを覚えています。

 

 

それでも、今までに見たこののない苔が美しい深い森に感動。

これまで体験したことのない、雄大な自然に魅了されました。

 

登り続けて白根御池小屋に着いた頃には、もうヘロヘロの状態に。

そこで初めてテントを張り、食べたカレーが美味しかったこと!

僕の他にはテントが一張あるだけで、静かな夜を過ごしました。

 


初めて張ったモンベルのテント

 

翌朝は7時半に出発。

今考えれば遅い出発ですね(笑)

ここから小太郎尾根を経由して北岳に向かってのですが、かなりの急登で前日以上に全く前に進めず…

尾根に向かう途中で、「これは登れないんじゃないか」と何度も思いました(笑)

 

それでも、歩き続ければ上に行けるのが登山。

尾根近くなると、いつの間にか雲の上に!

この時の感激は忘れられません。

その時に、「日本アルプスに来たんだ!」と実感できました。

 


小太郎尾根に出ると雲が下に見えた。奥には富士山の姿

 

肩の小屋を通過して、ゴツゴツした岩道を歩いて何とか北岳に到着。

雲上の富士山を見ながらご飯を食べました。

高山から眺める素晴らしい展望に浸りながらも、体力は限界に来ていました。

 

当初は農鳥小屋に泊まる予定でしたがコースタイムを大幅に遅れていたので、急きょ北岳山荘に宿泊先を変更。

山荘の裏にテントを張りました。

予備日を設けていたので、この時点では明日からは予定通りに間ノ岳→農鳥岳を縦走するつもりでした。

しかし、この後にさらなる想定外の出来事が…

 

夜にサラサラという音で目が覚めます。

「何だろう?」

と思ってテントのジッパーを開けると、雪が降っているではありませんか!

 

「まあ、朝には止んでいるだろう」

と呑気に考えていましたが、翌朝、外に出てみると辺り一面は雪景色。

その瞬間に思ったことは、

「俺、死ぬかもしれない」でした(笑)

 


朝起きると雪が積もっていた…

 

その当時、雪山の経験がなかった僕は、

雪山 = 超危険 = 死ぬ でした。

アイゼンなどの冬山の道具は何も持っていなかったので、かなり焦ったのを覚えています。

 

実は、北岳に登ったのは10月の中旬。

南アルプスでは十分に雪が降る可能性がある季節ですが、高山の経験がなかった僕には全くの想定外のことでした。

無知もいいところですね(笑)

 

焦っていた気持ちを落ち着け、取りあえず縦走は取りやめて元来た道を戻ることにしました。

6時過ぎに起床したものの、歩いたら命がないんじゃないかと思っていた僕は、中々出発できずにいました。

それから3時間が経った午前9時前に、天気が良くなったのを見計らって歩き出しました。

 

最初の雪山が北岳になるとは(笑)

歩きだしは生きた心地がしませんでしたが、実際に歩いてみると新雪のため意外と問題なく、逆に楽しんで歩いたのを覚えています。

雪に覆われた北岳が美しかったです。

 

雪山 = 超危険 = 俺かっこいい

みたいな自惚れた感じだったでしょうか(笑)

写真を撮りまくっていました。

 


雪で覆われた北岳山頂とテント泊用に購入したグレゴリーのザック

 

小太郎尾根を下り始めると雪もなくなり、

「生きて帰れるんだ!」とホッとなり、涙が出そうになるぐらい嬉しかったです。

ただ、体力はもう限界を超え、脚はプルプルと震え始めていました。

 

そんな折、巨大なザックを背負った大男が「こんにちは!」と挨拶をしたかと思うと、すてすてと颯爽と下っていったのを見て、「僕もああいう山男になりたい!」と思ったのでした。

バス停の広河原に着いたのは16時前。

そこから先の記憶はありませんが、僕にとって忘れられない初めてのテント泊になったのでした。

 

続く

下山時に足が震える理由&膝を傷めない対策

登山をしていて、下山時に足が震えた経験をしたことはありますか?

僕は登山を始めたばかりの頃は、下山で休憩した時などに、足がプルプルと生まれたての小鹿のように震えることが良くありました(笑)

 

そして、最も苦しい思い出の一つとして、奥多摩の鍋割山の山行があります。

確か、登山を本格的に初めて3回目ぐらいの山行だったと記憶しています。

 

少し登山をして調子に乗った僕はかなりのスピードで下山をしました。

軽い小走りぐらいのスピードです。

一緒に登った登山の先輩の「ちょっと速いんじゃない」との言葉を誉め言葉と勘違いして、そのスピードを維持して下山(笑)

 

地獄は翌日から始まりました。

膝が痛い…

 

膝を痛めたのは人生初めての経験でした。

自転車もこげず、歩くのも苦痛。

それが一ヶ月ぐらい続きました。勿論、登山もできず。

登山の歩き方を心得ていなかった僕には大きな教訓となりました。

 

 

 

そんな僕も登山の経験を増して、登山の歩き方のコツをつかみ、足が震えることも膝を痛めることもなくなりました。

歩き方を覚えたのもそうですが、登山用ストックも上手に使えるようになったことも大きいです。

テント泊のような重たいザックを長いこと背負っても、「足が疲れて歩けない」何てことは今はありません。

 

立山をテント泊ザックを背負って歩く
テント泊でも安定した歩けるようになりました

 

下山時に足が震え、膝を痛める原因

膝を痛めた経験から、登山の体作りについて本を読んで勉強しました。

そして、登山は登りよりも下りが難しく、怪我をするのは下山時が多いことを知りました。

 

さて、ここから本題の「下山時に足が震える理由」についてお話します。

その理由は、下山時に使う脚の筋肉に起因します。

膝を痛める原因も、このことが影響しています。

 

まず、脚の筋肉について説明します。

普段の生活歩行や、自転車などでは太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)を良く使います。

これは膝を曲げる、大腿四頭筋の筋肉が「収縮」する動きです。

登山の登りでもこの筋肉が使われます。

 

「脚を前に出して、次に膝を起点として脚を後ろに曲げる」

この動きです。普段から行っていますね。

 

一方、下り時には同じ大腿四頭筋が使われますが、この場合は筋肉を「伸張」する動きが重要になります。

この動きは、例えば普段の生活で階段を下りる動作などでは、ほとんど意識して使われません。

 

下りる時は、ただ着地しているだけです。

普段の生活でこの動きを意識しなくていいのは、膝への負担が少ないからです。

 

文字で説明しても分かりにくいですよね(笑)

「腕の力こぶ」を想像すると分かりやすいです。

 

登山の下山が難しい理由
収縮の動きは普段から使うため筋肉がつくが、伸張の筋肉の動きは普段は意識して使われないため鍛えにくい

 

スーパーで2リットルのペットボトルをカゴに入れる動作を想像してみましょう。

ペットボトルをつかんで、カゴに引き寄せるために肘を体に引き寄せて曲げますよね(力こぶができます)。

これが筋肉の「収縮」のイメージです。

 

ペットボトルを持って、力こぶができた状態から肘を伸ばしていく。

この動きが「伸張」の動きです。

普段はあまり使わない筋肉の動きですよね。

腕の筋肉に例えるとこうなります。

 

燕岳の頂上

 

登山では荷物が重く、普段の生活ように何も考えずに着地しただけでは膝への負担が大きいです。

そのため、本能的にこの「伸張」する筋肉を使おうとします。

 

ところが、普段使っていない筋肉のため疲労が早い。

そして、下山時に脚がプルプルと震える現象が起こります(もちろん、登り時の疲労が溜まっていることも原因の一つです)。

 

筋肉疲労が進むと、よく転ぶようになります。

疲労を自分では感じていなくても、よく転ぶようになった場合、それは筋肉疲労が進んでいると思ってください。

 

そうすると、次にはこの筋肉を使うことを止めようとします。

伸張の筋肉を使わない着地歩行をするようになると、今度は膝への負担が増します。

登山のように荷物が重く、また段差が大きい道では膝へのダメージは大きくなります。

 

これが下山時に足が震え、また膝を痛める主要因です。

では、対策はどのようにするのがいいのでしょうか?

 

下山時に脚が震えず、膝を痛めないための対策

考えられる対策はいくつかありますが、一つは筋トレのスクワットです。

脚の筋肉を意識して、ゆっくりと体を上下します。

ただ、僕は続きませんでした(笑)

 

下山の筋肉を鍛えるのに一番いいのは、やっぱり登山です。

毎週末に登山をしていると、この筋肉も付いてきます。

 

 

「猫のように歩いて下る」

この歩き方が下山の筋肉を鍛えます。

猫のようにというのは、足音と立てずにということです。

やってみると分かりますが、結構きついです。

 

ただし、みんながみんな週末登山をできるわけではありません。

そこで、対策としては「歩き方を工夫する」ことになります。

 

登りもそうですが、歩き方はジグザク歩行が基本ですね。

膝への負担も少なくなります。

特に大きな段差は気を付けて、ゆっくりと下りましょう。

 


下山時もジグザク歩行を意識する

 

膝を痛めやすい、慢性的に膝を痛めている人は道具を活用しましょう。

下山時に脚の筋肉をサポートするスタンダードな道具は、登山用ストック(トレッキングポール)です。

 

慣れてくると手を使うように操作できて、脚の筋肉の負担を腕や肩へ分散できます。

登山で登りはストックは使わなくても、下山時に使う人が多いのはこのためです。

 

◆関連記事
登山用ストックのベストな選び方&使い方 – 僕が使っているLEKIのストックを交えて説明する

 

道具でもう一つ紹介するのは、サポートタイツです。

これは膝への負担をかなり和らげます。

 

ワコールのCW-Xシリーズは有名です。

登山で使っている人も多いですね。

僕も使っていましたが、締め付けが強力で筋肉をサポートしているのが感じられます。

値段は高いですが、相応の効果が得られます。

 

個人的には、慢性的な膝の痛みに悩まされている場合にはサポートタイツはいいですが、体に何も問題ない場合は付けないことをおススメします。

理由の一つは、その締め付けです。

強力な締め付けは筋肉を効果的にサポートしますが、その分、柔軟な動きがしにくくなります。

ある程度、筋肉の動きが制限されることになります。

 

健康な人がサポートタイツを履くべきでない思う別の理由としては、「筋肉がつかない」からです。

タイツが筋肉をサポートする分、筋肉を鍛える機会を失っていると思っていいです。

 

サポートタイツのデメリットを書きましたが、膝の負担はかなり減りますので、ひざ痛に悩まれている方は購入を検討してもいいでしょう。

一度、店頭で試着して歩いてみると、その強力なサポート機能を実感できるはずです。

 

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登山の歩き方のコツ – 疲れにくい歩き方

登山の歩き方のコツ - 疲れにくい歩き方

 

最初はなぜなのか分かりませんでした。

先ほど挨拶がてら抜き去った、高齢のお年寄りの方が気がついたら前にいる…

また、抜かしたと思ったら休憩中に追いつき追い抜かれ、先に山頂でごはんを食べているではないか(笑)

 

齢は70前後。歩くのはそんなに早くない。

急登でも余裕の笑顔で挨拶。息も切れていないし、全然疲れていないみたいだ…

 

登山を始めたばかりの頃、このような体験をした人は多いのではないでしょうか。

僕もその一人です。

 

 

登山のベテランの方は、山登り歩き方のコツを心得ています。

そのため、登山初心者の体力のある若者よりも、山頂に着くのが早いなんてことは良くあります。

 

そう、山の歩き方にはコツがあります。

それは登山を重ねるごとに体得していくことができます。

 

それでも、ある程度そのコツについて知識があれば、体得のスピードが上がります。

この記事では、「登山の歩き方のコツ」「疲れにくい歩き方」について書いていきます。

 

目次

 

「最初の20分」はゆっくりと自分のペースで歩く

最初の20分は、ゆっくりと自分のペースで歩きましょう。

「ゆっくり」と言うのが肝です。

 

ザックは重いので、普段歩いているスピードで歩き始めると、それはオーバーペースになります。

すぐに疲れて歩くのが嫌になっちゃうでしょう。

 

出だしは、「こんなに遅くていいのか」というぐらいのスピードで20分歩きます。

20分経つと呼吸も安定してきて、歩くリズムができてきます。

体力的に余裕があれば歩くペースを上げていきましょう。

 

初の20分をオーバーペースで歩いちゃうと、呼吸が乱れて歩けなくなります。

歩くリズムも作れず、休憩の回数も増え、焦りも出てきます。

 

金峰山から大弛峠に向かう

 

「最初はゆっくり歩くんだ!」

この意思が大事です。

 

学生の頃の長距離走を思い出してください。

ピストルが鳴って、自分より速い周りのペースに合わせちゃうと、途中で体力的にきつくなって歩いちゃいますよね。

ノロノロ走ってきた後方の人に抜かされます。

 

登山も同じす。

周りの人にどんどん抜かされるかもしれませんが、気にしない気にしない。

自分のペースでゆっくりと最初は歩いてください。

周りに流されて自分のペースで歩けないと、途中でばてちゃいますよ。

 

グループ登山している場合は、オーバーペースだと感じたら、リーダーに歩くスピードを落としてもらいましょう。

結果的にその方が山頂に早く着くでしょう。

 

ジグザク歩行で登り下りする

次は山を歩くテクニックを紹介します。

それは、ジグザク歩行です。

 

下の急な登山道の画像を見てください。

左が疲れる歩き方、右が疲れにくい歩き方になります。

ジグザク歩行で山を登る

 

左の様に一直線に登っていくと疲れます…

一方、右のようにジグザクに登っていくと、疲れにくくなります。

 

これは、使う脚の筋肉に起因します。

左のように急な坂を登るには、「速筋」と呼ばれる筋肉を使います。

速筋は大きな力を生み出しますが、披露しやすく持続力がありません。

 

ジグザクに登ると歩く距離は長くなりますが、坂の傾斜が緩くなります。

傾斜が緩いため、「筋」と呼ばれる筋肉を使うことができます。

遅筋は大きな力を生み出せませんが、疲れにくく持続して筋肉を動かすことができます。

 

陸上競技で言うと、瞬間的なスピードが必要とされる100M走などの短距離走は速筋を使い、長時間を走ることが要求されるマラソンは遅筋を使います。

 

登山は長時間に渡って坂を登り下りすることが求められます。

マラソンと同じように遅筋を上手く使うことで、疲れにくく長い時間を安定して歩くことができます。

 

登山の疲れ肉ジグザク歩行
ジグザク歩行を意識して道を歩こう

 

 

登山道で疲れやすいのが、段差の大きい階段です。

僕が良く行く丹沢の山ではよく見かけます。

 

登山道の整備のために作れている階段ですが、その段差が大きいと速筋を使うために疲れてしまいます。

そんな階段が多い登山道でも、工夫すればジグザク歩行ができます。

下の画像を見て下さい。

階段でジグザク歩行

 

敢えて、階段の端っこを歩くとジグザク歩行ができることがあります。

こういう歩き方をすると、階段が長く続く登山道でも疲れにくく、また筋肉痛にもなりにくいです。

 

ジグザク歩行は、登りだけで使うわけではありません。

下りでもジグザグに歩くことで筋肉への負荷が減ります。

 

下山時に「脚が笑って歩けない」何てことも少なくなります。

また、膝を傷めることも防ぐためにも効果的な歩き方です。

 


下りでもジグザク歩行を意識しよう

 

登山を始めたばかりの頃は、どこでジグザク歩行をするのか、できるのかが分からないと思います。

そんな時は、山慣れした人の後ろを歩かせてもらいましょう。

他人の歩き方を真似するのが、歩き方の上達には役立ちます。

 

個人的におすすめなのは、「高齢で単独の登山者」の歩き方を見ることです。

このような方は、体力が落ちているけれども急な道でも無理なく歩けちゃう、登山道の歩き方をマスターしているベテランの可能性が高いです。

 

そのような方の少し後ろを歩いて、どのような歩き方をしているのか見ると勉強になるでしょう。

 

◆関連記事
下山時に足が震える理由&膝を傷めない対策

 

小さい歩幅で歩く

乾徳山を道満山経由で下山する

 

小さい歩幅で歩くことも、疲れにくい歩き方の基本です。

特に急な登りや下り時には、通常の歩幅で歩くとパワーがいります。

つまり、速筋を使うことになるんです。

 

そんな時、歩幅を小さくして歩いてみてください。

スピードは若干落ちますが、脚の負担が減っていることが感じられます。

 

急な登り下りでは歩幅を小さく、平坦になったら通常の歩幅で歩くように意識しましょう。

小さなことですが、これが長時間歩くコツの一つです。

 

 

お尻の筋肉を意識して使う

ここから3つの上級テクニックを紹介します。

一つ目はお尻の筋肉の使い方について。

 

ジグザグ歩行についての説明で、遅筋を使うと疲れにくいというお話をしました。

お尻の筋肉は遅筋の割合が多いため、上手く使うとより疲れにくくなります。

特に登りに有効です。

 

ただ、このお尻の筋肉を使って歩くというのはなかなか難しい。

最初はそのコツが分からないでしょう。

 

まずは、坂を登っている時にお尻に手を当ててみましょう。

筋肉がどう動いているか感じ取れるはずです。

そうすると、お尻の筋肉を意識して歩けるようになってきます。

 

 

右足と同時に右手を前に出す

これも急な登りに有効なテクニック。

普通に歩くと、右足を出すと左手が前に出ますよね。

急なの登りの場合、右足を前に出す時は時は右手を前に、左足を前に出す時に左手を前に出します。

 

このように歩くことで、体のブレが少なくなり体の疲労が軽減されます。

嘘のような話ですが、実際にやってみるとその効果が分かります。

 

また同じ要領で、右足を出した時にその太ももに右手を置き、右膝を伸ばす時に右手で太ももを押すようにして上体を引き上げるにようにすると、より一層急な登りが楽になります。

 

この歩行方法は、急な道などゆっくり歩く時に使いましょう。

歩行スピードが上がった時にこの歩き方だと、歩くバランスが悪くなり危険です。

 

 

腕組みをして歩く

これはテント泊など、荷物が重い場合に特に有効な方法です。

腕を組むことで上体のブレが少なくなり、ショルダーベルトから肩にかかる負荷を幾分か軽くしてくれます。

 

また、腕を動かさないことで脚の動きに集中できます。

そうすることで、体のブレが少なくなり無駄なパワーがいらなくなります。

これは長時間歩く登山には重要なことです。

 

この歩き方は、転倒時にすぐに手を使えないおそれがあります。

細い危険な道や、急な下り坂では控えましょう。

 

 

下りは脚の筋肉が疲労するため登山用ストックを使う

登山の下りはトレッキングポールを使う

 

最後に登山用ストック(トレッキングポール)についてお話します。

トレッキングポールは勿論、登りでも約に立ちますが、下りではより重要なアイテムになります。

 

登山は下り時に転倒が起こりやすく、また膝を壊す場合もあります。

なぜなら、この下山に使う筋肉は疲労しやすいからです。

なぜ、疲労しやすいかというと、普段の生活でこの筋肉の使い方をほとんどしないからです。

 

そんな時に重宝するのが登山用ストックです。

ストックを上手く使うことで、下山時の筋肉疲労を抑えることができます。

そのことで、転倒や膝を傷めることを防ぐことができます。

 

ただし、ストックは高価なアイテムなので、最初から購入する必要はありません。

膝が悪い場合は、買った方がいいと思いますが…

登山にはまってきて、長距離を歩くことが多くなってきたら購入を検討しましょう。

 

◆関連記事
・登山用ストックのベストな選び方&使い方 – 僕が使っているLEKIのストックを交えて説明する
・登山初心者が知っておきたい10のこと

 

山ごはんの料理道具のベストな選び方

登山の料理道具の選び方

 

登山の楽しみの一つが、山で食べるごはんです。

そして、登山にはまってくると欲しくなるのが山ごはんを作るために必要な「登山用の料理道具」です。

僕も登山を本格的に始めて数カ月後に、料理道具を一式そろえました。

 

山頂で食べる温かいごはんは本当においしいですよね。

この記事では登山でごはんを作るために必要な道具ついて説明し、最後にクッカーで作るごはんについてお話します。

 

登山用のクッカーの選び方
登山の料理道具があれば、ごはんの幅が広がります

 

登山で必要な料理道具

登山で必要な料理道具は次の「6つ」です。

  1. クッカー
  2. バーナー
  3. ガスカートリッジ
  4. ウォーターボトル
  5. ライター
  6. 食器

 

登山で必要な料理道具について

 

これらの道具は一度にそろえる必要はありません。

ウォーターボトルはペットボトルで代用できますし、食器はクッカーから直接ごはんを食べれば必要ないです。

まずはクッカー、バーナー、ガスカートリッジとライターを購入して、その他道具は必要であれば買い足していきましょう。

 

それではここから、道具について一つ一つ説明していきます。

 

クッカー

登山の料理道具 クッカー
小さなパンが付属した典型的なクッカーセット。左が一人用PRIMUS(プリムス) ライテックトレックケトル&パン、右が二人用のクッカーDUG(ダグ) POT-L

 

料理にはお湯が必要です。

クッカーは水を沸騰させてお湯を作ることができます。

また、直接クッカーでお米やパスタを煮込んだり、肉や野菜を炒めて料理を作ることも可能です。

 

クッカーの代表的な素材は、下記の3つです。

  • アルミニウム
  • ステンレス
  • チタン

 

アルミニウムはクッカーに最もよく使われる素材です。

軽くて、熱伝導率も高い特徴がありますが、素材が柔らかくてへこみやすいです。

 

ステンレスはアルミニウムよりも耐久性がありますが重いです。

チタンはこの中では最も高価ですが、とても軽量です。

 

クッカーは小型のパンとセットになっていることがあります。

これは、色々と使い道があります。

 

例えば、大きなクッカーで直接ごはんを食べている間に、この小型パンを使って料理をすることができます。

僕はウインナーを焼いたり、ボイルしたりする時に良く使います。

 

登山食 魚肉ソーセージ
小型のパンで魚肉ソーセージを炒める。ビールと合いますよ

 

別の使い方として、湯を沸かす時に蓋として利用します。

蓋をすれば、短時間でお湯を沸かすことができます。

 

 

形は丸型、四角型、大きさも色々です。

自分の用途にあったクッカーを選びましょう。

 

丸型は最初のクッカーとしておすすめです。

中にガスカートリッジがすっぽり入り、パッキング時にコンパクトに収まります。

 

 

PRIMUS(プリムス) ライテックトレックケトル&パン
PRIMUS(プリムス) ライテックトレックケトル&パン 【食品検査済日本正規品】 P731722

 

DUG(ダグ) POT-L
DUG(ダグ) POT-L DG-0208

 

◆関連記事
・僕がおすすめするクッカー、登山用食器、カトラリー【動画あり】

 

バーナー

登山の料理道具 バーナー

 

バーナーはガスカートリッジとつなぐことで火を付けることができる道具です。

登山用のバーナーは軽くて、コンパクト、火力が強いものを選びましょう。

 

バーナーの種類よって火力には違いがあります。

火力が強いほど、短時間でクッカーを熱し、温めて料理を作ることが可能です。

 

登山の料理道具 バーナー

 

僕が使っているのは、プリムスの「P-153ウルトラバーナー」です。

手に収まる大きさで、火力が強くて、操作も簡単。

風が強い悪条件でも、安定して利用することができています。

 

P-153ウルトラバーナー
高山でも安定したパフォーマンスを発揮するP-153ウルトラバーナー

 

 

PRIMUS(プリムス) P-153 ウルトラバーナー
PRIMUS(プリムス) P-153 ウルトラバーナー

 

◆関連記事
・登山用バーナーの選び方

 

ガスカートリッジ

 

ガスカートリッジには燃料が入っています。

バーナーをガスカートリッジにつなげることで、液体燃料が気化して火を付けることができます。

 

ガスカートリッジは、バーナーのメーカーと同じものを使いましょう。

これはメーカーから推奨されています。

 

メーカーによってガスの出るバルブの形状が違うそうです。

僕はプリムスのバーナーを使っているので、プリムスのガスカートリッジを使っています。

 

PRIMUS(プリムス) GAS CARTRIDGE ハイパワーガス(小) IP-250T [HTRC 2.1]
PRIMUS(プリムス) GAS CARTRIDGE ハイパワーガス(小) IP-250T [HTRC 2.1]

 

ウォーターボトル

登山用ウォーターボトル
左から使った分だけコンパクトになるウォーターキャリー、お湯を入れられる水筒、耐久性に優れたウォーターボトル

 

登山では料理を作るために必要な「水」を持って行くことが多いです。

そして、水を入れるものがウォーターボトル(ウォーターキャリー)です。

ウォーターボトルは料理用の水だけでなく、飲み物の予備を持ち運ぶことも兼ねています。

 

水を運ぶだけなので、ペットボトルでも代用可能です。

コンビニやスーパーなどで一リットルのペットボトルを買えば、それでもいいわけです。

 

登山用のウォーターボトルはいくつか特徴・利点があるので紹介します。

ウォーターキャリーは柔らかな素材で出来ていて、水を使うとコンパクトに折りたためます。

水筒はお湯を入れていけば、短時間でお湯を沸かせます。

ウォーターボトルは耐久性に優れ、水筒としても利用可能。

 

上記はどれも水道の水を入れて持って行けば、水を購入する必要がないので経済的です。

何度も登山に行くのなら、購入して損はしないでしょう。

 

ウォーターキャリーかウォーターボトルか
左がナルゲンのウォーターボトル。目盛りがついていて飲み口が大きい。右はコンパクトになるウォーターキャリー

 

僕がよく使うのは、ナルゲンのウォーターボトル

沸騰した余ったお湯も入れてもへっちゃらですし、丈夫で多少荒く扱っても平気です(笑)

 

登山に必要な水の量

 

一時はウォーターキャリーも使っていましたが、今はナルゲンのボトルばかり使っています。

掃除のしやすさも理由の一つです。

ウォーターキャリーは、内部が掃除しにくいので臭いが付きやすかったり、中に水がたまってカビてダメにしちゃったことがあります。

 

nalgene(ナルゲン) カラーボトル 広口1.0L トライタンボトル グレー 91311
nalgene(ナルゲン) カラーボトル 広口1.0L トライタンボトル グレー 91311

 

◆関連記事
・ウォーターキャリーと水筒について考える

 

ライター

登山用のライターの選び方
左が電子式ライター。右がフリント式

 

バーナーに火を付けるために必要なのがライターです。

バーナーに着火装置が付いていることがありますが、これは電子式がほとんどです。

 

電子式は標高が高い山では着火しにくくなるので、フリント式のライターを持って行きましょう。

こちらの方が明らかに火が付きやすいです。

 

ただし、フリント式は濡れると火が付きにくくなるという欠点があります。

なるべく濡らさないようにして、予備のライターも持って行きましょう。

不安であれば耐水性のマッチを持って行くといいでしょう。

 

登山用の食器

登山用の食器

 

登山のごはん用の食器は、僕は普段あまり使いません。

クッカーで直接食べることが多いからです。

テント泊で連泊し、クッカーを汚したくない場合は食器を持って行きます。

 

一つ持っていたいのが、スプーンとフォークを兼ねたものです。

これがあれば、どのようなごはんでも食べられます。

 

ソル・レオーネ 山ごはん

 

コンビニでごはんを買う場合も、これは必ず持って行きます。

山頂に着いたら、コンビニで買ったごはんに「割りばしやフォークが入っていなかった」というのは山あるあるです(笑)

そんな時の救世主になります。

 

 

MSR スポーク レッド 39908 【日本正規品】
MSR スポーク レッド 39908 【日本正規品】

 

スノーピーク(snow peak) チタン先割れスプーン
スノーピーク(snow peak) チタン先割れスプーン SCT-004

 

 

クッカーで作るごはん

登山用のクッカーの選び方

 

上記の画像は、冒頭で紹介したものです。

クッカーやバーナーがあれば、手軽に料理が作れます。

カレーにシチュー、ウィンナーにパスタ。

缶詰を温めて食べることもできちゃいます!

 

夢が広がりますね(笑)

そんな料理の幅を広げてくれるのが、インスタント食品です。

 

登山食

 

今や、インスタント食品も様々な種類のものがあり、自分の好みにあった料理を手軽に作ることができます。

そんな登山のごはんですが、カロリー欄はきちんと確認しておきましょう。

 

「熱量」とか「エネルギー」と記載されています。

体格にもよりますが、日帰り登山なら一食で500~700kcalあればいいでしょう。

もちろん、別に数百kcal分の行動食を用意する必要があります。

 

特に栄養は考えなくていいです。

一食、二食であれば栄養の心配は必要ありません。

それよりも良く分からないものを持っていて、「ごはんが不味くて食べられない」何てことにならないように、味が分かるものを持って行きましょう。

 

登山食のカロリー・熱量

 

肌寒い山頂では温かい飲み物も最高です!

コーヒーも最高ですよ。

一緒にチョコレートも食べるとなお良しです(笑)

コーヒー飲めない人は、ココアとか粉末スープもおすすめです。

 

 

登山の料理道具を手にすれば、登山の楽しみもまた一つ増えるでしょう。

 

◆関連記事
・僕がおすすめする山ごはん(フリーズドライ・レトルト・缶詰で食事を究める)

雪山テント泊の始め方 – 初心者からの本格入門

僕が本格的に雪山テント泊を始めたのは、登山を始めてから3年ぐらい経ってからでしょうか。

登山を始めてからテント泊をやるようになり、次に雪山に登るようになりました。

 

そうすると、どうしても雪山テント泊に興味が出てきます(笑)

ただ、最初は不安・疑問だらけ。

 

「夜は寒さで凍え死ぬんじゃないのか」

「水はどうするの?凍ちゃうんじゃないの」

最初は本を読んだり、ネットで雪山テント泊のブログを見たりと情報収集に励みました。

 

雪山・冬山テント泊の始め方

 

雪山・冬山のテント泊を始めて色々と失敗もしましたが、今では毎年雪山でテント泊を楽しんでいます!

この記事では、「これから雪山テント泊を始めたい!」という方向けに計画の立て方、必要な道具などを書いていきます。

 

目次

 

雪山テント泊の時期

雪山テント泊の時期は大きく分けて二つあります。

 

一つは降雪が続く厳冬期です。

八ヶ岳で言うと、12月中旬~3月ぐらいまでの期間です。

もう一つは、残雪期と呼ばれる時期4月~5月上旬までです。

 

この二つの時期が雪山テント泊ができるのですが、結構な違いがあります。

残雪期に比べると、厳冬期にテント泊をやっている人は少ないです。

 

大きな理由は寒さです。

夜になると零下10度以下になることも普通にあります。

狭いテントの中で寒さに耐えます。まるで修行状態(笑)

 

寒さで体が思うように動かず、テントを張るのも、ごはんを作るのも一苦労です。

まあ、その辛さがいいんですけど(笑)

 

雪の行者小屋 テント泊
12月末の赤岳へ登るため行者小屋での雪中テント泊。気温は零下15度を下回った

 

雪山テント泊を安全に始めるなら、残雪期がおすすめです。

僕も初めてのテント泊は残雪期の北アルプスの燕岳でした。

 

冬場に比べて天候が安定して、登山している人もたくさんいて安心できます。

気温も高いので、テントを張ってから散策なども楽しめるでしょう。

特にゴールデンウィークの時期は営業している山小屋も多く、雪山テント泊を始めるにはうってつけの時期です。

 

甲武信小屋 テント場
ゴールデンウィークに泊まった奥秩父の甲武信小屋は多くの人で賑わっていた

 

雪山テント泊の計画・心構え

雪山テント泊は、無積雪期のテント泊よりもより慎重に計画を立てましょう。

 

  • 最初の雪山テント泊は一人で行かない方がいいです。経験のある人が隣でいればルート・エスケープルートの設定、ルートファインディングなど力になってくれます。
  • もし、一人で行くのなら人が多い週末や連休を選びましょう。
  • また、山行は快晴の日を選び、悪天候の場合は予定変更・撤退を躊躇なく行うように心に決めましょう。この躊躇ない決断が命の境目になるかもしれません。
  • 大雪の直後は雪崩の危険があるのでやめた方がいいかもしれません。また、トレースが付いていない可能性もあります。
  • 雪山経験者であれば分かっていると思いますが、事前にしっかりと地図を読み込み、頭の中でルートをイメージしておきましょう。また、インターネットで同じルートでテント泊をした人のブログ見て情報を収集しましょう。
  • コースタイムは1.5倍から2倍を見積もって、余裕のある行動を心がけましょう。雪山はザックが重く、また冬場であれば日照時間も短いです。
  • ルート上に道が細いトラバースなど難しいところはないか、雪崩が過去に起こったところはないか確認しましょう。危険が高い場所であれば、別のルートも検討しましょう。先ほども触れましたが、雪山テント泊のザックは重くて小回りがききませんよ。
  • もちろん、山行計画は周囲の人に伝えておきましょう。

 

前三ツ頭の尾根
3月に雪の権現岳を1泊2日のテント泊で登る

 

雪山テント泊の歩き方

ただでさえ重いテント泊のザックは、雪山で泊まるとなるとさらに重くなります(泣)

ザックにはアイゼン、ピッケルが加わり、時にはワカンやスコップが必要です。

シュラフも夏季のものに比べて重くなります。

 

バルトロ65 冬季テント泊

 

歩き方で意識しておきたいのが、アイゼンとストックの使い方です。

アイゼンは早めの装着を心がけましょう。

ザックが重くてバランスが取りづらく、ちょっとよろめいたり、つまづいたりしたら滑る可能性が高まります。

 

ストックも積極的に使いましょう。

これもバランスを保ち、安定性を確保するためです。

また、重いザックを背負って歩く体・脚へのを負担を軽減してくれます。

僕は普段はストックは主に下山時に使いますが、雪山をやる場合は登りでもよく使っています。

 

ザックが重くて歩行のスピードが上がらないからと言って、無理にスピードを上げてはいけません。

汗をかきすぎると、体が冷えます。

特に指先、足先は凍傷のリスクもあるので気を付けたいです。

 

自分のペースで無理なく登るためにも、コースタイムは多めに見積もり、無理のない計画を立てましょう。

 

雪山テント泊の主要な道具

ここでは無積雪期のテント泊、冬山をやっているという前提で書いていきます。

そのような方が新たに購入する必要のある道具についてです。

 

まずは、シュラフについて。

厳冬期のテント泊を考える場合、気温が低いので冬季用のシュラフが必要です。

厳冬期のシュラフは零下20度の寒さにも耐えらるようにダウン・中綿の量が多いです。

 

僕が使っている冬季シュラフは、イスカ(ISUKA)のエア810EXです。

3シーズン用のモンベルのシュラフと比べてダウンの量が2倍で、重さも1キロを超えます。

 

ダウンシュラフ イスカ
イスカ(ISUKA)のエア810EX。最低使用温度は零下25度。冬季シュラフとして定番のアイテム

 

ゴールデンウィークなど厳冬期でない雪山であれば、3シーズン用のシュラフでいいかもしれません。

テントを張る場所の気温と、シュラフの最低使用温度を事前に見比べて調べておきましょう。

 

春の甲武信ヶ岳の雪山テント泊では、モンベルの3シーズン用シュラフで問題ありませんでした。

ただし、ダウンジャケットは厚めのものを持っていき、それを着てシュラフに入りました。

 


春の甲武信岳ではモンベルのスーパースパイラル ダウンハガーを使用

 

厳冬期用のシュラフはとても大きいです。

コンプレッションバッグあると、少しはコンパクトになるのでおすすめです。

 

◆関連記事
登山用シュラフ(寝袋)のベストな選び方 – 僕が使っているモンベル・イスカのシュラフを交えて説明する
・冬季用シュラフで使っているコンプレッションバッグ イスカ(ISUKA) の圧縮収納袋をレビュー

 

 

次にお話しするのは、スリーピングマット。

これは、厳冬期であっても春の雪山であってもエアーマットをおすすめします

 

シュラフの場合は、寒ければダウンジャケットやダウンパンツを着て何とかなるかもしれませんが、スリーピングマットはそれができません。

いくら厳冬期用のダウンを着たって、地面からの冷えには太刀打ちできません。

僕の弟はR値「3.5」のサーマレストのクローズド・セルパッドを春の燕岳で使用しましたが、寒くてほとんど眠れなかったと言っていました。

 

僕が使っているエアーマットは、サーマレストのネオエアー Xサーモです。

R値は「5.7」あります!

春の雪山では、これで寒いと感じたことはありません。

 

ネオエアー Xサーモ
ネオエアー Xサーモはサーマレストのマットの中で一番R値が高いエアマット

 

零下20度近くになる厳冬期にはこのエアーマットにプラスして、クローズドセルのマットを重ねて使っています。

寒さとは無縁ですね。ただ、ザックがかさばります…

 

◆関連記事
・厳冬期にも使える登山マットのサーマレスト「ネオエアー Xサーモ」をレビューする
・登山マットのベストな選び方 – 実際に僕が使っているサーマレストのマットを交えて説明する

 

テントはどうでしょうか?

これは無積雪用のもので問題ないです。

 

無積雪用テントのフライシートの代わりに被せるスノースカートというものがあります。

これがあると温かいのは間違いないのですが、かさばるのと設置が少し手間なので持って行かなくなりました。

 

ザックは積雪期も無積雪期も関係ありません。

荷物の量が増えるので、大きさが問題になるでしょう。

一度、道具をパッキングしてみて新たに購入する必要があるか考えましょう。

 

僕は65リットルを使っていますが、パンパンで余裕はありません(笑)

75リットルあると、安心して使えるのではないでしょうか。

 

 

雪山テント泊で活躍する小道具たち

まずは、ペグについて。

地面に刺してテントを安定させるあれです。

 

雪に刺してもすぐに抜けるので、ペグを十字にして雪に埋め込む方法があります。

また、よくインターネットで目にするのは平べったい竹ペグです。

これもいいかもしれません。

 

僕は竹ペグを作るのが面倒なので、割りばしで十字にして雪に埋めてます(笑)

これでも十分に使えます。

 

雪が深くて風が強い場所だと、ビニール袋を使うこともあります。

ビニール袋に雪を入れて、細引きで留めたら雪の中に埋めます。

 

ちょっと面倒ですが、がっちりとテントが張れます。

雪を掘る小さいスコップがあると便利だと思います。

最悪、クッカーを使って雪を掘ることもできます(笑)

 

 

さて、スコップの話が出たところで、スコップについて

これは、雪山テント泊する人が多い場所では「必要ないことが多い」です。

 

前いた人が整地してるんですよね。

なので、ブーツの底で整えるだけで済んじゃいます。

 

逆に必要なのは、人気(ひとけ)がない、テント場じゃないところにテントを張る時ですね。

後ほど書きますが、厳冬期など山小屋が営業していない時期は、暗黙的にどこにテントを張ってもいいというルールがあります。

そういうところにテントを張る場合は、スコップを使って自分で整地をしなければいけません。

 


 

電池は予備は必ず持って行きましょう。

雪山は電池の消耗が早いです。

カメラ撮影する人も予備電池は多めに。

僕はスマホ・携帯も使わない時は電源を切っておきます。

 

低温だと電池がどんどん減るので、ジャケットの中に入れるといいです。

ジャケットに入れると汗でビショビショになるので、防水でないスマホの場合は防水性の入れ物に入れましょう。

 

 

次は水筒について。

これは、サーモスの山専用ボトルFFX-900がおススメです

 

普通のサーモスの水筒よりも段違いに保温持続性があります!

長い時間が経っても湯気が出ます。

最初使ったらびっくりするでしょう。

 

テルモス 登山水筒
サーモスの山専用ボトル。500ミリリットル、900ミリリットルの2種類のサイズがある。

 

夜にお湯を作ってこれに入れておけば、朝の水作りも楽です。

行動中も温かい飲み物を摂取できるので、心強いです。

 

THERMOS 山専用ボトル ステンレスボトル 0.9L バーガンディー(BGD) FFX-900
THERMOS 山専用ボトル ステンレスボトル 0.9L バーガンディー(BGD) FFX-900

 

 

バーナーのガスは中身の量を確認しておきましょう。

雪山では水が沸騰しにくいので、ガスを結構使います。

雪山の中でなくなったら最悪です。

 

あと、ライターはフリント式のものを。

電子式は最悪付かないです。

予備も持って行きましょう。

マッチがあると、いざというと時に役に立つかもしれません。

 

ビニール袋は多めに持って行きます。

あとで詳しく書きますが、基本的に雪山ではテントの中に靴を入れます。

テント外には基本的に何も置かない方がいいです。

厳冬期だと全部凍ってしまいます。

 

 

小型ナイフも携帯しましょう。

これは、万が一に雪崩や木に積もった雪が落ちるなどして、テントが雪に埋まった時に使います。

ナイフを使ってテントを裂いて脱出します。

就寝時はナイフを衣服のポケットにに入れておきましょう。

 

ビクトリノックスの多機能ナイフ

 

VICTORINOX(ビクトリノックス) クラシックSD
VICTORINOX(ビクトリノックス) クラシックSD BK 保証書付 0.6223.3 【日本正規品】

 

 

小道具の最後に紹介するのは、ダクトテープ。

雪山では外は寒いし、水もなかなか沸かないので、テント内でごはんを作ります。

 

そして、何かの拍子にバーナーの火でエアーマットに穴を開けてしまったら大変です。

ダクトテープがあれば、補修が簡単に済みます。

 

SOL(ソル) ダクトテープ 12080
SOL(ソル) ダクトテープ 12080

 

雪山では寒くて細かい作業ができないので、この「簡単にできる」というのが重要です。

ダクトテープはシュラフやテント、何でも破損したら応急処置できます。

 

雪山テント泊の服装

インサレーションウェアの選び方

 

厳冬期の場合、厚手のダウンジャケットやダウンパンツを用意しましょう。

寒がりの人はダウンシューズもあると、夜の冷え対策になります。

 

ダウンなどのインサレーションウェアは、寒い夜を越えるためだけのものではありません。

テント設営・撤収時にはダウンウェアがないと、体が凍えて動かなくなります。

また、体が温まっていない歩き始めにダウンを着ることもあります。

 

◆関連記事
無積雪期・積雪期テント泊登山の服装 – 防寒着と寝間着の必要性について

 

 

雪山のテント設営と注意すべきこと

前提知識として知っておきたいのは次のことです。

  1. 山小屋が冬季休業であればそこのテント場は無料
  2. 積雪期であればどこにテントを張っても良い

 

1については、山小屋のホームページを見れば営業しているかどうか分かります。

厳冬期には営業していない山小屋が多く、ゴールデンウィーク頃から多くの山小屋が開き始めます。

また、週末だけ営業している小屋もあったりします。

 

2については厳格なルールがあるわけではなく、暗黙的なものです。

人の多い雪山で、登山道近くにテントを張るのは止めた方がいいでしょう。

また、雪が積もっていても丹沢など元々テント泊を禁止している山域では、このルールは当てはまりません。

 

前三ツ頭にテントを張る
雪の権現岳でテント場でない山中でテント泊をした

 

 

さて、テントを設営する安全な場所についてお話します。

無積雪期では増水や落石を考慮し、川の近くや崖下にテントは張りませんね。

 

積雪期の条件にプラスして、雪崩が起きそうな場所、雪が積もった木の下にテントを張るのは止めましょう。

雪崩が起きそうな場所については、本を読むなどして勉強しましょう。

雪崩の種類や仕組み、雪崩が起きやすい地形やその見極め方が書かれています。

 

下記の本は写真だけでなく、絵が豊富でおすすめです。

雪崩の種類や仕組み、雪崩が起きやすい地形やその見極め方が書かれています。

 

雪崩リスク軽減の手引き―山岳ユーザーのための

雪崩リスク軽減の手引き―山岳ユーザーのための

 

雪が積もった木の下は、雪が落ちてきた時にテントがつぶされる可能性があるからです。

場所を見極めてテントを張りましょう。

 

 

テント設営は素早く行いましょう。

夏山と比べると気温が低いため、短時間で行わないと体が冷えて動きにくくなります。

体を冷やさないために、ダウンウェア、手袋を付けて作業しましょう。

手袋が汗で濡れている場合は、指が冷えて動かなくなるので新しいものに替えて作業をします。

 

テント内での過ごし方

荷物をテント内に入る時は、雪を入れないように注意しましょう。

できるだけ丁寧に、雪を払い落とします。

雪がテント内で解けると凍りつきます。

 

雪山テント泊ではすべてのものをテント内に入れましょう。

登山靴も例外ではありません。

ビニール袋に登山靴を入れて、寝袋の中に入れましょう。

 

 

登山靴は汗で中が濡れています。

凍ってしまうと、翌朝に足が入らなくなります。

他にも水など凍ってはいけないものは、寝袋の中に入れましょう。

 

厳冬期で山小屋が閉まっている場合は、水を作る必要があります。

テントの周りで綺麗な雪を大き目のビニール袋いっぱいに集めましょう。

あとはクッカーに少量の水を沸騰させて、雪を加えていきます。

翌日に必要な分まで作成しておきましょう。

 

 

厳冬期など外が寒い場合は、テント内でごはんを作ります。

しっかりと換気をしながら、クッカーで料理を作りましょう。

テント内でも氷点下になるので、鍋物などクッカーで煮込んで作れる食べ物がおすすめです。

 

雪山テント泊のごはんの取り方

 

厳冬期は寝袋の中が快適で、ごはんを作ることが少し面倒になります(笑)

それでもしっかりと、ごはんを食べましょう。

 

冬はカロリーの消費が激しいです。

お腹いっぱい食べないと、翌日の行動に支障が出ます。

 

 

寒い夜でもぐっすりと眠るために

先ほど、登山靴を寝袋に入れるお話をしました。

加えて、靴下、ベースレイヤー、手袋を寝袋に入れちゃいましょう。

 

これらも汗で湿っていると、気温が下がると体が冷える原因になります。

新しいものに交換しましょう。

靴下など寝袋に入れておくと、翌朝にはある程度乾きます。

テント内で細引きなどで吊るすと凍るので止めましょう。

 

冷え性の人は湯たんぽを持って行くのもいいです。

ナルゲンのウォーターボトルであれば、お湯も入れれるので湯たんぽとしても使えます。

寒さに不安のある人は、ホッカイロも役に立つでしょう。

 

 

 

テントの撤収&家に帰ったら

テントの撤収も設営と同じく、素早く行いましょう。

寒い場合は防寒着を忘れずに。

 

厳冬期の場合に困るのが、テントが収納袋に入らないこと。

テントに付着した水分が凍ると、いつものように小さくまとまりません。

僕はいつも大き目のビニール袋を用意して、それに入れちゃいます。

 

 

冬季テント泊では、雪のためにテント、寝袋に多くの水分を含んでいます。

家についたら、すぐに乾かしましょう。

 

また、その他の道具も雨のテント泊のように、結構湿っていることがあります。

かびないように、ザックから取り出して乾かしておきましょう。

 

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2018年パタゴニア冬のセール・ファイナルセールの案内が来ました!

  • パタゴニアの冬のセールの案内が来ましたよ!

いよいよ来週からです!

 

まずは、20~30%オフのセールが来週から始まります。

直営店:2/8(木)~2/12(月)

オンラインショップ:2/8(木)~2/14(水)

 

そして、今回はファイナルセールはオンラインショップ限定とのこと。

ファイナルセール(オンラインショップ限定):2/15(木)~2/21(水)

 

直営店はたったの5日間しかセールが行われないですね。

かなり混雑しそうですし、人気のアイテムはすぐになくなりそう…

店舗に行くなら、初日に行った方が良さそうです。

 

パタゴニア公式オンラインショップ>>
パタゴニア

 

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