登山で使っている腕時計「プロトレック・マナスル」の魅力を語る
僕にとって腕時計、カシオの「プロトレック」は登山に欠かせないアイテム。
夏の登山、雪山、テント泊といつでも付けています。
「方位」、「高度(標高)」、「気圧」がボタンぽちっと簡単に計測できるのが素敵です。
予めルートの概要を頭に入れておけば、歩きながらにして、
- 現在地はどのあたりか、ゴールまでどれぐらいか
- 歩行スピードは想定通りか
- 歩く方向は間違ってなさそうか
- これから天気は悪くなりそうか、良くなりそうか
何てことを考えることができるわけです。
さて本題に入りますが、「プロレック」はタイプがいくつかあり、クライマーラインというのが登山向きという位置づけです。
そして、そのクライマーラインの中でも最上位機種とされているのが「マナスル」です。
プロトレック・マナスルとは
アナログとデジタルが融合したモデル。標高、気圧はデジタル部分で表示される
最初に購入したマナスル。デジタルに特化したモデル
元々、プロトレックにマナスルと言うラインはありませんでした。
1994年に発売が開始されたATC-1100が初のプロトレックのモデルです。
開発担当者が山岳会に入り、自ら登山の現場で時計を使用することで改良が重ねられてきました。
プロトレックの開発過程は、こちらの記事で詳しく書かれています。
>>『カシオのアウトドアウオッチ「PRO TREK」、20年の進化を紐解く』
記事を見ると、きちんとユーザーからのフィードバックに耳を傾けているのも分かります。
「マナスル」ブランドの誕生は2009年。
登山家でプロトレックの開発アドバイザーである竹内洋岳さんが、マナスル(標高8,163 m)登頂時のフィードバックを得て開発された製品がそれです。
開発者の情熱が「登山でちゃんと使える」プロトレック、そしてマナスルをヒット商品にしているんですね。
開発秘話を見ると、実際に登山をする身としても、その熱い思いが伝わってきます。
マナスルと他のプロトレックの違い
プロトレックの中で「マナスル」は最上位モデルの位置づけですが、下位モデルとの違いは何でしょうか。
実際、比較してみると下位モデルとの機能の違いはほとんどありません。
下位モデルでも「方位」、「高度」、「気圧」という基本的な指標は計測できます。
それに、センサーだって上位モデルの性能と変わりません。
主な違いは素材や各パーツの精巧さ、緻密さです。
機能ではなく、物として時計の美しさに違いがあります。
販売された年・モデルによって違いますが、高級仕様となっているのは次にようなものです。
- チタン製のベゼルや裏ぶた、ベルト
- ザラツ研磨
- サファイアガラス風防
下記に僕が持っているマナスルの画像をいくつか紹介します。
普段使いとしても使っています。
大きめサイズの時計でインパクトがあり、その点も気に入っています。
登山で使っているので、表面には傷がついちゃいます。
山の勲章ってやつですかね(笑)
ロレックスなどの高級時計なら傷がつくことはショックですが、プロトレック・マナスルなら愛着が湧いてくるものです。
[カシオ] 腕時計 プロトレック MANASLU 電波ソーラー PRX-8000T-7BJF シルバー