三ツ峠縦走でグレゴリー スタウト35を使ったのでレビューする

    日帰り用ザックとして、ズールと迷った末にグレゴリー(GREGORY) スタウト35を購入しました。
    ちなみに女性の場合はアンバーシリーズとなります。グレゴリーは同じザックでも男性と女性でシリーズ名が変わります。
    先日、このザックを背負って本社ヶ丸経由で三ツ峠を登山してきたので、実際に使ってみた分かった長所や短所、その背負い心地についてレビューしたいと思います(その後、日帰り登山で活躍中です)。
    スタウト35
    三ツ峠で初めて使用したグレゴリーのスタウト35
    グレゴリースタウト35 滝子山
    南大菩薩の滝子山で撮影
    グレゴリー スタウト35 丹沢の大山
    現在は丹沢などの日帰り登山で活躍中です

    目次

    背負い心地について

    まずはザックの背負い心地について話したいと思います。
    僕がこのザックを選んだ理由はヒップベルトがしっかりした作りで、背負い心地が良さそうだったからです。
    実際に使ってみて、その背負い心地は素晴らしかったです
     
    このザックは、トレイルフレックス・サスペンションという、軽くて強くて安定性に優れたフレーム機能を使用しているそうです。

    パックの荷重をダイレクトに腰部へと伝え、一方でカーブをつけたアジャスタブルなトレイルフィット・ヒップベルトと、同ショルダーハーネスのストラップが理想的なフィット感の実現、維持を促します

    サイトにこのように書かれている通り、フィット感は思った通り良かったですね。
     
    あと、このヒップベルトは調節機能があって、自分に合った長さにベルトを調節してさらにフィット感を高めることができます。
    背負い心地といえばもう一つはショルダーベルトが重要ですが、分厚くてクッション性がある作りになっています。
    背負っていて肩が痛くなることはなったです。
    グレゴリー スタウト35
    しっかりとした作りの腰回り
    グレゴリー スタウト35 ヒップベルト
    ヒップベルトが分厚く、フィット感を高めてくれます
    スタウト35 ヒップベルト調節機能
    ヒップベルトは調節可能となっています
    グレゴリー スタウト35 ヒップベルト
    横から見るとヒップベルトのホールド感が分かります
    スタウト35 ショルダーベルト
    ショルダーベルトも厚みがあってクッション性があります

    長所について

    さて、ここからは細かい機能について、長所と短所に分けて見ていきたいと思います
    まずは長所から!
     
    上でヒップベルトとショルダーベルトの素晴らしさについては書きましたので、その他について書いていきます。
    まずは、ヒップベルトについているポケットが大きいことですね。
    テント泊で使うバルトロよりでかいです(笑)
     
    この部分のポケットには行動食などすぐに取り出したいものを入れることが多いと思いますが、このザックはかなりの量が入ります。
    バルトロの2倍は入りますので、通常のザックの2倍ぐらいの大きさがあると思います。​
     
    スタウト35 ポケット
    グレゴリースタウト35 南八ヶ岳で使用
     
    続いてはザック下部のポケットですね。
    これはザックの内部に直接アクセスするためのもので、物を入れるものではないです。
    テント泊のザックではよく見かけますが、この大きさのものでもこの機能は役立ちます。
    パッキングする時は軽いものを下に入れますが、特に冬場はダウンをここに入れることが多いので便利です。
    スタウト35 下ポケット

    短所について

    これは完全な短所ではありませんがサイドポケットについてです。
    かなり深いんですよね。飲み物を取り出したり、入れたりしにくいです。
    ただ、使っている内に分かったのですが、かなりポケットに幅があり、また高さもあるので結構物が入ります。
    使い方を考えれば便利かもしれません。
    グレゴリー スタウト35 サイドポケット
    0.5リットルのテルモスの水筒を入れたところ
     
    あと、天蓋部分
    天蓋と本体をつないでいる部分がくっついて調節できません。
    なので、物がいっぱい入っていると、天蓋と本体の間にものを挟んむことができません。
    ですので、あふれた荷物は、天蓋の上やザックの背面に縛ることになります。
    天蓋部分の内側のポケットも小さいですね。あれはあまり使えません。
    スタウト35 天蓋部分
    グレゴリースタウト35 天蓋部分
    天蓋の内側のポケット。もう少し大きく作ってほしかった…

    その他機能について紹介

    ここからはその他の上記で書けなかった機能を紹介していきます。
    まずは、天蓋部分と背面についてには紐を通すための機能がついています。
    荷物がいっぱいの場合は、衣料などはここに縛ることができます。
    スタウト35 天蓋
    天蓋にフリースを縛ったスタウト35
    天蓋にフリースを縛った状態@清八峠
     
    背面ポケット部分には小さなポケットがあって、その中にレインカバーがついています。標準装備です。
    14_20161130_gregory-stout
    スタウト35 レインカバー
    レインカバーは灰色です。グレゴリーのロゴマークが入っています。
     
    天蓋のポケットは普通の大きさですかね。鍵とか重要なものが落ちないようにストッパーが付いています。
    また、ストックを留める機能としてゴム紐が付いています。
    グレゴリースタウト35 天蓋の外側ポケット
    天蓋のポケット
    11_20161130_gregory-stout
    ピッケルやストックを留めるゴム紐部分
     
    ザックの中は一室でシンプルな作りです。
    ハイドレーションシステムとかウォーターキャリーを入れるポケットは付いています。
    ザックのチェストベルトはスライドが可能で、自分の好み位置に調節できます。
    01_20161130_gregory-stout
    グレゴリースタウト35 チェスターベルト
    三ツ沢峠の登山後、丹沢などの日帰り登山を中心に活躍しています!
     

    グレゴリースタウト 2017年モデル

    2017年モデルが出ましたね。
    基本的な構造はあまり変わっていませんが、よりシュッとしたデザインになりましたね。
    サイドポケットはこちらの方が使い良さそうです。
    [グレゴリー] GREGORY スタウト35 コールグレー ワンサイズ 778375588
    [グレゴリー] GREGORY スタウト35 コールグレー ワンサイズ 778375588

     
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    日帰りからテント泊、雪山を愛する山男

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    2件のフィードバック

    1. 匿名 より:

      容量はいかかでしょうか?
      一週間ほどの海外バックパックに使用したいと思っています。

      • ta-da より:

        コメントありがとうございます!

        容量ですが荷物を切り詰めて、洋服を3日分しか持たないとすれば35リットルでいけると思います。

        ただ、現地でお土産など何か買うとか、大きなカメラを持って行くとかそういうことがあればワンサイズ上の45リットル(スタウト45)がいいと思います。
         

        どうしても35リットルがいい場合は、縛り紐やゴム紐を持って行くことをおススメします。

        スタウト35は天蓋と背面に荷物を縛れますので、結構荷物を詰めると思います。

        一週間のバックパックやるんですね。羨ましい!

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